一般社団法人 白川学館

白川学館の学びの体系

 白川伯王家の教えは、今日に至るまでの間、口伝によって継承されてきました。「言挙げせず」という神道の考え方があるように、多くの大切な教えは、文書などに正確に書きとめられることはなく、人から人への口伝によって伝えられるものでした。従いまして、白川伯王家の教えが教科書のような形で体系付けられたことは過去に一度もございません。

 我々白川学館は、より多くの皆様が、白川の教えを体系的に、効率よく学ぶことが出来るように様々な工夫をしながら、各種講義や講習を開催しております。口伝で伝わった中身を、哲学的に、あるいは科学的に説明することで、はじめて現代社会の要請にお応えすることが出来るのではないかと考えております。

 白川学館での学びを深めていくことで、白川に伝わる高等神事(神拝作法)の階梯を、各個人が体得していくことになります。その階梯を進めていく為に、各種講義や講習を通した学びの場が広く公開されております。

 第七種神拝作法から入門となり、主に遠津御祖神や産霊幸倍神の境地を掴みます。続いて第六種神拝作法では、主に国津神と一体となる行をしていきます。最終的には、民間に伝承が許されている第三種神拝作法を修めることで、「おみち」を修了します。

 白川伯王家の教えはこれまで秘伝とされてきた為、その多くは、一般社団法人白川学館の各種講義や講習によって初めて知ることが出来ます。また、白川学館の学びの体系は、知識として、感覚として、そして境地として掴んで頂くことが出来るような構成となっております。

高等神事(神拝作法)の概念

 白川学館では第七種神拝作法からはじまる高等神事の階梯を、次のように進めていき、各境地を掴み、深めていくことが出来ます。

知・情・意による学び

 高等神事(神拝作法)の階梯を自分自身のものにしていく為、白川学館では、知・情・意による学びの体系が展開されております。

(1)『知』による学び

 『知』による学びを深める為に、白川学館では白川通信ネットによる情報公開と、白川文庫による出版があります。また、最初にあげられる『知』の学びとして入門講義(オンライン動画)があります。白川学館の講師による入門講義(オンライン動画)での講義を通して、白川の叡智を『知(知性・言葉・論理)』として理解することが出来ます。入門講義(オンライン動画)は、白川学館の学びに触れる最初の入り口になります。

 入門講義(オンライン動画)が公開されているサイトは、白川学館の門人専用サイトである『白川通信ネット』になります。入門講義へのお申し込み手続きをすることで、白川通信ネットへのアクセスが可能となります。白川通信ネットでは、白川に関する旬な情報が公開されております。

 また、白川学館内の白川文庫からは、各種冊子をはじめ、白川に関連する書籍が出版されております。

(2)『情』による学び

 『情』による学びとして行われている講習は、祝殿講習「ご修行」です。祝殿講習「ご修行」では、主に感覚や体感を通して、神と一体になることをいたします。

 祝殿講習「ご修行」に参加する為には、入門講義(オンライン動画)を修了していること、そして第七種神拝作法の伝授を受けていることが必須条件となります。また、祝殿講習「ご修行」では、平安時代からの祭祀スタイルである白衣と袴を着用してご参加頂きます。祝殿講習へ申し込まれる際は、衣装の注文が必須となりますのでご了承ください。

 なお、祝殿講習「ご修行」は、毎月2回、祝殿(山梨県甲府市)で行われております。

(3)『意』による学び

 『意』による学びとして行われている講習は、神拝作法伝授とお作法確認講習です。第七種神拝作法からはじまる白川の神拝作法は、すべて代表理事から伝授をさせて頂きます。境地を掴んだ方が神拝作法を実践することで、その働きを活用していくことが出来ます。

(4)その他の学び(白川ワークショップ)

 三本柱の知・情・意の学びの他に、毎月1回の割合で白川ワークショップが開催されております。この学びは、白川学館の門人はもちろんのこと、白川学館のことをまだ知らない方の為に行われるワークショップやイベントです。このワークショップを通して白川学館や古神道に少しでも触れて頂く機会になれば幸いです。

(ワークショップ例)
 ・神道メディテーション・写し祝詞の実践・雅楽コンサート・古神道ツアー・祓詞奏上に活かす発声法・子供向けワークショップ、などなど、毎年様々なワークショップが白川学館では企画されております。

知・情・意による学びの流れ

 白川学館では次の流れで、知・情・意による学びを深めていきます。