明治時代より、白川伯王家の祝の

分類1-4
質問明治時代より、白川伯王家の祝の神事が天皇家で行われていないとのことですが、そのあたりの事を詳しく、お教え頂けないでしょうか。
回答白川伯王家の秘伝とされる祝の神事の作法は、白川伯王家が、皇太子に授けたとされる神事で、この作法を行うことで、天皇が国体と一体となり、神人合一の状態となって国を治めることができるようになるとされています。白川神祇伯は、明治4年の明治天皇即位の大嘗祭に列席しておりますが、明治天皇は皇太子の時に高濱清七郎先生から祝の神事を受けたと伺っています。祝の神事は、本来、皇太子のみが授かるもので、民間のものが授かるものはありません。民間で同じ行を行う場合は、単に御修行と言います。
回答講師七沢賢治