0007話:2016年11月29日

◇日本の受け入れ方

今、一気に世界が変わりつつあります。二〇一五年という区切りで、世界を大きく変える動きが起こっています。そこには、みんなの様々な意図があると思います。思惑のある集団が、世界を変えるというようなことが、十五年に一度の会議で終わり、その後の二〇一六年でした。思い通りに実行されるか、あるいは違った形になるのかというのは、やってみなければわからないことです。今年は、これからの十五年くらいのスパンの中で、どうするかということを考えて試行錯誤した一年でした。その一年間の総決算のようなものが既に出てきているわけです。意図があれば、その意図に反するものがあり、そして、そのようなものが拮抗して争うということがこの一年間で起こっています。そのようなことを見ると、ご多分に漏れず、日本はそういうものの決定が一番遅いわけですね。いつも外側を見て決めるというかですね。ある面では、全ての外側の意向を汲み取っていくというか・・・。

これは日本の物事を受け入れるときの手法ですね。縄文期から培われてきたものだと思います。黒船が来た時に、大混乱が起きました。武家政権(徳川政権)を変えるとき、変えなければいけないときであっても、やはり、のらりくらりと外から攻められて、はじめてそういうことを考える、ということが起こったわけですね。

◇原点に帰る

そういうときに、日本はどうするかというと、原点に帰るということをします。それは縄文期以前から続く日本文明というようなものに一旦帰るということです。原点に帰るということは、日本神話とか、DNAの元のところに帰るということですね。今、自分たちがどうあるべきか、ということを省みるわけですね。今まで外側から見ていたものを、内側から、つまり自己を変えるために客観視するということです。それは、我々がやっている神話知を現代の科学や生き方に反映させるということです。一種の内向きの中身です。内向きなんだけれども、生命というか、本来ある我々の経験知やDNAに刻み込まれた精神遺伝子の中に解決があるということですね。難しいことをいったり、突拍子もないように見えることをしていますので、分かりづらい中身ではありますが・・・。

やさしく伝えるのは難しいですね。いってみれば、大学院の学生に教授しているようなものかもしれません。それくらい難しいところがあるのですけれども、要は、我々がやっている神話知の世界というもので、今の時代をどのように説明していくかということが、白川であり、ロゴストロンであり、七沢研究所であり、ということですね。現実としてそうなっていくということが、日本としての国という形をとっている限り、守らなければいけません。

◇世界での動き

今、アメリカで起こっていることは一種の内戦状態のようなものだと思います。そのような状態で何が出てくるかというと、権力の争奪戦だと思います。アメリカだけではなく、そういうことが中国やロシアでも起こってくると思います。ロシアでは、日本の学士院にあたるようなところの学者をみんなクビにして、総入れ替えを行ったそうです。世界中の主だった国はそのようなことをやっているわけです。

日本というのは、大きな軍事力という意味の主権的な意味が外に委ねられていて、放棄しているように見えるから、日本を大権力とは見ないのですが、実は、第四くらい、経済的には第三くらいの力をもっているわけですね。その中で、いよいよ自分自身のあり様を明確にいわなければいけません。

◇みんなで集まって考える

神話知から見ると、日本の国に張り巡らされた神々の体系というのは、八十くらいある全国一宮ということになります。その神々というのは、ある面、部族の集まりが神になったのだと思います。それが神の働き。その神々が十一月に出雲に集って話をするというのは、具体的な出来事だったのだと思います。部族の集まりがやっていたのだと思います。

現在、我々は、全国一宮のすべてを祝殿に神としてまとめて祀っているわけですね。これが本来の天皇の仕事であり、白川のやり方です。ですから、神になっているのですけれども、現在でいうと、部族長の集まりだったのだと思います。その集まりの中で、合議をして、そこで決まったことを国の方針として立ててやるということですね。ですから、私が絶対権力を振るっているわけではなく、みんなで考える合議というものが基本に当然あるんですね。当たり前のことですが・・・。

◇決定に対して

そのことをまとめてどうするかということを判断していくわけですね。そのときに、二つも三つも命令が行われるわけではありません。命令は、一つです。一つの決定に従わざるをえないわけです。従うということが嫌で、私は白川を目指しました。それを分かっているから、皆様方に絶対権力で命令をして、その通り動けということを一度も思ったことはありません。

◇やりたいからやる

命令を回避する方法があるということを今からお伝えします。今こういう結論が出て、これをやれ!ということになったとき、これは自分がやりたいからやる、というように書き換えてしまうわけですね。私がこれをやるからやるんだ、と。これはミッションや使命としても良いし、自分がその通りだと思うからやるといっても良いです。嫌なんだけど、こういわれたからやる、という主体に立たないことが一番大事なやり方だと思います。

自分が自分で決めてやれば、決して心理的な齟齬の問題は起こらないわけですね。それができるかどうかということ。それができるんだったらそうする。できないんだったら、その意味を考えてみる。何ができないのかということをですね。何ができないのかということを考えてもいいわけです。

◇瞬時に決めるという訓練

ただ、そこに長い時間をとることができません。すぐに動かないといけないからですね。長くおいておくことはできないですね。瞬時に決めるということをしなければいけないから、普段からそのようなことをしておく必要があります。自己自身が洗脳されない訓練というか、自己の主体の速さの訓練をしておくことが大事だと思います。これからは、物事が非常に早い速度で変化していきます。世界が一気に変わるときに、我々の決定と実行が遅れると振るい落とされてしまいます。

昨日、東京で行われた水の会議の内容を聞いていると、非常に遅れてしまったと感じました。それで即解散ですね。だから、私は新たに構築して、もう一度やり直します。自分が何か考えてから行動するというようなことでやるのはもう遅いというか、それでは間に合いません。時間に間に合わないということは、また別で考えないといけないんだけれども・・・。少なくともそういう問題が次々に生じて参ります。そのときに、決定の速度をあげていくしかない。あるときには間違っているかもしれないけれども、そのときには、これをやると決めるしかないわけですね。それは古代のやり方もそうでした。

◇あらゆるところの人間

天皇は富山から来てもらったり、奈良から来てもらったりすることもありますが、日本中、世界中から一番優秀な人間にきてもらうことをやっているわけですね。一番優秀な人間を、あらゆるところから、八十八部族の中から来てもらっていますから・・・。

中国の習近平にしても、その中の代表者として出てきているわけです。中国は、元々五十の民族の合議体でできていると私は思っています。我々、一人ひとりが部族の集まりであるように、その中の代表として来られてやっていくという意味合いをもって考えております。

◇二月までに健康になる

もう一つ大事なことを伝えます。今は転換期だから毎日毎日、色々なことが起こっています。そのことを皆様に情報としてお伝えしないと、遅れてしまうから、朝の貴重な時間をとっていただいてお話をしています。

今回の水の問題で気がついたことは、まず皆さんが、その水や、ロゴストロンや言霊、システム、白川というようなものに対して、本当に無くてはならない素晴らしいものだということを自覚していただかないと、やっぱりダメなのではないのかと・・・。早速、皆様方の水創りと情報作りをやります。ここで一気に、少なくとも二月にはみんながとても健康になっているというところまで引き上げていこう、と私は昨日の夜に決意しました。そして、皆様方に今お伝えしました。今までは、水は水に関係している方を通して病はどのように変化するかということを考えていましたが、とにかく、まず、皆さんの健康を実現していきます。そうしないと、この水の事業もはじまらないです。

人の脳は映像として記録しているから、その人の目を見れば、全部分かるんですね。それを私は見ました。それを見たときに、これは全然ダメだと、分かりました。まず、皆さんの健康を創るところからはじめなければと・・・。

◇日々の祓い、そして情報と水で

とくに来月までは、沢山の鬱滞エネルギーが溜まります。だからこそ、毎日の祓いが大事になります。それもしっかりと祓っていく。最高の情報と水で、皆さんに元気になっていただくと・・・。ヤンバルクイナではありませんが、私がやってきた整体に一番近いものを最近発見しました。今後は、その方をお呼びしたり、行ってもらったりしながら、そういう整体術を受けていただこうと思います。そういうことは必須ですね。

しっかりとそれで健康になっていただきたいと思いました。

そんなことで、本日もよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。