第九種、第八種、第七種の、始め

分類2-5
質問第九種、第八種、第七種の、始めと終わりの一礼をする際と、火打ちの結界のためにそれぞれの場所で一礼をする際、両手はどのようにするのが良いでしょうか?重ねない方が良いでしょうか?重ねるとしたら、どちらを上にするのが望ましいでしょうか?
回答各神拝作法時の一礼、火打ち作法時の一礼は、いずれも右手を上にして左右の手を重ねるようにします。
回答講師斉藤亘弘

神棚の清めを行いたい場合、お札

分類2-5
質問神棚の清めを行いたい場合、お札が入っている状態で、「お社」を清めるという意識で、お社に向かって、火打ちをしても良いものでしょうか?
回答お社に向かって火打ちをなさってもかまいません。
回答講師斉藤亘広

家人の部屋の使用状況により、神

分類2-5
質問家人の部屋の使用状況により、神棚へのお榊など献饌徹饌および神拝作法の実践をし、祝詞奏上は別の場所(毎日同じ場所)で実践しているのですが、やはりこの祝詞奏上場所に神に座して頂けるような結界のみでなく、榊を置いたほうがよいのか、ひとつの家に神棚とは別の場所に用意しても良いのかと迷っています。 神棚前で神拝作法をして、祝詞奏上は別場所に結界をはり神拝作法を行い実践しているのですが、現状でよいものか?祝詞の場に榊は?神棚を安易に移設しても良いものか?迷っています。
回答回答としましては、現状でもよいことになります。それは、何処の場所であれ、自分自身が神の社であることを前提とするからです。お気持ちで正面と定めた所に向ってお唱えください。その上でもしできるなら、祓詞をお唱えする場所にお榊や祓い串を眼前に置くことをお勧めいたします。 既存の神棚からお榊を移動させることにどうしてもためらいがある時には祓い串のみでもかまいません。
回答講師斉藤亘弘

朝に神拝作法の実践をしておりま

分類2-5
質問朝に神拝作法の実践をしておりますが、日中、仕事の間や移動の際にも、声に出さず、頭のなかで「とほかみえみため」や身禊祓、一二三祓を唱えている時があります。その時にも気持ちが晴れるというか、スーッとする感覚があるように思うのですが、頭のなかで祓詞を唱えるのと、声に出して唱えるのとでは、どのような違いがありますか?
回答祓詞などの言霊は、頭の中での思いから既に発動していることになるので、感覚的な効果は体感できるかもしれません。但し、自分自身の声の状態(例えば、感情中心による抑揚を付けていないか等)を通じて常に客観的に聴いて確認できる、つまり唱えている自分自身をより客観視しやすいという意味では、実際に声に出して唱えることを基本となさってください。それは、感情の次元階層を超えた空・中今からの言霊の発動を、自分自身が明確に自覚することに意義があるからです。
回答講師斉藤亘広

集合住宅に住んでいるのですが、

分類2-5
質問集合住宅に住んでいるのですが、朝の御作法の時に、火打石を切ったり、声に出して祝詞をあげたりすると、隣室から音の苦情を言われるかもしれない状況です。音を立てずに御作法を行う方法はあるでしょうか。
回答現代の住宅環境事情においては、ご質問のようなケースもよくあることだと思います。回答としましては、音を控えめにしながらお作法をなさることをお勧めします。祓詞は、自分に向けながら内面の中心に響かせるように唱えるとよいでしょう。火打については慣れてくると静かな柔らかい音も出てまいります。作法の基本は空間場との調和でもございますから、上記のことをご参考に工夫をなさってみてください。
回答講師斉藤亘弘

友人に火打石をみせたら興味をも

分類2-5
質問友人に火打石をみせたら興味をもってやってみたいと言われました。二拍手して「ホヒノカミ・・・」から唱える一連のやり方を教えても良いものなんでしょうか?
回答火打ち作法については、ご興味のある方にはお話してもかまいません。 ただし、神拝作法については口伝による個人伝授となりますので、他人へのお伝えはご遠慮ください。
回答講師斉藤亘広

今回出てきた「情緒を客観視する

分類2-5
質問今回出てきた「情緒を客観視する」というのは、「私は今、このような感情を感じているな」といった情緒の見極めのような感覚で良いのでしょうか。何か客観視するコツのようなものがありましたら、お教え頂ければと思います。どうぞよろしくお願い致します。
回答「私は今、このような感情を感じているな」といった情緒の見極めのような感覚でOKです。客観視のコツは、いろいろありますが、自分を見ている他者の視点を獲得することが前提としてあります。ツールとしては、この鏡を白川学館ではおすすめしています。他者から見た私を知ることができる鏡です。http://www.amazon.co.jp/dp/B001LMM4DM
回答講師七沢智樹

祓いの時に、奏上するのに集中し

分類2-5
質問祓いの時に、奏上するのに集中して客観視できてないと反省し、試みましたが、七沢研究所からの“意識の最小単位技術“の77ページの構文五階層の図をイメージして、私が他に3人いて更に、上で観ている私がいると試みましたが、そのようなやり方で良いのでしょうか。良い方法がありましたら教えていただきたい。
回答祓詞を唱えている時には、その日の気分によって雑念のため集中できないことももちろんございます。そしてそのような日があってもよろしいのではと思います。 そもそも雑念というものは当然あるものでございますから、意識的に排除しようとはせずにそのまま受け入れてみることがまずは肝要かと思います。 そしてその上で、雑念が生じている自分自身そのこと自体を客観視することで、雑念そのものを追うことなく、本来の客観的な状態が自己内面に自ずと生じてくるものなのではと思っております。その意味では、まずはシンプルな心法として取り組んでいただき、雑念は雑念として丸ごとそのまま受け入れながらも気楽に祓詞を唱えることをお勧めさせていただきます。その後にやがて、ご質問の中にあるような各種の客観的なものの見方が自ずと生じてくるのではと思っております。
回答講師斉藤亘弘