職場では、組織の目標があり利益

分類1-6
質問職場では、組織の目標があり利益を上げるためにチームで仕事をしています。しかしどうしても積極的に仕事をする人、できればやりたくない人と差があり仕事ができる人に負担が多くなります。それが職場の不満につながってしまうのですが、仕事ができる・できないという2項対立で考えないとすると、そこに生まれている不公平感に対しどのように対処すればよいのでしょうか?
回答わたしも全く同じストレスをいろいろな現場で感じてきた方ですが、最近わかったことがあります。本当にやりたい仕事をやっていたら、そういう不満は生まれないのです。効率が悪い人の仕事がこっちに回ってきても、全く嫌とは思わないからです(全てと一体となるわたし)。また、積極的に仕事しない人と一緒に仕事したくないのであれば、その現場の人事権を持っている人に相談する(階層を上がる)か、自分が変わる(すべてはわたしが変わるところから始まる)のです。また、この世は不平等にできているなどの理由で、最初から諦めることも大切です。諦める=明らかにするであり、いっぺん手放すことで、答えが明らかになります。
回答講師七沢智樹

二項対立の統合に神を観るの中で

分類1-6
質問二項対立の統合に神を観るの中で、テキストに”反対方向の磁場がぶつかりあうことで生まれるゼロ磁場から発せられるイヤシロチのエネルギー”とありました。二項目対立にある両方のエネルギーとは、やはり同質?、同量のエネルギーを持ったもの同士がぶつかりあわないとゼロにならないということでしょうか?どのようなケースの二項対立を統合するにも、同等、同量、同質などのエネルギーをもつというバランス感覚が重要になってくる感じでしょうか?男女の産霊から子供が生まれることも、男女の関係がうまくいくにも、エネルギーのバランスが丁度良くなるような感覚が大事そうな氣もしたのですが、いかがでしょうか?
回答仰るとおりです。別の言葉では、「しっかり向き合う」ということでもあります。どんな人ともしっかり向き合うことで、その時の最適な形で、エネルギーの等価交換が行われてそのテーマの階層を超えることができます。とくに夫婦関係の場合は、常に男女という二項対立状態にあるわけですから、より学びが多いものです。また、これは自分自身の意識、心理の整理にも使えます。この現実次元は、無限に二項対立していますので、いくらでもワークできます。そうして、階層間を移動していくことで、宇宙の階層構造が見えてきます。
回答講師七沢智樹

「人はもともと神であり、神に成

分類1-6
質問「人はもともと神であり、神に成るのではない」ということと「人と神の間に境がある」ということが矛盾するように感じるのですが。
回答人はもともと神ですが、人と神の間には明確な境があります。それは、この世とあの世の境であり、人と神の境です。人は本来神ですが、神に戻るとこの世ではありません。あの世の住人になります。その意識状態で、この世に戻ると、一方で弊害もあります。その境を明確にしながら、結界をした空間の中で、神に戻るのです。(後半になりますが、この神に戻ることを、神になると表現していたりします。ココらへんを自在に捉えられるようになると、意識が自由な状態になっていきます。)
回答講師七沢智樹

「中今」についての質問です。過

分類1-6
質問「中今」についての質問です。過去から未来へと直線的に流れていく時間というものは、人間の意識の産物であり、本来時間は「今」しか存在しないというようなことを、以前に本で読んだことがあります。それで、私は、無数のパラレルワールドがあり、さらにそれらは初まりから終わりまですでに存在している。「今」の意識状態が自分がどの世界のどの時点に存在するかを決めている。というように思っていたのですが、神道の「中今」の教えからすると、この考え方はどうでしょうか?
回答その通りです。さらに、その今の中に、すべての宇宙があるということでもあります。この今瞬間にすべての宇宙が創造されているという感覚です。感覚的につかむのは難しいですが、もしも、今この瞬間にすべてが創造されているならば、今すぐにすべてをここからスタートさせることが出来るという無限の可能性に包まれます。それの可能性がすべての「命」にあるということです。
回答講師その他

一般的に知られる「御鏡御拝」「

分類1-6
質問一般的に知られる「御鏡御拝」「天津御手振」「天津息吹」なども審神神事に含まれるのでしょうか。
回答「御鏡御拝」は天皇が行った御修行とされており、詳細は現代に伝わっておりません。祝殿講習において、この御鏡御拝の御修行方法の意義を再考し、現代的にアレンジした御修行法を行っております。「天津御手振」「天津息吹」については、調査は行っておりますが、白川学館の中では取り扱うべきものではないと判断し、取り扱っておりません。
回答講師七沢智樹

罪も、善行も、自業自得・因果応

分類1-6
質問罪も、善行も、自業自得・因果応報論は納得がゆきます。御祓いによって罪がなくなるのでしょうか。うまい話ですが、そうは問屋がおろさないと思います。祓うとは何が祓われるのでしょうか。空の状況のなかでは罪という人的価値観は消えているということでしょうか。
回答自業自得・因果応報論を突き詰めていくと、原罪の考え方に行きつきます。しかし、人間は生まれながらに、罪を持っているのでしょうか。神道の神観を学んでいくとわかりますが、罪も穢れも、生まれては消えていくものです。すべてが流転していく。その流転の最初に、罪があったとするのが原罪だとするのならば、神道は、何もなかった、という考えになります。何もないところから罪が生まれ、また消えていくのです。その何もないところが、すべてが祓われた状態です。
回答講師七沢智樹

人はそれぞれの周波数を持ってい

分類1-6
質問人はそれぞれの周波数を持っていて、それを上げていくことが神に近づくということにはならないと言われていますが、周波数を上げてもあまり意味が無いということでしょうか。
回答高い周波数から低い周波数まで自在に行き来できることが、神の階層へ至る道です。したがって、周波数をただあげればいいというわけではないのです。かえって繊細になりすぎて、現実的な周波数に対応しきれなかったりします。そのために結界も必要ですが、自在に周波数を変えることができれば、最も自由自在に対応できます。もちろん、周波数をあげて見るという経験をすることで、霊の階層を学ぶこともできます。周波数をあげることに、意味がないわけではありせんが、そうすればよいというわけではないということです。
回答講師七沢智樹

私は、製パン機で作ったイギリス

分類1-6
質問私は、製パン機で作ったイギリスパンの固まりを5枚に等分に切るときの、一瞬一瞬が「中今」ではないかと思います。長方体のパンの塊にナイフを入れる、5分の4と5分の1に切る、一枚のパンの厚さが正確に5分の1か、パン全体の中で正確に5分の1であるかを一瞬ごとに確認しながら切っていく。一瞬ごとに、全体と部分とを量り、一瞬の中に切られた5分の1の過去の部分と、まだ切られていない未来の全体が、今・ここの瞬間点にある、と。過去も未来も、全体も部分この一瞬のこの場所にある、と「中今」を理解できるように思いました。 「中今」は、ここ・この一瞬と、笑いながらパンを切っています。どうなんでしょう。
回答素晴らしいです!職人さんはパン屋さんも大工さん左官屋さんその一挙手一投足が中今の働きです。職を通して神と繋がっていた日本の戦前までの時代を改めて思い出す時と思います。
回答講師七沢智樹