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第８回「白川伯王家の神観、霊魂観」

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霊は祓うもの…五霊を祓うことは可能で

分類1-8
質問霊は祓うもの…五霊を祓うことは可能でしょうか？仮に祓ったとしても、創造の流れが断たれて宇宙が終わることになりそうなので、創造されていない中今が在る（無い？）状態、その人の宇宙ではフトマニの混沌とした状態になるという理解でよろしいでしょうか？
回答五霊は祓うものではなく、霊を祓うと発動する働きです。ゼロポイントにある働きといえます。
回答講師七沢智樹

『祓い＝祓われる』、祓われること

分類1-8
質問『祓い＝祓われる』、祓われることで魂の活性化を図るとの説明をされていましたが、「祓い」と「鎮魂」（魂の活性化とは「鎮魂」という理解でいいのでしょうか）とはどのような関係にあるのでしょうか。ロゴソロジー研究会等の説明では、両者は区別されたもののように認識していたのですが、祓われる→鎮魂ということであれば、祓い（祝詞の奏上）により鎮魂が成るということに成るかと思われます。両者の関係についてご説明いただきたいです。
回答「祓い」と「鎮魂」の概念についてですが、それぞれに概念的には区分がなされながらも実態的には(5次元以降の非概念の世界では)同時共時に結び繋がっているというのが、一つの説明の仕方になると思います。つまり、以下のプロセスの各概念説明知があるとします。初めに祓い祓われることで空になり鎮魂もされて(して)、鎮魂された(した)ことで中今(空)から言霊が発振されて(して)、それが祈りとなり事が現実化し、再び祓い祓われて空に帰趨するという循環創造プロセスとしての各概念説明知です。しかも実際には、中今(空)という時空を超えた媒介次元(5次元以上)を通じるので、いずれの概念は非概念としての同時共時の実態的な働きになります。一方で、このような循環創造プロセスの概念区分的な説明知からすると、「祓い」があるから「鎮魂」もあるとも言えるでしょう。その意味では、「祓い」という言葉の概念は、その他の概念を階層化・網羅化・統合化しているという概念の位置付けになるとも表現できるでしょう。さらには、「鎮魂」は中今(空)を通じることで五魂の統合化と活性化を同時に備えていることにもなり、神の働きを迎える前提にもなります。なお、「鎮魂」についての詳細は、第六種神拝作法を正式に伝授される時に理論の説明が行われます。
回答講師斉藤亘弘

階層性についての質問です。おそ

分類1-8
質問階層性についての質問です。おそらく、まだきちんと理解していない段階の質問であることを前提にお聞きします。宇宙に階層性があり、人が神であるとすると、今人間界にある階層、例えば昔の日本の士農工商、インドのカースト制度や諸々の身分制度などは、ここでお話しされる「階層性」がもともとあることと関係はないのでしょうか。階層という言葉の捉え方による疑問なのかもしれませんが。テキストのC-3では、階層は循環するもの、循環が設定されない限り、いつか破綻するとあります。人間が作る階層は、循環しないから階層（制度）なのであり、実際あらゆるところで機能しています。これは階層が先天であるから、人の考えの中に現れたのでしょうか。
回答仰るとおりです。日本古来のの社会階層を「カミ、キミ、オミ、タミ、イミ」で捉えることも可能で、そうすると、五階層と符合します。その時、「イミ（えた、ひにん（カーストで言う不可触賎民））」の働きが「循環」の鍵です。これを古来担当していたのは、阿波の忌部氏です。
回答講師七沢智樹

一霊四魂の考え方のなかである方

分類1-8
質問一霊四魂の考え方のなかである方が荒魂、和魂などの4つの魂はそれぞれ身体の中で存在する場所が違う。心臓のあたりにあったり、脳幹のあたりにあったり、ということを聞いたことがありますが、白川の教えの5霊5魂では魂が体のどのあたりにあるとか、そういうことはわかるのですか？
回答特にそういった話は聞いておりません。
回答講師七沢智樹

様々な宗教で、東西南北に神様が

分類1-8
質問様々な宗教で、東西南北に神様が定められているようですが、それ程、方角の神様は重要なのでしょうか？自分のいるところから東西南北の方角に神様の働きがあるということでしょうか？白川でも、方角の神様は重要視されているのでしょうか？
回答方角はとても重要で、結界などに大きな影響を与えます。しかし、方角の制限を（神と一体となって）超えて行くということもまた重要です。
回答講師七沢智樹

白川家秘伝の作法は天皇国体を祀

分類1-8
質問白川家秘伝の作法は天皇国体を祀る宮中お作法ですが、それが正しく継承されていると言えるのでしょうか？つまり、ここでの講義で公開されている内容は白川伯王家を離れ、七沢流解釈伯家神道ではないでしょうか？
回答その秘伝は、ご修行の中にあり、それは口伝と実際のご修行を持って伝えられてきたものです。その伝承が正しいかどうかは、「言霊はこうして実現する」などの書籍に該当箇所（リンク先の第二章 http://book.mini-logostron.jp/index.php?chapter=2&num=0）を読んでいただいてご判断いただくしかないでしょう。また、その教えは、言挙げせずですので、それが文章にされたことはありません。入門講義は、それらの内容を、現代人が日常の中に活かすことができるようにするために開発された「人は本来、神であることを思い出すための1つのプログラム」であり、一から文字にしたものです。わかりやすく伝えるために当然ながら、また、仰るとおり「解釈」が入っています。しかし、その解釈を行うことで、入門講義が完成し、日常に役立つものになったと考えています。
回答講師七沢智樹

この講義における作法は、白川家

分類1-8
質問この講義における作法は、白川家秘伝のものですが、公に公開することは、今は亡き創始者はあの世で承認してくださってるとお考えですか？
回答七沢賢治がそう判断したわけですが、その判断がなければ、今も数名が伝承するのみとなったでしょう。そして、一子相伝の文化が廃れてしまった現代において、多くの秘伝と同じように消えていったことでしょう。本当の教えは、伝承されるということはなく、真伝は必ず消えるというのが真実のようです。なので、白川学館のスタイルをとっている。私はそう理解しています。
回答講師七沢智樹