0070話:2017年02月28日

今日から斉藤宮司に来て頂きますので、何か一言お願いします。

●斉藤宮司

皆様、本日はありがとうございました。本日より、晴れて甲府市民となりました。本日も改めて5次元、中今からの創造・維持・帰趨の自然の連綿と続く中今の有り様を、皆様と共に体感させて頂きました。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

 

【七沢代表】 

◇絶えず新しくなる

今日は28日ということで、我々は一年の始め、月の始め、それから終わりは、大晦日のようで一日一日、朝が新年で、夕方が大晦日というような、それで今日は月の大晦日のようなもので、ということは、すぐにまた絶えず更新というか、絶えず新しくなるという精神というか、生き方なんですね。日本の生き方は。なんでも水に流してということが大祓でもありますが、安易だということも言われますが、安易でなければいけないというか。早く安心して捨てられる。良いことも捨てるということはおかしいんですけれども、全ては記憶に残っているので、いつでも思い出せるので、とにかく投げ捨てていく。嫌なことは想起しなければいい。そういう安易な生き方を、厳しい自然との中で、日本人は培ってきたんだと思います。それが1万5千年という年月になったのではないかと思います。

今、世界が再構築というか、良い物は良いものとして、もう一度、思い起こすということで、人類の記憶は、我々のDNAにありますから、それでもって、想起するということが、今の時代に生きているものの役割のように思います。その中で特に日本は、1万5千年という持続可能な社会を作ったという実績は、世界の冠たるものだと思いますし、我々にしかないものです。そうした場合に、日本文明の基礎にあるのが、古神道であり、鎮魂であり、言霊であるということを考えると、まさに今、この日本が世界に向かって変わらないといけない中身は、天皇の問題であり、ですから、瑞穂の國記念小學院の問題のような過去の亡霊ではいけないんですね。かと言って、左翼であってもダメなんですけれども。そういう本当に微妙な一つの哲学の構築の時に入ってきているので、容易ならない時ではあります。

◇「やきがまのとがまをもて」

その時、やっぱり結晶ということは、瞬間に結晶するんですね。氷であろうが、すべての物質で。丁度、鉄の塊を一昨日叩いてきましたけれども、2、3回だけ打つ、そういう瞬間に、はいそこまで、というくらいでもって叩くのはダメなんですね。そういう速さですね。鉄は熱いうちに打ってです。焼きを入れるということはまた別ですけれども。その時は、決める時ですね。焼きを入れると言いますけれども。ただ殴ればいいということではないですけれども。柔らかくなった時にしっかりと叩くと。余分なものを火花で散らしていく。その前に炭で火で燃やす。ですから、火と水で清めるということをします。最後は五行の中の土も使います。それが神の働きということも言いますけれども、火の洗礼、水の洗礼ということが刀でも出来てくる時は、そういう五行と火と水を通って出てくるわけですね。そういう意味の「やきがまのとがまをもて」という大祓のように、世界を痛みもなく切ってあげるということですね。

◇「後の者は先になり、先の者は後になる」

そういうことが日本の哲学というか、役割ですね。思想ではないんですけれども。

今は新哲学を構築する大事な時に来ていて、そういうものを世界が今、要求していると思うんですよね。ですから、それをどのように構築していくかというのは我々も安閑としていられないというかですね。システム哲学で掴めるものは、言ってみれば、悟りの世界から逆に換算して今に戻るような、そういう風な想いでリバーシブルに行くということも必要な時でありますね。誰が先に行った、誰が後から来るということは関係なく、「後の者は先になり、先の者は後になる」というのが聖書の大原則であります。我々も一番先にいると思ったら、後になるということにならないような生き方をしていくことが大事ですね。

◇日本哲学は焼きを入れるときの速さで学べる

焼きを入れる時の速さのようなもの、生半可なものではダメですが、しっかりと鍛えてジュッと入れるということを、瞬間瞬間にやっていかないと日本哲学が学べないのではないのか。それは中今にあるからですね。瞬間の中にあるから、生半可でもいいから、ジュッと焼きを入れる時がきたと。私も焼きをどんどん入れるので、皆さんが頑張ってください(笑)。みんなに焼きを入れながら、私も焼きを入れられたりしていこうという決意でおります。

いよいよそういう意味での28日は焼きを入れて、明日の全体会議の中で事業、業務委託をこうしたいというものも含めて決意を入れて、過去も未来も今の中に入れて、しっかりと自分自身を把握していくということをしていきたいと思っています。

今日もどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。