0105話:2017年04月24日

◇最初の、地球と一体となる五行の悟り

白川の修行というのは全ての修行が終わった後にする修行と言われてきました。そういう風に言われていますが、その中身というのは、悟りについても当然言えるわけですね。ですから、悟りというものについて、どのようにしたら良いかということは十分にあるわけですね。当然、天皇陛下や皇太子が学ぶ中身ということでありますからね。要するに、我々は悟りということについて、当然、向かい合わなければいけないというかですね。今まさにお祓いをあげている中で、悟りというものが入っているわけですね。それはなぜかと言うと、最初の悟りということを考えると、それは自分自身が地球と一体となるということですね。それを我々は、五行の悟りと言っています。言葉はどちらかというと仏教用語になりますけれども、我々は神を掴む、あるいは人と自然との関係においてですね、それと一体となるということが悟りなんです。

これは我々が、もちろんお腹の中にいる時も地球と一体かもしれませんが、出てくる時に、呼吸が肺呼吸になる時は、もちろん、その時には皮膚呼吸もしているわけですが、肺呼吸になる時に、我々は第10種という位というか、役割が与えられるわけですね。水の中で生きている、空中で生きている、ということは地球の固有の周波数ですね。平均のシューマンウェーブ7.8Hzに我々がなるわけですね。中までなるし、外の全ての皮膚は平均7.8Hzの振動数で振動しているわけですね。

どうも人間が、色んなことを考えたりすると、あるいは表面に、鬱滞が起こるわけですね。そこに一つ響きが、7.8Hzの振動をしていないところが出てくるわけですね。そこを祓うというか、そういう言葉でやるわけですね。たまたま我々の日本語というものが、五行の「あいうえお」になっているから、その「あいうえお」というものを日本語でもって流しますと、自然に周波数に鬱滞している部分がシューマンウェーブになるわけですね。

その為に、底筒男、中筒男、上筒男と、昨日も一番強い神様なんだと言いました。住吉三神、底筒男、中筒男、上筒男の神と言いましたけれども、最初の大事な祓いの神様ということですね。ですからその神の言葉を、自分で、底と中と上と言って、自分で回転させて消していくというか、自然の動きにするということをするわけですね。それが出来ると最初の五行の悟りということですね。鬱滞が取れてくると悟りということですね。

◇現代人は考えることによって脳自体が鬱滞している

今日の祓いの中でも、母音の階層が綺麗になってくるということは、それは祓いで鬱滞が取れてくるということなんですね。これが大地の悟りの始めの悟りということなんですね。そういうものを持っている我々の日本語と祓いと、もちろん鎮魂もそういうレベルに自分を置くことなんですね。

今の時代の人間というのは、特に脳が、要するに上津玉積神、上筒男のところ、上のところですね、そこに所謂、鬱滞が生じやすいんですね。憑依という現象は、その表面の振動数が低くなるということですね。振動数が高ければ良いというものでもないですが、それはギリギリのところで行くと精神の病になってしまいますから、一番良い状態に置くということが必要なんですね。特に現代人は考えることによって脳自体が鬱滞しているということで、脳の表面と中が鬱滞して、巡りが悪くなるんですね、自然然の巡りにならない。

ですから、その辺はしっかりとお祓いをあげていくということが非常に大切です。お祓いをあげる自己というものの確認がありながら、自分自身でしっかりとあげると。もちろん、その前提には自分自身がどこに悩みとか、どこに鬱滞があるかということを知らなければいけない中身があるわけです。そのあたりは、普通の心理学や様々なもので、あるいは論理や哲学で解決しなければいけないところもあるわけですが、そのあたりも含めて、意識の改革というものが必要になってくるということを考えないといけないわけですね。そういう諸々ありますけれども、そういうものも共に疑問になったものは解決するような形でいくというかですね。

ですから、出てくることは悪いことではないんですね。自分の言葉として、そういう鬱滞が出てきても全然おかしくないです。そういうものを解決しながら共に行くということですね。それぞれみんなあります。そういうものを別に悪いものと思わないで、それをしっかりとストロークするというか、自覚していくと、それが今度は祓っていくということに結び付くということになる。段階ですから、階層性ということがありますから、それをやりつつ、お祓いもしていくということになるわけですね。

◇五行から国津神、そして天津神の次元へ

あとは、行為ですね。五行というか、自然と一体となった、木火土金水と一体となった、あいうえおと一体となった後は、今度は一人ひとりの公の生き方というものを、それが日本では国津神という風に呼んでいるわけですね。国津神というのは一つの行為として、人間はそういう願い、あるいはそういう生き方としての神というものを掴んでいくということは、今度は国津神という次元になりますね。

その後は、今度は天津神ということですね。それの段階というものは全然違うわけであって、国津神というものの中身が、少なくともそういう自然の進化を含めて、我々は一旦、人間として、霊長類として、哺乳類として、爬虫類、両生類とありますが、そういう進化の中で十月十日の間に自分たちも生きてくるんですけれども、植物というものへの逆進化と言いますか、そういうものを辿りながら、国津神の基本を掴むことが国津神と一体となる条件になるというかですね。

◇木と人間が一体となる

だから、みんな一度、人が植物になるんですね。悟りというものの本当の意味は、植物、木という段階までいくんですね。ですから、木と人間が一体となるという世界もあるわけですね。だから、木火土金水の五行の中で、木が地球上に最後に出来た、もちろん、後に動物を含めて生物としては、自然の中では生物としての姿はありますがね。

もちろん、それは修行の中で、金は金、土は土、火は火、水は水、という一体感というものをそれぞれ味わうということになります。ですから、非常に白川のおみちにおける悟りと言いますか、一体となるということの中身は非常に体系があって、しかも広いわけですね。そういうものが国津神の前提としての五行というものとしてあるわけですね。そのことと一体となるということが、しっかりと出来るという内容を持っているわけですね。その辺も、これからのご修行の中で、私が後ろからお祓いをあげることによって、ご修行の中にどんどん更に入ってくるというかですね。そういうお祓いとご修行というものを同時共時でやっていくという方法で、これからは私が後ろでやっていくということにしました。

◇「悟り」が学べるというシステムが神道にも確かにあるという宣言

そんなことで、これからもまたご修行を進めていきたいと思います。今日はまたチェンジして、大事なご修行ということもしっかりと踏まえて、お祓いをあげていきたいというか。それは仏教などの宗教的な側面ですね。これからデジタルメディテーションも始まっていきますが、そういうメディテーションというものも含めた、メディテーションという中には、悟りの世界が多々あるわけですから、それを我々が出来るということの前提に立っていないと、何の意味もないですね。世界に、メディテーションや鎮魂というものを拡げていく意味なんて全然ないわけですからね。それには悟りということをベースにしてやっていくんですよ、ということを明確に宣言したいと思います。その辺りもしっかりと学べるようにしていく。あるいはシステム的に学べる体制を我々は持っているということを知って頂かないと、心もとないことになりますので、これからはその辺も学んで頂きたいと思います。

ご修行と祓いの中で全て出来るんですけれども、学ぶというシステムの改訂ですね。手順というか、機序ということも押さえていくということも大事になります。そういう意味で、神道もそういう中身も含めて表現出来る時に来ているわけですね。皆さんもそれを意識してやって頂けると良いかなと感じました。

一日よろしくお願いいたします。ありがとうございました。