0095話:2017年04月11日

◇111テンポー速い速度でやる強いお祓いー

今日は早いお祓いをしました。片岡慎介さんという方に何回も講演してもらったことがあったんですけれども、月のテンポというものをやっていらっしゃいました。ゼッテンという周波数の機械を片岡さんが作られました。月のテンポも非常に面白いです。地球のテンポ、月のテンポ、太陽のテンポが有るかもしれませんね。

今のお祓いのテンポは天のテンポというか、111というテンポです。ここに奉納されている剣も111cmあります。ボーカロイドでは、90でいこうと思っていたのですが、81ぐらいになっていたみたいです。

たぶん月のテンポもあるし、地球のテンポもあるし、我々が正確に測ったわけではありませんが、今まで初歩的なところでやっていたのは、地球のテンポのような感じがしますけれどもね。地球のテンポと言うとおかしいけれども、ことによっては表現が変わるかもしれませんが。

111というのは、ある面ではいわゆる霊というものがあるとすると、そういうものを祓う周波数に近いかもしれません。今度、白川家の墓前祭というのをやりますけれども、墓前では、祓いを大祓と一二三はなしで、出来るだけ高速であげます。自分の出来る限りの速さであげなさいということを初めから言われています。速い速度でやるということは、うっ滞エネルギーを取るような強さになります。今日、みなさんが感じたように、速いと強い感じになります。それは当然で、母音が伸びないで父韻が次々と出てきますから、多分それで、霊とかが祓われる時の周波数になっているのではないかと思います。

ご修行というものも、個人個人の修行をやっている場合には、迎える神によっては、もの凄く強烈な祓いになる場合もあります。高濱先生に、もの凄い速いのをやって頂いたことを思い出します。それは強烈で、先生の息もあがってしまっていました。そんなこともありました。

速くあげる、ゆっくりあげなければならない、あるいはどちらが優れているとかはない。少なくとも鎮魂と同じような、雑念が入らないようなお祓いのスピードが個人個人あると思います。たぶん今日は雑念が入り難かったと思います。瞑想のような境地が、自然と出来てしまうということもあると思います。

◇漫然と伸びた祓いは、スキが出てくる

白川の教えは、おみちと言いますが、人の道ではない。神の道なんですね。人として進化するには、立派に人の倫理を守って生きるということですね。今の社会では、それだけではひどい目にあうこともありますがね。だからスキが出てくるということは、祓いの中で漫然と伸びた祓いでいくと、憑かれるというか、雑念に憑かれて、自分の中に勝手にうっ滞エネルギーが溜まり、何かものに憑かれたような感じになるということですね。白川では慢心しないということ以外、言われるような倫理項目はないんですね。最後の修行をしようという行であるので、自分の悩みが残っていても構わない、解決します。

ただ、自己がそれに捉われないで意識を進化させる、そういう方法論なんですね。ただ神を掴むという道を、宇宙の創造から維持、破壊・帰趨を共にやっていくというところに我々の生き方があります。そのあたりを共に、ご修行を通してやって頂ければと思います。

◇咎める・謗るという連鎖に気づき、祓っていく

話が横にそれるけれども、我々が咎めるということを始めると、限りなく咎めの連鎖が起こります。政治的には左翼も右翼もそうですけれども、批判が限りなく、叩き壊すまで高まっていきますから。今、世界の国々の政治というのは、最後の争いに向かって、あるいは平和に向かっていると思いますけれども、そういう咎める、謗るということに気づいたら、それが大祓の中にあるということですね。それを祓うことが出来るというかですね。誹りの項目が分かっても、感情とくっつけないということですね。感情がくっついていると、言葉が接着していると非常に重力が高いというか、心が重くなりますね。重くなると、自己や相手を破壊し、殺す文句にもなりうる。それは情動と接着することによって強い働きになります。そういうこともありますが、誹りや咎めるということに気づくことも大祓の中の大切なところだと思います。

そして、五情が反省するということ、省みるという情意を働かせていくわけですね。特に徳目というか、気づくということはいくつもありますが、そういうことを気にかけながら発するというかですね。基本的には、我々は自由にお祓いをあげられるんだということですが、急に速くなっても構わないし、遅くなっても構わない。それはその時に、その時の対応が出来るということも可能になるというかですね。その辺も含めて、色々な意見があると思いますが・・・。

月のテンポ、地球のテンポ、太陽のテンポ、五霊のテンポと4つくらいテンポがあって、その中で自在に出来るようなあげ方が出来ると良いかなと思いました。本日はありがとうございました。