| 回答 | これは一例ですが、天津金木音図の場合、上の段が「アカサタナハマヤラワ」となり、天津太祝詞音図の場合、「アタカマハラナヤサワ」となります。この時、「カ」は「掻き取る、収納する」の意味があり、「タ」には「創造」の意味があります。つまり、天津金木の場合は、一番先に「収納する、奪う」ことから始まり、天津太祝詞音図の場合は「創造する」ことが最初にあります。これは、天津金木音図を資本主義と見立て、既にあるものを人から、あるいは自然から「奪う」ことを是とする生き方を示しています。これに対し、先に「創造」から始める生き方をこれからの文明のあり方と予言しているわけです。ご参考までに言霊大学校のテキストにあるそれぞれのご説明を載せておきます。
天津金木音図
現在の世界人類の思想体系。この音図は母音アイウエオのウ音に中心が置かれており、すべて感覚的、現実的なものが人間の関心の中心となっている。その他の四つの知情意は付随的な意味しかない。芸術も宗教も学問もすべて感覚に従属している。
天津太祝詞音図
大祓祝詞に説くごとく、天津菅麻音図の未整理、原始的思惟の素材を整理し、天津金木音図の永劫未完成、末法万年を続ける永断道路の、無秩序、無方針、無目的の人類思想に対して、生命に即した合理性をあらしめる、全人類待望の予定された世界の組織経綸方法である。父韻のリズムは、タカマハラナヤサとなり、「高天原成弥栄和」と感じにパラフレーズできる。生命の自覚に立った文明創造のリズムである高天原が実現すれば、弥栄と調和の世界が地上に実現するという意義である。 |