第2回の講義をありがとうございました

分類1-2
質問第2回の講義をありがとうございました。神道への関心が一層喚起されました。 白川神道については本講義で学んでいくこととして、一般の神道や神道神学について学ぶのに何か良い入門書はあるでしょうか? また古事記は途中ましか読んだことがないのですが、やはり読んでおいた方がよいでしょうか?素人ですので、最初は面白かったのですが、だんだんととっつきにくい感じがしたのは否めませんでした。古事記や日本書紀などの良い参考書があれば教えていただけると幸いです。
回答既存の大学機関系の神道学や神道神学を理解する上での取り組みやすい書籍としては、阿蘇谷正彦氏の『神道とはなにか』、『現代社会と神道 神道神学試論』(いずれも「ぺりかん社」)等が参考書籍となると思います。古事記は上つ巻を読んでみることも良いかと思います。古事記では、本居宣長の古事記伝がよろしいかと思います。古事記伝は、32種あるといわれる写本を統合して、上代特殊仮名遣いによる訓読みによって読みやすくしたものとなっています。その他の古事記は、数種のみの写本を原本とする偏りがあるようです。古事記伝を原本とした古事記の書籍としては、現在では自費出版系の『朗読のための古訓古事記(岸本弘著)』となります。
回答講師斉藤亘弘