0003話:2016年11月22日

◇なぜ臨時祭を行ったのか

本日、東北地方で大きな地震が発生しました。スーパームーンの時に、なぜ臨時祭をやったかというと、要するに、自然災害を少しでも小さくするためです。「震度五とか六の地震を、四くらいに小さくしてください」という祈りを、一緒にしようということを、奈良毅先生はよくおっしゃっていました。

日本は世界で一番地震が起こる国です。一年間に千回ほど起こるようです。ここ何年か、地震が活発に起こる活動期に入っているそうです。そのことはあまりいわれないそうですが、巷では人工地震とか、そういうようなものがあるのではないかといわれています。もちろん、そういうものもあるかもしれませんけれども、今回のものは、明らかに月の引力によって、月が地球に近づくことによって、その前後に起こる地震であると思います。これを警戒していたから臨時祭というものを行ったわけです。

昨日の夜から相当引っ張られていまして、限界に来ていたのだと思います。福島の手前のところで活動している場所があるので、今回はそこで地震が起こったというわけですね。いたずらに誰かが攻撃したということではないと思います。「意図的なのではないか?」という憶測もありますけれども・・・。現在、地球の運行が若干遅れているそうです。そのため、地球の表層が動きやすいというか、ズレるわけですね。意図的な何か、人工的にやっているのではないか、という不安が重なって大きな不安を募らせているということがありますね。

本日、祓詞奏上のとき、ゆっくりでしたので、速くということをいいました。地震による津波がまだ動いているわけですね。表面がどんどん浮き上がっているから、地表の表層というか、水が月の引力によって、引っ張られるわけですね。それを干潮・満潮といっているわけです。地球の表面が下の振動で浮き上がっている。それを防ぐためには、速めのお祓いで行う方がいいかと思います。我々は、国の一宮というか、国魂にお願いするという意味で、大祓をするわけでありますから、東北の方の所轄の神々といいますか、そのような自然の働きに対して、少しでも鎮めていただきたいという想いで、若干速めにやっていくことになりました。非常に良かったと思います。

◇臨時祭が強いエネルギーなる

今後、我々は高濱浩先生がずーっとお伝えして下さった中身でもある「臨時祭」を行っていきたいと思います。事あるごとに、非常に大きな自然災害(特に地震)を防ぐために、少しでも柔らかく、大きな災害にならないように、という想いで祈るというか、あるいは、決意というようなものを持っていくことが大事だと思います。

地球の中で一番大事な水というものを通して、少しでも人類のために、日本のために役に立てることができればと思い、我々はこれから水の事業をやっていきます。水ということも含めた「臨時祭」というかですね。それは、高濱浩先生がいわれていたことの中身でした。臨時のお祭りをすることによって、一つの祈り、あるいは祭祀が非常に効果的になるということでありましてね・・・。臨時祭、それが強いエネルギーになるというかですね。結局、人間の不安というものが一緒になって、より強い自然災害が起こってしまうわけですね。臨時祭というものは、人間の不安を含めたものを堂々と少なくするという意味合いを持った、人間としての願いなんですね。それをこれからも度々やっていきます。そのことが非常に大きなエネルギーになる。自然災害や世界の混乱などに日本が巻き込まれないで、少しでも人類のためになるような生き方に繋がればと思っております。そのようなところに想いを馳せ、平らけく、安らけく、清らけく、明らけくという想い、誠の想いを持って生きるということですね。そのような想いにより、人間が少しでも安心して、安泰になるということが可能になる道であると私は思っております。そういう想いで少しでも活かしていただくということが、祈りを持って生きるということの我々の役割であると思います。そういう意味での、祓いや臨時祭を更に続けてやっていきたいと思っております。