1-5 – ページ 3 – 白川問答集

4種類の祓いを唱えるのにその意

分類	1-5
質問	4種類の祓いを唱えるのにその意味を知って唱えるのとそうでないのとでは何か違いがありますか？言葉そのものに意味があるから唱えるだけでいいのでしょうか。宜しくお願いいたします。
回答	まずは、唱えるだけでよいです。祓詞の言霊を感じるところから始まります。意味は、後でわかって来ます。
回答講師	七沢智樹

身禊祓い一二三祓大祓は三種

分類	1-5
質問	身禊祓い一二三祓大祓は三種祓と同じように図形のような（入門編Ｐ20）意味があるのでしょうか？幾何学模様のような曼荼羅図のような形があるのでしょうか？宜しくお願いいたします。
回答	身禊祓、一二三祓、大祓には、いずれも幾何学模様あるいは曼荼羅図のような形はありません。
回答講師	斉藤亘広

「大祓詞」の祝詞の中間あたりの

分類	1-5
質問	「大祓詞」の祝詞の中間あたりの、「天津祝詞の太祝詞事を宣る」と「かく宣らば」の間に隠された祝詞が有るという説と無いという説があるようですが、白川伯家神道はどちらの説ですか？もしも有るという説でしたらどんな祝詞とお考えですか？お教えください。
回答	白川学館においては、特にそのような説自体は存在しません。
回答講師	斉藤亘弘

とほかみえみためは各文字が神を

分類	1-5
質問	とほかみえみためは各文字が神を表していると思っていました。つまり、もともとは、モトアケ（フトマニの図）の「とほかみゑひため」ではないかと思っていました。このように唱える実験はなされていないのでしょうか？あるいは何か議論はありませんでしょうか？
回答	「とほかみえみため」についての解釈は、テキストの内容をそのままに基本となさってください。講義でお伝えさせていただいております祓詞は、すべて実験的な検証を確実に繰り返した結果の上での、しかも宮中由来の「口伝」の祓詞となります。「口伝」は、世間に流布されている文献伝承によるものとは一線を画することをご理解ください。さらには、多種多様な思想諸説や文献伝承の世界は、いわゆる際限無き4次元概念の世界でもあることです。三種の祓詞も含め祓詞を唱えることの核心とは、5次元意識・空つまり中今からの神の働きを自覚することにあります。それは自分自身の意志が発する五十音の一音一音が神の働きであり、自然・宇宙の働きであることです。つまりそれはフトマニの世界の働きそのものでもあります。
回答講師	斉藤亘弘

とほかみの結界の時、言霊を置い

分類	1-5
質問	とほかみの結界の時、言霊を置いていく時のイメージをどのようにしたらよいか？
回答	一音一音を、床の上においていくようなイメージです。
回答講師	七沢智樹

ようやく三種の祓いの時に、一音

分類	1-5
質問	ようやく三種の祓いの時に、一音一音を自分の周りにおいていくことがわかりました。すぐ側にいる人は考えず、自分1人の周りのみに、するべきなのでしょうか。
回答	その通りです。
回答講師	七沢智樹

最初に言葉で結界を作る際に、そ

分類	1-5
質問	最初に言葉で結界を作る際に、その最後に「正面を向く」とありますが、その正面がどの方向になるのかよく分かりません。
回答	神棚が正面です。
回答講師	七沢智樹

三種の祓いで唱えながら結界をは

分類	1-5
質問	三種の祓いで唱えながら結界をはる時、唱えながら自分の周りに、イメージとしてどれくらいの距離に置けばよろしのでしょうか？
回答	特に決められた範囲はありませんが、およそ御祓をあげている御神殿を結界する形になります。祝殿は、中の二畳が、内内陣、八畳が内陣、三二畳が外陣です。このすべてを少なくとも結界できるようにはります。
回答講師	七沢智樹