0130話:2017年06月01日

◇第6種神拝作法について

第6種の時、息を吐くと同時に榊が立ち上がっていくようなイメージですね。宇宙全体に意識が広がるようにと思って私はやっています。

本当は中今というのは、瞬間な宇宙ですね。フーッとやったら、それで瞬間に、宇宙の隅まで到達しちゃうようにですね、そういう境地でやる。時空間というようなものを使わない。言ってみれば、瞬時に布斗麻邇が布留部として、息を吹く時に震えるわけですね、振動させるんですね。脳の中に布斗麻邇の世界があると言っていますが、布斗麻邇から振動に移っているわけですね。それで振動が、全ての物質や存在を作り出す。瞬間でないとそういう境地にはいかないですね。時間軸を使うと137億光年というような長い時間の説明になってしまうということですね。宇宙に色々な物質として存在するのではないかということになると、最後は宇宙の進化というのは物質を作る為に存在することになって、物質信仰にまた戻ってしまうというかね。

◇プロジェクションが起こる

良いのか悪いのか分かりませんが、瞬間に布斗麻邇という宇宙創造情報が布留部といって振動して、そしてそれが結びつくわけですね。物質というものを想像したものに創造の意志が付着すると、物質のように見えて、そしてそれが広がっていく。そういう一種の投射(プロジェクション)が起こるわけですね。人間の意識の中と、それと同じように宇宙も布斗麻邇という創造意志の原型があって、それが創造意志情報にのって、そしてそれが振動して存在が起こるというか、それが束になって、宇宙の存在の一つひとつが見えるようになる。それが量子とか、電子とか、◯◯子と呼ばれているものですね。

結局は、父韻と母音と子音、言語もそうですが、子と呼ばれている魂(たま)が出てくるわけですね、宇宙にね。それが大きい魂(たま)、小さい魂(たま)となって宇宙というものの存在が起こると。宇宙というのも魂(たま)でしょ。137億光年の魂(たま)ですね。そういうものが出来上がって存在している、プロジェクションしているわけですね。それを捉えるには瞬間でなくては出来ないんですね、宇宙創造の。

◇魂(たま)と魂(たましい)

鎮魂というのは途中経過であれど、真ん中あたりまでを魂(たま)にする働きですね。そして、荒魂、和魂、幸魂、奇魂、精魂という、五魂という魂(たま)で宇宙の成り立ちを表現しているわけですね。それが今度は、色々な感覚を生み出していく。人間で言うと、情の感覚や皮膚感覚などですね。そういうものが出てくるということですね。その一番最初の宇宙の存在が、魂(たま)になる時、人間で言えば、魂(こん)だと言っているわけですね。それは見えるようで見えない、見えないようで見えるような。魂(たましい)は、「たま」らしいでは駄目なんですね。存在の一番安定した姿としての丸くなると良いんですね。

我々のやっていることは、それを一つの物性や、白川というものを布斗麻邇、布留部、鎮霊、鎮魂という物質になっていくものが瞬時に起こっていくとみえるということが一種の自覚になる。納得して、確信するということは、生きるということは、そういうことをやることだと思う。その中に鎮魂という儀礼があると。

それと、生まれてからバラけて、1が2になり、2が4になり、4が8になり、8が64となる。それが易の卦の大行の姿ですね。そのような運行の姿が、魂(たま)もそうなんですね。荒魂は、新しく生み出す働きの魂(たま)。和魂というのは、それを2つに分ける働き。幸魂は、さらに分ける働き。奇魂というのは、沢山できてきたものが安定して良しとする働き。それが精魂ということと、さらに細かくなった存在が宇宙全体に広がっていき、メビウスに反転して戻って来る。それが第6種鎮魂の極意ですね。白川に伝わってきたのは五魂でした。

今の解釈は、私の責任においてしています。私の解釈が間違っていたら、また変えても良いんですね。仮説が今でもどんどん、物理学にしろ、数学にしろ、学問が進んでいるわけですが、僕は進んでいるところの終わった所しか見ていないんですね。それが白川のおみちと整合性があるかどうかを見ているわけですね。白川の掴んだところを不信しているわけではなく、今の物理学は仮説だから、そういうものから見ても大丈夫かどうか確認しているわけですね。要するに、今の最先端の科学を見ながら、先端が好きな人がいますから、その人のブログ等を見れば分かるから見ています。

いささかも白川は古くなっていない。理論を立てなければいいんです。私は理論を全然立てていないから。鎮魂は鎮魂、白川は白川の祓い、言霊は言霊。言いたいことは色々とあるのですが、理論は自分で立てないということが一番正しい方法だと思っています。勝手なことはいくらでも言えますが・・・。妄想でいくらでも作ることは可能ですが・・・。

◇ビジネスの極意、おみちの極意

要するに、荒魂というのは、それを魂(たま)にする方法なんですね。お団子もそうですね。たまにしていく。

色々な事業家が来られて30年になりますが、色々な方に鎮魂を教えました。日本でも有名な百貨店の社長に鎮魂を教えましたら、ビジネスの極意ですね、と言われました。何百年も前の人達は手をこすってビジネスをしていました。ビジネスの極意でもあるけれども、おみちの極意でもあります。

全てのものが加速するには、回転運動で加速するんですね。螺旋運動ですね。太陽系の螺旋運動でもって太陽を巡りながら、銀河系を2万6千年で一周するわけですね。宇宙創造というのは回転なのではないかと。それを魂にする時の技が、荒魂、和魂、幸魂、奇魂、精魂ですね。最後に循環して戻ってくるという操作があって宇宙全体の魂が確定します。だから、荒魂、和魂、幸魂、奇魂、精魂というのは創造論なんですね。一つひとつの魂(たま)に息吹を吹き込むことをすると、創造情報を入れ込むんですね。それは人であったり、物質であったり、大きいものから小さいものまで、全てを魂(たま)にするんですね。

◇白川家と天皇家が一子相伝で伝わってきた中身

別天水というのは、造化三神の創造情報を、水の104.5度から108度にして、正12面体の中に全ての創造情報を入れて、今度はそれを飲ませて頂くというかね。別天水は、宇宙の創造の妙を自分自身が自覚する為にある。それは何にでも使えるわけですね。そういうものを天皇陛下だけに教えていたんですね。天皇になる人だけに教えていた。だから、一人で良かったんですね。ある面では、白川家と天皇家が一子相伝で伝わってきた中身です。それが今の時代にそういう宇宙論も、科学も、人間というものの生き方も進化する時に来ているから、このことを教えて良いと。白川家は私が全てを頼まれて、中身を全て伝える役割ですから、それは伝えます。俊敏と公開という役に選ばれて、そういう白川家の中身を、皆さんと一緒に更にお伝えするということが仕事かなと思っています。宇宙の極小から極大まで丸ごと自分と一致させる。そこに宇宙創造情報を全部入れていくということが、神の創造意志を受け継いだ人間がやることなんですね。それは創造意志を持って生きるということになります。

◇第7種神拝作法について

第7種神拝作法は入門を許可しましたということ。130年前くらいの神社神道は2拍手しかない。白川は神を迎える柏手(第9種)、お送りする柏手(第8種)があります。第7種は4拍手です。自分自身が遠津御祖神であると知る為に、遠津御祖神と後手に自分に打っています。天津神、国津神は神道的に言うと、神様の全てですね。遠津御祖神は他の神道の中にはないんですね。仏教的にはご先祖様と言っています。自分自身が神であると同時に、遠い先祖まで遡り、それと繋がっていてその働きを神とするのが遠津御祖神ですね。自分自身が生まれてきたというエネルギーの場があるというのが、産霊幸倍神(うぶすなさきはいのかみ)ですね。天津神を迎え、国津神を迎え、遠津御祖神を迎え、産霊幸倍神を迎えて、自分はこの宇宙に存在しているという確認を柏手でしているんですね。柏手というのは一種の確認なんですね。みんなが素晴らしいと言った時は、拍手するわけですね、相手を認める、全肯定という意味が柏手にはあります。

100%神の働きに同意するということを皆さんは始めたわけです。だから神を掴まないと仕方がない、その時の同意のところが柏手ということになります。

ありがとうございました。