「人が本来神である」とはどういう

分類1-6
質問「人が本来神である」とはどういうことなのでしょうか。神とはその力が発動するものであるとのことであれば、人が神であるとはどう理解すればいいのでしょうか。それぞれ様々な働きを持つ神々と一体化することでそのご加勢を受けるというのはわかるのですが、それと自分が神であることとの関係はどうなるのですか?神と一体となっていないときの私も神なのであれば、自分自身も何らかの働きということになるかと思います。それとも、様々な神と一体となれる存在であることを「神」と表現しているのでしょうか。
回答「自分自身も何らかの働き」ということです。そのことは、自分自身の生きる使命であり意志を実現していく中で見えてきます。その使命であり意志は、日々の祓いと鎮魂を継続する中で見えてきます。淡々と祓いを継続してください。
回答講師七沢智樹

自分の産土神の名前を知りません

分類1-6
質問自分の産土神の名前を知りませんが、大丈夫でしょうか?
回答産土神は自身の生まれた場所の神の働きのことですが、それは空間のみに限定されるものです。よって白川学館で学ぶ神の働きとは異なるものとなります。 このことを明確にした上で、既存の概念にある産土神については、一応知っておいても問題はないと思います。
回答講師斉藤亘弘

C-1の講義の中で、アプリオリ

分類1-6
質問C-1の講義の中で、アプリオリというのがありましたが、これは、五階層の概念そのものを指しておっしゃっていたと思ったのですが、それでよろしいでしょうか。
回答アプリオリとして神や霊、魂の階層性と構造があります。正確には、五階層でも九階層でも三階層でも数は幾つでもいいのですが、宇宙は予め階層構造を持っているということです。
回答講師七沢智樹

戦後、神道の本当の教えは封印さ

分類1-6
質問戦後、神道の本当の教えは封印されました。とありましたが、本当の教えと言うのは惟神の教えということですか?また神道の教えを掲げて戦争を行ったために神道の教えが戦争の原因とみなされてしまった。とありましたが、神道の教えを掲げて戦争を行ったという神道の教えとはどんな教えのことなんでしょうか?
回答神道の本当の教えは惟神、産霊、言霊、宇宙創造等などなどです。戦争は、それを人々を支配する道具として使い、政治的に書き換え国家神道として使ったのです。
回答講師七沢智樹

産霊幸倍神は、一人に一柱の神が

分類1-6
質問産霊幸倍神は、一人に一柱の神がいますでしょうか?もしくは、一柱の神の働きが、全ての人類、もしくは森羅万象の結びを取り仕切っているようなイメージでしょうか?
回答神の働きとは、取り仕切る、あるいは支配するというような一神教的な在り方ではないということ、そして一柱の神がいるという意味が人格神的な存在を表わすことではないということを確認させていただきます。その上で神の働きとは、中今という瞬間に自らの宇宙創造意志により自在に創造現実化していくことでもあり、それが産土幸倍神の働きでもあります。
回答講師斉藤亘弘

産霊幸倍神は、人が生きている

分類1-6
質問 産霊幸倍神は、人が生きている間、常に一瞬も怠ることなくその働きを意識的に維持している、意識体でしょうか?
回答無数にある自己の意識体を鎮め統合しながらも活性化していくという循環の働きがあります。その働きは、宇宙創造の意志が自らにあるからこそ常に発動していくものです。 つまり、創造・維持・帰趨という本来の循環は、自分自身が自覚することで常に存在していることになります。 言い換えると、想念なども含まれる、自己の無数の拡散した意識体を鎮魂して統合することで、意識の最小単位であるところの本来の意志を自覚して、自らが宇宙を創造していくことが神の働きとも言えるでしょう。
回答講師斉藤亘弘

自己内面における主体と客体の一

分類1-6
質問自己内面における主体と客体の一致とはどういうことかできればもうすこし噛み砕いていただければとおもいます。
回答今この瞬間に立ち戻る意識を自己内面で確認することでもあります。過去や未来に気持ちをつい置いたままの状態にしがちな主観的な気持ちは、今この瞬間の自分に立ち返る意識を持つことで、客観的な気持ちも同時に持つことにも繋がります。つまり自己内面における自意識からの偏りを修正することにもなります。そしてそれは祓詞を唱えている時には「祓詞を唱えている自分」と、祓詞を唱えている自分を「外から聴いている自分」が同時に調和しながら存在していることを、自己内面における主体と客体の一致と表現させていただきました。
回答講師斉藤亘弘