0076話:2017年03月10日

◇大変化の二十年、八元

我々は時代のど真ん中にいます。元々白川というか、神道というのは、ある面では歴史とか、時というのは、言わずもがなで殊更に言わないんですね。だから、外国から入ってきた暦とか、時間観念を利用させて頂いているというかですね。中国からの暦というのか、色々なものが入って来ているのですが、20年毎に9つに区切って、180年で一回転する「元(げん)」という暦があるんですけどもね。そういうものからきっと、遷宮なんかの20年毎というのが出てきたということもありましょうけれども。

伊勢では占い的にどっちのお宮に回ったときは、どういうことが多いとかあります。2つしかないからですね。それの右側、左側どちらかの時代という捉え方をしたりするんですけれども。元という暦から捉えると20年毎というのは、2004年から2023年までの20年間が1から9の中の8番目、8元という元にあたるんですね、今の時代はですね。8元というのは、九星とかの占いではないですけれども、ものすごい大変化をする時代だという20年間ですね。丁度、2017年ですから、あと2023年までで次は第8元から9元に移るわけですね。2023年までは8元という大変化の時なんだと。だから今、考えてみると、振り返ってみると、色々なものが今、まさに大変化の真っ最中かもしれませんが、その一回が20年かかるということですね。9元という20年の巡りがあって、また1元に戻るわけですけれども。ですから、たぶんあと二十何年かは、大変化した後の20年間は、180年のサイクルの中で回るという捉え方ができると思うんですね。その後、次の1に戻るということで、それはまた新しい時代なのかもしれませんね。

我々がイソノミヤということを考えた時に、大変化の中でそういうイソノミヤという宣言をして二十何年かで、それが成長して、次の時代にいくというようなことになれば良いのかなと思うんですけれども。

◇人生という長い時間軸でみてみる

一方で、長い目で人間の人生というもので捉えるしかないんだけれどもね。そういう目で見ると、そういう時間軸でもって見てみるということも今の自分、今の状態を知る良い手がかりになるのではないかということを感じました。ですから、今の時代がどんな時代にいるのかということで、右往左往しないということで生きていけることが可能になるのではないのか。毎日毎日変化していくという捉え方の中で捉えるのも良いのだけれども。一つの大きな20年という中で、今を捉えてみるということも必要なのではないのかなと感じました。

皆さん、まだまだ若いから、何回、たぶんまた新しい1元に戻るときを体験するわけですから、そういうことでは明らかに違ったことが起こるということ、進化していくことを考えておくと良いのではないかなと思いました。

本日もよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。