カテゴリー: 1-11

第１１回「言霊学概論」

44件ヒットしました

ヒチシキミリイニは父音とのこと

分類1-11
質問ヒチシキミリイニは父音とのことですが、五十音図をみるとタカマハラナヤサも父音と考えて良いのでしょうか。
回答父韻は実際には「tkmhrnys」のことをいいます。昔はローマ字の概念がなかったため、それに親音「イ」＝「Ｉ」を付けて表現しました。
回答講師小野寺潤

五十音一文字ずつに神が宿り、

分類1-11
質問五十音一文字ずつに神が宿り、一音に意味があるとすれば、悪いと言われる言葉にも意味があり、実現していると理解すれば良いのでしょうか。
回答その通りです。神というと皆さん「善」を想定しますが、「善」も「悪」も超えたものが神であり、人間界の価値観に関わらず実現させてしまう側面があります。
回答講師小野寺潤

言霊を発して現実を創造する前提

分類1-11
質問言霊を発して現実を創造する前提として、自分が中今＝空の状態になることが必要とのことですが、実際にその状態をつくるためにはどうしたら良いのでしょうか。また、中今・空の状態になったその後、どのような形で言霊を発したら良いのでしょうか。
回答「実際にその状態をつくるためにはどうしたら良いのでしょうか」ですが、逆にそのような状態をつくろうとしないことです。あえていえば思考のない状態です。その状態からありありと確信を持って言葉を出すことで言霊を出すことができます。
回答講師小野寺潤

仮に現行の天津金木音図を天津太

分類1-11
質問仮に現行の天津金木音図を天津太祝詞音図に切り替えると、そのことによって世の中が大きく変わるのでしょうか。
回答普段私たちは様々な情報や人間関係に惑わされ、自分の主体性や意志を失いつつあります。天津金木音図を天津太祝詞音図に切り替える一番のポイントは、人間に主体性を取り戻すところにあります。もしそれができれば、権力者や政治家任せの社会ではなく、本来人間が必要とする社会ができることでしょう。
回答講師小野寺潤

三種の神器あっての天皇、という

分類1-11
質問三種の神器あっての天皇、というお話がありましたが、それらの教えは白川伯王家によって天皇家に伝授されてきたのでしょうか。だとすると、今はそのような教えは天皇に教える者がおらず、今上天皇は言霊を使って現実を創造する力を失っているということでしょうか。
回答「三種の神器あっての天皇」というお話は白川家というよりも一条家など言霊を受け継いできた公家により伝わったものと考えられます。私どもの知る限り、そのような教えは現在は宮中から消えているようですが、実際には別ルートがあるかもしれません。今上天皇にどこまでそのようなお力があるかは不明です。
回答講師小野寺潤

中今に成り、事霊を発するという

分類1-11
質問中今に成り、事霊を発するということと、現代の天津金木音図が、天津祝詞音図になるということは、別のことと考えるのですか。また、どの様にすると、天津太祝詞音図に成れるのでしょうか。
回答天津金木音図は人間が主体性を失い、大きな権力にくっ付いていく状態、天津祝詞音図は、人間が真の主体性を取り戻す状態を意味します。主体性のない人は中今からズレます。今という瞬間に集中できず、過去や未来のことばかり考えます。これをヒントにされるとよいでしょう。
回答講師小野寺潤

気功法の中に「ろくじけつ」とい

分類1-11
質問気功法の中に「ろくじけつ」という発声をしながら気功をおこない、発声に対応した内臓に効果があるという功法がありますが、「言霊」でも内臓に対応する言葉はありますか？あるとしたらどの言葉でしょうか？また、気功を行いながらその言葉を発声すると効果はあるとお考えになりますでしょうか？
回答「言霊一音」（陰、陽）の関係でいいますと、「ウ」（肺、大腸）、「エ」（心、小腸）、「ワ」（心包、三焦）、「ア」（肝、胆）、「イ」（脾、胃）、「オ」（腎、膀胱）と対応します。これらの一音を発声しながら気功を行ってもいいですが、「○○がよくなる」という表現でも同様の効果が得られます。
回答講師小野寺潤