白川学館元朝祭にて振舞われた「お屠蘇」の意味

 

1月1日〜3日に行われた元朝祭の直会にて、お屠蘇を振る舞わさせていただきました。お屠蘇は、清酒や赤酒、みりんに「お屠蘇散」を漬け込んで作ります。お屠蘇散は、白朮(ビャクジュツ)、山椒(サンショウ)、桔梗(キキョウ)、肉桂(ニッケイ)、防風(ボウフウ)などの漢方薬に使われる生薬が入っております。それを、清酒や赤酒、みりんに一晩漬け込みます。正月に無病長寿を願って飲まれております。

お屠蘇には、「一人でこれを飲めば一家に疫なく、一家でこれを飲めば一里に疫なし、元旦にこれを飲めば一年間病気にかからない」という言い伝えがあるように、自分だけの健康ではなく、家族、社会の健康への願いも込められています。また、「屠蘇」という字は、「屠(ほふ)る」と「蘇る」という字で構成されています。

「邪気を屠(ほふ)り、心身を蘇(よみがえ)らせる」ところから名付けられたと言われています。

まさに、去年は、コロナ一色で、死ということやネガティブな情報が溢れておりました。そのような去年の全ての邪気の一切を屠り、今年は心身が蘇る一年にするという強い決意表明でもあります。

さらに、ただ蘇るだけではなく、白川学館では、以前より更に豊かに美しくという意味合いを込めて、お屠蘇に金粉をかけさせていただきました。

1月1日、2日は清酒をお屠蘇にしたものをお振る舞いし、1月3日には赤酒をお屠蘇にしたものをお振る舞いさせていただきました。今回、人類の無病長寿を祈念した「屠蘇散・讃歌」という構文を作成し、発信させていただきました。

以下に、その構文の一部をご紹介させていただきます。

「疫病問題やそのニュース、すなわち、えやみに悩まされる方々が令和三年の始まりにおいても多くいらっしゃるという現状において、このお屠蘇が元朝祭 直会においてお飲みいただくことで、えやみの問題というものが人類が乗り越えられる、進化の糧にすらなるものであるという、その本質がまたきちんと認識され、この情報をまさに飲んだものはその上でしかと鎮魂され、自らの公の職務を果たすことは当然として、さらに主体的に快活にお働きするということが令和三年に大いに発現されることになった。」

1月1日、2日、3日と、元朝祭直会の参加者一同で、お屠蘇を飲ませていただき、白川学館の会員の皆様、そのご家族様、ひいては、社会全体の無病長寿を、共に祈念させていただきました。令和3年も、引き続き、白川学館をよろしくお願い申し上げます。