0120話:2017年05月18日

◇お祓いを拒否する論理の五階層

お祓いを一生懸命あげているわけですけれども、お祓いをしたくない五階層というのもあるんですね。お祓いを拒否する論理の五階層ですね。体調が悪ければ出来ないとかね。咳が出ると出来ないでしょ。体の具合で出来ないことがありますね。先生がよく仰っていたのは、風邪を引いたらやらなくてもいいよ、と。もちろん、ノドを痛めたら出来ないとか、無理はしなくてもいいです。それ以外で、咳が出る理由があって、今度は第3階層の問題としてあります。こんなことをやって何の意味があるのか、という効率ですね。効率で否定するということもあります。朝だったら、会社の仕事とかね。1時間も時間をとって何の意味があるのか、その時間仕事をした方が良いのではないのか、という効率の考え方ですね。そういう否定の仕方があります。

次にあるのが感情の問題です。どう考えても不協和音を聞いていると、体や情緒の具合が悪くなるとか、嫌になるとかして、だからやりたくないとなる。あるいは、隣の人が大きい声を出すから出来ないとか、感情的な問題で否定するということですね。これらは私が体験してきたことであって、何も皆さんのことを言っているのではないですよ(笑)。次に、宗教とか、そういうものに関する問題ですね。本当にこんなことをやっていたのかな、とかね。

◇内侍所(ないしどころ)の鈴

今度は江戸時代の方法を採用して実験してみます。祓いの速さを鈴の音でコントロールするというものです。只今、OさんがボーカロイドのCDを作っています。考えてみれば、明治になってやる人が少なくなったから、その方法が無くなったのだろうと思います。江戸時代には一番多くなった時なんですね、白川を学ぶ人が。それで何百名となり困ったわけですね。それで鈴で指揮をとるようになった。内侍所(ないしどころ)の鈴というのは天皇が御祈りするというか、とほかみえみため、を40回唱えるのですが、天皇陛下でも入れないところに吊るしてあるんですね。それを鳴らしているんですね。そういう方法があります。多分、その鈴と白川の鈴が連続していると思います。

要するに、白川の古くからやっているものとか、今度は宗教的な意味合いというかが出てくるということです。学問的にも、宗教の中でも、やることはないという根拠を探すわけですね。

◇お祓いとご修行が一致して、いよいよ大祓をあげようという気持ちになる

その次の段階で今度は、ご修行と結びついているから、そこら辺は、ご修行でカバー出来るようになっているのですが。お祓いとご修行というのが一致していくと、非常にスムースに行くということがあります。お祓いは、上手く、より両方のご修行が進むという、ご修行がないと駄目なんですよね。ご修行によって神拝作法を伝授していきます。

第6種というのは、本来は五行(木火土金水)と一体となるということですね。その五行がベースとなった一つの捉え方というのがご修行ですね。木の修行、火の修行、土の修行、金の修行、水の修行というものを一体となったという感覚になるんですね。水と一体となった感覚が得られて、そして次の段階に進んでいくんですね。それはそういう体験とお祓い、第6種とは繋がるようになるんですね。決して嫌な感じではなくて、いよいよ大祓をあげようという気持ちになるんですね。もちろんご修行だけしていれば気持ち良いから、お風呂に入っているようだということもありますけれどもね、最初のうちは。だから、そういうことで魂の次元では、その問題は解決するようになっているんですね。

◇八神殿の修行

あとは、八神殿ということに、5つの産霊(結び)の働きと、三神(事代主神(コトシロヌシノカミ)、大宮売神(オオミヤノメノカミ)、御膳神(ミケツノカミ))ということになるんですね。今、我々が主にやっているのが、八神殿のご修行というものです。一番高度な、皇太子が天皇になる為の行の一部ですけれどもね、そういうものをやっておりますけれども。

次は神というものですね。神を迎えるかどうかということですね。

我々がその中身というか、創造の源の中身をしっかりと掴めるようになっているわけですね。今は宇宙論が非常に広がって、我々が父韻は8つの太陽系の惑星の振動ということに辿り着いているわけですけれども。

その先は100神ですね。神話の世界であるわけですけれども。100神の98番目にできた天照大御神、99番目にできた月読命、そして、100番目が須佐之男となっています。太陽と月と地球という三点に太陽系の生命体が帰結するわけですけれども。その時に太陽が出来てくるということを皆さん、考えたことはありますか。原始太陽も創造されたものですね。もちろん、太陽系を産んだ母親のような存在かもしれませんけれども、太陽系というものの太陽を産んだ中身というのが古事記で言う神話の世界ですね。そして、100神で言うと、98番目に生まれた神ですけれども。98、99、100の三神が造化の天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神の別天津神の三神の元に帰るということになるんですけれども。

言霊では、古事記における神々の創造ということが一音ということになっているんですけれども、それが今度は、太陽系と銀河系という関係にあって、それが一種の宇宙のフラクタル的な展開でもあるし、銀河系の宇宙の中に太陽系が動いてくるという大きな、壮大な世界なんですけれども、それも古事記の創造の中身なんですね。それが言霊の百神の世界としてもあるんですね。

また銀河系の太陽にあたるもの、銀河系を生み出していく太陽のようなものも当然あるわけですね。そういうものが階層になって、宇宙も五階層があって、大宇宙というのが生まれてくるわけですけれども。大宇宙というものがフラクタルにしろ、展開している中身の創造の中心というものを、どうしてもないがしろにするわけにはいかない。人間が所詮いくら考えても、大宇宙というものの働きというもの、小さいものから電子、原子、素粒子、そしてプランク長というものから巨大な大星雲、大宇宙という全てに繋がっているものが五階層の原理原則であるし、「あいうえお」であるし、百神ということに繋がるんですね。

これのアナロジーによって出来上がっているというのが宇宙の中身なんですね。それを追求していくということが、まだ人類に時間が必要かもしれませんね。タイムマシーンのような機能をもった働き、あるいは重力というものを越えた11次元に入っていく方法というのが、仮説として出して追求していくのが、我々のやっているロゴストロンの発想ですね。そして、また戻ってくるというような、そういう意識というか、知識というのを宇宙に広げていく、そして、その知識が全て元に返ってくるというのを我々が今、意識の中から始めている。

その中身が古事記の神話でありますね。古事記の神話ということは、どこまで行っても現代の科学とギクシャクすることはないように出来ているんですね。それは宇宙の創造の初めを見た人が書いたから、あるいは、それを作ったからということにしかならないと思うんですね。そういう中身が実は、我々の日本語の中にも、そういう性格が全て入っているということが極めつけのことですね。人工言語でない日本語が、宇宙創造の原理としての日本語があるということ、そして、その神話があるということが我々の日本文明というものが今、世界に中身を明らかにする時が来て、そしてそれを皆さんと一緒にお祓いから、ご修行から、あるいはロゴストロンからやっていこうという壮大な計画というか、学び、あるいは実践なんだということですね。

回り道をしてしまいましたが、お祓いをあげたくないという気持ちがおきる時は、上のことを思い出してください。あげたくないという時は、必ず論理としてあげられるというものがありますから、それはスピリチュアルも含めた意味でやるということを始めたらトコトンやって頂いて、掴んで頂きたいと思います。それがここの願いです。是非とも、またやって頂きたいと思っています。

今日はありがとうございました。