0026話:2017年01月01日

◇臨時祭がだんだん多くなる

明けましておめでとうございます。年末に伊勢参拝に行って、だいたい一年間の報告をしたり、その時に次の一年のことが出てくるのですが・・・。その時にお話したのは、臨時祭がだんだん多くなるのではないか、ということですね。言霊というものを、アナログとデジタルの両方で行っていくということです。充実をしていこうということでありました。

今日は一番初めとして、世界がこれからどのような動きになるのだろうかということが一つの流れとしてあると思います。そのような中で、我々の活動にどのような影響があるのだろうか、ということになるのですが、たぶん、去年からの流れでいくと、今年は美しいといいますか、精緻なものになっていないと、人類の未来を美しく描けていないと、たぶん非常に大きな問題が起こるのではないかと思います。世の中の指導する人たちは、ファッションではないですが、美しいといいますか、着心地の良いというか、触り心地の良いというか、ファッション的にユニークなものや美しいものがこれから出てくるのではないかと思います。特に、三月とか九月は、そんなことが話題になるというようなことが国の政策であったり、また、世界の様々な新しい制度とか、多国間の関係など非常に着心地の良いような、あるいは、そのようなことを感じられるようなものが今年は出てくるのではないかなと思っております。

◇絵に描いた餅ではなくて

去年も非常に夕日が綺麗に見られました。それを奇怪に思っている方もいらっしゃったようです。これは一つの地球のある面では美しさですね。夕日の美しさですね。僕も子供の頃は、このあたりで法悦していたときがありました。丁度、夕日の美しさのような時から、これから非常に時代が大きく変わってしまうということもあると思いますが・・・。一方では、表面的な美しさに捉われていると、内実が、内容が充実しなくなるということになりますので、たぶん我々はこの辺りのところで、内容を充実させないといけないなと思っております。我々が、というより、世界がそうでしょうけれど・・・。

指導する人たちも、にわかに大きな戦略を転換しても、なかなかどういうふうにやったらいいかということは、見えないというような時代だと思います。そういう時にこそ、絵に描いた餅ではなくて、内実、基礎と内容がしっかりと整えていく時ではないかと思いました。

ですから、我々もNigiがいよいよ二月に出て、三月くらいには相当注目されると思うのですけれども、確かに、印伝の袋に入ったものが出ると、非常に美しいし、なかなかのものであるというように思います。中身というのが充実するということが、これからのソフトウェアというか、デジタル式の言葉というものが、内容を充実させるということが大切なことになるのではないかと思います。それが秋口にはさらに充実して、評判を呼ぶようなそんなことが起こるかもしれませんけれども・・・。

それを支えていくのは、我々のアナログとしての臨時祭であると思います。ということで、今回はじめて、斉藤さんに正月の元朝祭の祝詞を三日間あげていただくことになりました。上代語、あるいは大和言葉の非常に美しい音色に、皆さんも感激されたと思いますけれども・・・。これからは、我々が神とコミュニケーションをするための一つの言葉というかですね、お祓いの上でも充実していくということですね。一方で、デジタルな中での宇宙に響き渡るような、そういう内容のものをソフトウェアとして完成していくということが非常に大切な中身ではないかと。

もう一つは、我々の健康ということで、去年は非常に、過酷なというか、大変な一年で、皆さんに大活躍していただけました。そんな中でも、我々の製品、魂も、情緒も、体も健康でいていただきたいし、活躍するためには、健康でなければいけません。今年は、一年の最初の火をいただいて、一年の最初の水を皆さんに味わっていただきたいと思いますけれども・・・。この水は、祝殿から湧き出ている水ですね。それをみんなの健康のためにお出しするということで、今日、最初の水を皆さんに飲んでいただき、一年の健康をお祈りしたいと思っています。

一年の最初というのは、我々は旧暦の節分が正月ということで染み付いていましたが、白川も明治以降は、太陽暦でやるようになりました。なかなか慣れなかったのですが、今回、本格的に正月ということを一月一日ということで、少し慣れていかなければいけないということで、皆さんと一緒にさせていただきました。

どうか今年もよろしくお願いいたします。