「身禊祓」の文中における底→

分類1-5
質問「身禊祓」の文中における底→中→上にかけての階級や階層にそって神様の名を唱えるわけでありますが、例えば上津玉積の神、上筒男の命の場合、‘神’より‘命’の方が上の階層(位)になるのでしょうか?ご説明をお願いします。
回答神と命で分けるとすれば、上部に掲載しました図のような形になります。 上津玉積神の詞を前面から発し、背面に回って上筒男命となるようなイメージです。 続いて、中・・・神、命、そして底・・・神、命となります。 神と命は前後の関係ということになりますね。
回答講師櫻井慎也

第5講義をありがとうございました

分類1-5
質問第5講義をありがとうございました。 素朴な疑問で恐縮ですが、これまで神社に参拝するときは、一般の作法でやっていましたが(むしろさっと済ます感じでしたね)、今後お参りするときに祓詞は唱えても良いのでしょうか。大きな声では恥ずかしいし、後ろに待っている人がいれば迷惑でしょうから心の中で唱える感じだと思いますが、意義があるならやってみたいと思います。 今後お作法などで学ぶのかもしれませんが、気になったのでうかがった次第です。 よろしくお願いいたします。
回答そうですね。どうぞおやり下さい。 意義ということで言いますと、 1、その社にお参りに来られる方々の幸せの為に祈るのが白川流です。 2、自分自身ということでしたら、皆の為に祈れるような自己になります、という決意表明を祈りとすることになりましょう。
回答講師櫻井慎也

大祓における天津罪と国津罪の線引き

分類1-5
質問大祓における天津罪と国津罪の線引きというか、どういうジャンル分けでそれぞれの罪が天津罪と国津罪に分けられたのか今一歩理解が難しいです。このあたり、この罪が天津罪で、この罪が国津罪、というジャンル分けの定義になるような概念があるのでしょうか?
回答天津罪、国津罪に関しては、祓詞に記載されている通りの分け方として伝えられてきました。 岡田米夫先生の著書「大祓詞の心 大祓詞の解釈と信仰」等を参考にして頂ければと思います。
回答講師櫻井慎也

奏上時、最初の三種祓と最後の三種祓

分類1-5
質問奏上時、最初の三種祓と最後の三種祓は抑揚というか、音程に差がありますが、そのあたりはどのような意味があるとお考えですか?
回答音程に差をつけるのは、終わりの合図のような意味があろうかと思います。 実践の中でそのように伝わってきております。
回答講師櫻井慎也

身禊祓の底中上の部分ですが、底中が

分類1-5
質問身禊祓の底中上の部分ですが、底中がワダツミなのに対し上のみタマツミとしていることについて、どのような見解、お考えがありますか?
回答底・中・上の「上」に関しては、特に頭(あたま)を意識した祓いの働きを司る神であります。 底・中・上、そして神・命の働きが、祓詞を奏上する人のどの部位に対応しているかを示すかは上部に掲載しています画像をご参照ください。
回答講師櫻井慎也

縦軸についてはなんとなく分からな

分類1-5
質問縦軸についてはなんとなく分からないではないのですが、横軸について神と命との分類がなされています。ここにはどのような違いがあるのでしょうか。
回答底・中・上、そして神・命の働きが、祓詞を奏上する人のどの部位に対応しているかを示すかは上部に掲載しました図をご参照ください。
回答講師櫻井慎也

身禊祓において、お祓いの内容は

分類1-5
質問身禊祓において、お祓いの内容は伊邪那岐命の身禊の際に生まれた神々に穢を祓っていただけるようにお伺いを立てているとの理解でいいのでしょうか。
回答意味としては、そのようになります。 言霊としましては、祓いに関わる神々の名を奏上することで、その神の働きが発動することになります。
回答講師櫻井慎也

身禊祓において「祓戸」との表現が

分類1-5
質問身禊祓において「祓戸」との表現が出てきますが、これは何を意味するのでしょうか。また、このお祓いの内容は伊邪那岐命の身禊の際に生まれた神々に穢を祓っていただけるようにお伺いを立てているとの理解でいいのでしょうか。縦軸についてはなんとなく分からないではないのですが、横軸について神と命との分類がなされています。ここにはどのような違いがあるのでしょうか。
回答祓戸(祓所・祓殿)とは、神道事典によれば、祓いを行う場所のこと、と記載されております。祓戸四柱神とは、瀬織津比咩、速開都比売、気吹土主、速佐須良比咩です。
回答講師櫻井慎也