結界について、質問させて頂きま

分類2-4
質問結界について、質問させて頂きます。なぜ祝殿、賢所等ともに、外陣、内陣、内内陣と3層構造になっているのでしょうか?また、これは少し敷地の広めの神社でも似たような構成をもっているような氣がするのですが、一の鳥居、二の鳥居を潜ったあと、拝殿へといった構成になっているものもありますね。(最初は、神と私とを分ける、単純に2でいいような気もしたのですが、)これは、智樹先生がビデオで話されていた、神、霊、魂、情、体の5階層ともつながるお話でしょうか?内内陣、神社の拝殿等につくまでには、魂までの第3階層までの状態に自分を浄化、清めてから、神と一体となるという、プロセス(作法)が必要ということでしょうか?(自祓い→結界→祓詞の順もプロセスが三段階ですね。)
回答このプロセスに関しては、「階層」の意味があります。「階層」といった場合、いくつに分けることもできますが、例えば五階層でわけることが、意識や宇宙の現象を捉える上で最適であるというのが、七沢研究所の結論だったりするわけです。神社において、段階を踏んでお参りすることは、階層を越えて行くという意味が確かにあります。祝殿も同じです。物事には順序がある=階層があるということであり、その順序であり階層=「掟」を踏まえたうえで、それを超越していくという教えは、守破離という言葉でまた伝えられているわけです。
回答講師七沢智樹