言霊百神の最初の五十神を五十音

分類1-10
質問言霊百神の最初の五十神を五十音、残りの五十神はその五十音の運用の仕方を示す神との事ですが日本語を話しているだけでも神の音を放っていると思いますが、同じ日本語でもその人の放つエネルギーによって人を傷つけてしまう事もあるかと思います。古事記を理解する事でより日本語の本来の持つエネルギーから話す事が出来る様になるという理解で宜しいのでしょうか?
回答古事記の本来の解釈は、言霊百神による言霊の働きを表わします。さらには、日本語の真義としては、古事記を通じての言霊のみに限らず、今後学んでいく白川のおみち、鎮魂、言霊を通じて、本来の日本語の備える階層化・網羅化・統合化の働きに気づき自覚することがポイントになります。さらには、新入門講義で学ぶ意識の五階層のあり方から、日本語の本来のあり方を認識することもできます。その上で日本語の特徴の一つとして、他者の話や考えに耳を傾け受け入れるゆとり、相手を思いやり、同時に自らを客観視する、和する言語としての特質も備わっていることを自ら再認識することになるのだと思います。
回答講師斉藤亘弘