0089話:2017年03月30日

◇オートポイエーシス

今日感じたことは、我々はこういう神話知を現代に活かすというようなことでお祓いも大祓もやっているんですけれども、それが最先端の、最先端という言葉自体が既に先端ではなくなっているのですが、先端的な科学と言ったら行き過ぎてしまったり、あるいは、まだ応用が人文科学や社会科学まで及んでいないところがあって、なかなか難しいところがあると思うんですけれどもね。今日はお祓いとあるいは言霊もみんな同じなんですけれども、いわゆる、我々はシステム屋さんが多いから、システムというところから見ると、オートポイエーシスというまだ完成されていませんが、そんなシステム論があるんですが、それとお祓いや言霊が近い関係にあるのではないのかということですね。それは端的にオートポイエーシスという理論自体が聞けば、みんな知っているか調べれば出てくるんですが、簡単に言うと、全体がある一つの目的に向かって存在していくためにどういう風に効率的に生きられるのか、あるいはより安全に生きるかというところが、そのシステム論の持っている部分ですけれども。オートポイエーシスは、オートですから、それを自動的にということですね、そういうものがいかに自動的に実現できるのかというところがあるんですね。それは丁度、いわしが群れを作って、瞬間に動いて大きな幻影のように大きなクジラのようになったり、岩のようになったりして、敵をびっくりさせるということをやりますけどね。

そういう今のスポーツだと、一つの目的を持ってやるというところから見ると、それはラグビーの点を入れるときのようなですね。要するに、臨機応変に運ぶわけですね。一人でも味方にパスをつないで最後にゴールするということですね。そういうことも一つのオートポイエーシスと言われているんですけれども。

◇神々のオートポイエーシス

その方式というのは、お祓いでも、罪、穢れなども含めて、神々のオートポイエーシスというかリレーによってですね、運んでいくわけですね。例えば、天津神のところでは、87番目から97番目までの11神で罪を運んでいくわけですね。それで、その祓いがありますけれども、そして、その最後のところに大祓でいくと、瀬織津姫神、速秋津比売、気吹戸主、速佐須良姫という4神で海の底の根の国に渡していく神様のリレーでもって運んでいくような、そういうところがありますね。いわゆる、最先端というオートポイエーシスという、まだ完成もしていないようなシステム理論と、昔から日本にあるものがオートポイエーシスと全く同じ理論ではないかなと思っています。

要するに、コミュニケーションで言うと、言葉で運んでいくわけですから、一番大切な情報を運んでいくわけですからね。その言葉というものも実は、一音一音のオートポイエーシスというか、リレーションで運んでいくということになるわけですね。そういうもののことを我々は追求していくというかですね。

◇ロゴフェスに向かってのオートポイエーシス

2日の日に向かって、みんなしっかりとやっているんだけれども、何でこれが上手くいくのかということをロゴストロンで発信するということも良いのですが、その中で思いがいっぱいになってくると、きっとみんなが協力してという中身が、そこに向かって一致団結していくというかですね。彼が象徴として、最初に決めたテーマの結論というものに要するに一番端っこから、ずっと協力して渡していって最後に2日にやると。それを更にみんながここの仕事にまた還元してくるというかですね。そういうことが同時に行われているということで、その中でみんながあると。そういうものが間違っているところに置いたらみんな混乱するわけですが、そういうものが上手くいくような、そういう意味での祓いで共鳴していくということをやっているわけですね。

たぶん僕がいつも思うのはこのグループは10倍とか100倍くらいの仕事をしてしまう。自分にパスが3つも一度に来たら取れないから、時間を置いてパスをくださいということは必要かもしれませんね。みんな人が良いから、一度に取ろうとしてしまうかもしれませんね。その辺を言っていただいて、上手くやったら良いのではないのかということですね。そういうことをこの何週間かで思ったことであります。

本日もよろしくお願いいたします。ありがとうございます。