0129話:2017年05月31日

◇大祓の極意

(昨日、Tさんがチタンの製造工場であるホリエへ行った報告を受けて)

我々は見えない世界のことで、例えば悟りなどというのは、まだ世界で実現していないわけですね。その禅の中では、最高峰の人間国宝に値するような白鳥先生がいらっしゃっているくらいですので、まだはっきりしていないわけですね。これは宗教で言っている最後の人の姿というか、キリスト教で言えば、14万4千人の神の子の予言の姿というかね。あるいは仏教で言う、地涌(じゆ)菩薩ですね、地から涌いてくる菩薩です。あるいは人間の形を取らないけれども、阿弥陀如来とかね。それは、神道と言うと、どういう名前かと言うと、神の子や菩薩という言葉を使わないわけですね。同意語というか、近い言葉がこういう言葉であると言っているだけであってね。

我々が神の子になったり、菩薩になったりするという宗教的なところではないですね。それでは名前があるのかと言ったら、どういうことかと言うと、ちゃんと大祓に書いてあるんですね。「天の益人」と書いてあるんですね。要するに、そういう存在で、高天原に現住所があるということですね。本籍はもちろんのこと、みんな高天原から来ているんですけれども、現住所も高天原にするということが、神の子や、池涌菩薩という意味なんですね。ですから「天の益人等が過ち犯しけむ」、罪を綺麗にしましょうという中身なんですね。そういう我々も、高天原の住人であっても色々と犯しますね、という問題があります。それはしょうがないですね。

生きているということは、全てある面で、植物や動物の犠牲の上に成り立っていますね。それはかつて地球に発生した何百万どころではない種の存在の頂点に立っているわけですね。そういう存在であるということは、その存在をある面では全て押しのけて、命というものがあるということがあるわけです。それで未来も祓うけれども、過去も罪として祓うということですね。今の罪もあれば、今の罪も祓うということが大祓の極意というか、中身ですね。

そういう気持ちでやるということは、決して悪いことではないというか、傲慢なことではないということですね。そこがベースになっていることが、天の益人として高天原に住んでいる境地としては、今の現実の世界は、確かに地獄かもしれないところもあるかもしれませんが、それも綺麗に解消するということを決意するわけですね。

◇確信というすごいエネルギーを掴んでいく

納得と確信との間には、信仰的な意味での「信じる」ということはあるかもしれませんが確信するということは、凄いエネルギーなんですね。時間が必要で、もういいやという諦めということ、諦観でそのことを受け入れるのではなく、やはりそうだという、そう生きようという変わらない決意になるまでは、共産主義の理論を持ち出すわけではないですが、量から質への転換ではないですが、時間というものがエネルギーとしてあって、その時間を経過して初めて確信に至ってくるということがあるんですね。それを掴んでいくということが、今の時代だから許されることでもあります。進化が大きく展開する時には、時間の極端に強いエネルギーが働くという時でもあるというかですね。その時も粗、密ではないですが、エネルギーの度合いが変わってくる。密になった時の時代ではあろうかと。

ですから、開発論ですね、ソニーのある社長さんの時、一年が、技術の進歩が79年進むというようなことを言っていましたけれども。どういう意味でその計算値が出たかは分かりませんけれども、一年というものが、阿弥陀で言う所の100年とかそのくらいの技術進化をしているわけですね。それはそこに社会の変化のエネルギーが高まっている時であるのではないのかと。

◇チタン

先ほど言いました技術も、日本がトップを走ってきたわけでしたけれども、チタン加工業界で、今だにトップを走っているのがホリエさんですね。ホリエさんであり、そして、材料の研究をしていたのが門人でもあるMさんですね。それによって鏡も作られるし、今度のシリコンの鏡まで出来ているわけですね。シリコンとチタンというのは赤外線と紫外線が通過するかどうかということで、それを合わせ鏡にすると、ゼロポイントフィールドになるとかですね。そういうような最新のテクノロジーや物性を使って作ろうということですね。

そこでNigiもそういう風なものに少しでもしていこうということがあります。Mさんとチタンの一番新しい、ホリエさんの一番オススメのコップで乾杯したのですけれどもね。物性でも、我々がチタンでNigiを作る時には、最高峰の物性においても、水を使ってやろうということですね。そういう思いというか、そういう意志が大事なところと言うかね。ですから、ホリエの社長さんも忙しいしけれども、休日を返上して作ってくれたそうです。今や、とんでもない研究の第一人者でもあるわけですね。ロンドンオリンピックの時、ロンドン駅の屋根をチタンで作ったくらいの人ですね。また、電子が一番早く走るものは銀の材質で、今日持ってきて頂いてテストさせて頂きました。そういうことも最先端の部分ですね。

◇物性から周波数へ

物性の最先端の部分から、電子から更に細かい世界に入る。それがいよいよ白川の中身ですね。物性から白川に行くという人がMさんもそうだし、滋賀大学の奥先生なんかもそうなんですけれども、そういう世界があるんですね。それが言霊であり、白川の世界の持っている、これから開発する中身はまだまだ続くわけでありまして、その辺りも含めたこの音色を工夫しながらやっていくということ。Mさんは今日も笙を持ってきて、チタンの部品でもってやるということですね。今、新しい開発をしているんですけれども、そういう音も非常に大事なところに来ていまして、最高の音色というのは、白川で言うと賢所の中で16の鈴を鳴らすのは、天皇陛下が入れない世界ですね。内掌典がやる役割があります。その中身を皆様と共に今日、音色の開発をしようということで3人で話をしていたのですけれども。

ですから、物性から周波数ですね。音色、そして音色から更に布斗麻邇というかですね、そういうことを含めて集結ということになっています。その集める御札も、既に我々は小笠原先生から用意してあります。その発行も含めて、次の段階にどんどん入っていきます。どんどん意識進化を進めます。毎日毎日、変化しますけれども、すぐにキャッチアップして頂いていってくださればと思います。

今日も一日お願いいたします。