大祓について質問です。まず、

分類1-5
質問大祓について質問です。まず、天津罪について、七沢智樹講師はこれが田畑に対する罪ではなく、意識の階層についてのことを比喩していると説明されておられたように思います(不確かですみません)。これが白川学館での共通理解であれば、その具体的な内容についてそれぞれの罪がどのようなことを意味するのか教えていただきたいです。理解が複数あるとのことであれば、智樹講師からご回答いただけると幸いです。
回答五階層における、オミとタミの階層の違いから説明をさせて頂きます。 オミは、カミとキミを繋ぐ役割を担っております。言ってみれば、カミ、キミ、オミは精神世界、意識世界、抽象世界でのやりとりや働きがけをしているということになります。その中身は、白川においては公家の作法として残されております。オミとしての階層で天津罪を捉えた場合、当然、意識世界における説明となります。 一方、タミは物質世界、具象世界に特化した働きを担っております。二つに大きく分けるとすると、公家に対して、武家の作法とでも言えるような世界となりましょう。したがって、タミとしての階層で天津罪を捉えた場合は、より物質的な説明になります。 白川は、五階層(カミーキミーオミータミーイミ)において、カミとキミを繋ぐ役割を担うと同時に、キミとタミを繋ぐ役割も担っております。 従いまして、白川学館では一つの物事に対して、最低でも二つの説明(抽象世界と具象世界)を持ち合わせていることになります。
回答講師櫻井慎也