0087話:2017年03月28日

3月も下旬に入って桜がそろそろ咲き出しますけれども。今日が牡羊座の新月ということで、また非常に強い力があり、願いというものが通じやすいというようなときです。農業は、月というか、暦というか、そういうものを大事にして色々とやってきたんですね。伊勢暦とか色々な各暦が日本の歴史の中にも天文台を作ってやってきたわけですけれども。この間も綾部を見てきていただいて、今度は御田植のお祭をやることになっています。

直近では、斉藤さんとSさんがある方の会社の御神殿を作るのに行ってきますし、もちろん、その間に今度はロゴフェスというようなことで、皆さんの前に非常に大変な行事が待ち構えているわけですけれども。

◇二心を一心にして一つの方向に向かう

さて、心が昨日の話しでしたが、心というものがどうもはっきりしないということ、心が決まらないということを言いますけれども、心を決めるというかですね、強い心を持ってということとか、一つの態度みたいなものかもしれませんね。態度が決まると、そういう方向が決まってくるというかですね。心の方向というものは自分自身の中のベクトルの結果なわけですけれども、二心、あるいは多心というのもおかしいですが、2つ以上が1つになって一つの方向を向くわけですね。

これは心の貸借対照表を作っても、どうせBS、PLは2つに分けなければいけなくなる。要するに、貸方と借方というようにですね。心が要するに、バランスを取る方向に向くように人間の心というのは、そういう風になっているわけですね。だから、行動するためには一つの心でないと動けないんですね。だけれども、心ははっきりとベクトルがあって、最初、分かれているから、二つ以上の心が一つの方向に向かうように準備すると、とてつもない力が出るわけですね。これはできるかな、できないかなというような思いがあったら、それは要するにベクトルができないから、それは完成しないということですね。

これは単純な力学ですね。物理学の中の簡単な力学ですね。ということを考えると、二つの心が一つの心となることなんですね。それで、一つの方向に向かうと、今度は会社の仲間だったら、仲間が今度みんなの心が合わさって、その合力になると、とてつもないエネルギーになるわけですね。ここをやろうという目的が明確になると、大きな働きができるということが、その心もそういうものを持っているということですね。もちろん、心というものは前提に五魂と五情というか、そういうものの階層の両方が貼り付いて一緒になっているということでもあるわけですね。

◇結合するエネルギーを使って強い力に

その中身が心なんですね。そういう魂とそれから感情、それから身体というものを繋ぐ、結合するエネルギーを使って一つの方向に向くということですね。二心ということではないということと、それから心というものは一つのエネルギーですね、結合エネルギーによって、魂と体の持っている情動と一緒になって、強い力になるわけですね。その一貫して結合しているものが霊ということですね。結合エネルギーということですね。

さて、その一番の根本にあるものが神の布斗麻邇の中身ということになりますね。そういう階層と、そういう位相というかですね、それが合ってくると、さらに大きなエネルギー場になって、それが外側に向かってというか、台風というなもので倒すということではなくて、高気圧の非常に晴れるけれども、気持ち良いけれども、しかし、みんな気持ち良くなっていくというかですね。

北風と太陽というわけではないですけれども、台風と快晴の違いくらいの違うというか、そういう心地よさを作るというのが集団の一つの力動性というか、力の働き方ということになります。快晴の爽やかな風はないんだけれども、爽やかな感じで目的を実現していくという力をみんなでもって、この丁度良いときですね。花曇りという曇りもありますけれども、基本は晴れているということが前提ですね。もちろん、夕方になって、花が咲いても寒くなりますけれども、そういうものには注意しながら、冷やさないようにしながら、晴らしていくというかですね、そういうところが大事なところかなと感じました。

一日お願いいたします。