「言挙げしない」とは「たとえば

分類2-7
質問「言挙げしない」とは「たとえば相手が防衛本能から嘘をついていても、批判するのではなく、実相を正しく見ようとした時、必要なのは言葉ではなく和のエネルギーだから」というように捉えておりますが、そんな捉え方でよいのでしょうか?
回答「言挙げせず」というのは、何か不平や不満があったり、自分に非があることがあっても、文句を言ったり、言い訳したり、しないといった意味、さらに、神道の真の教えのように、言葉だけでは決してわからないもの、心身で感じて初めてわかるものを、言葉で説明し、その言葉にとらわれてしまうのを防ぐといった意味があるように感じます。ですので、まさに、言葉だけではなく、感じることによって真理がわかるということです。そのことは、言葉と体感が合わさったところにある言霊の力を知ることによって掴めるものかもしれません。
回答講師七沢久子