0131話:2017年06月02日

Nさん、何か感じたことはありますか?

【Nさん】

祝殿でお祓いをさせて頂くと、話そうと思っていたことはあるんですけれども、それを話そうと思う前に、祓われていってしまっています(笑)。私は音楽であったり、教育方面でお手伝いを微力ながらさせて頂いています。感じたことということでお話させて頂きます。

私は色々なところから音楽が聞こえてきます。景色を見た時に聞こえてきたり、自然の中で聞こえてきたり、人から聞こえてきたりしています。大祓を唱える時に、以前、聞いてみようということがありまして、何回やってみても大祓の後半の方からベートーヴェンの9番の歓喜の歌のメロディーになります。ベートーヴェンは好きではあるのですけれども、凄く好きという訳ではなく、ドビュッシーやラヴェルなどの方がより好きです。それでもしかし、大祓のところを聞くと、歓喜の歌にいつもなってきます。それは日本において、ベートーヴェンの第九が年末によく流されているから、その曲が染み付いて聞こえてくるのか、もしくは元々、ベートーヴェンの曲がそういう力があって、日本人がそれを感知して年末に歌い出したのかなぁとか考えていました。全て祓われてしまったので出てきたことを話させて頂きました(笑)。

 

【七沢代表より】

◇宇宙創造が始まった時の瞬間をありありと掴む

昨日もNさんとお話していたのですが、Nさんの脳がどういう構造をしているか、どういう動きをするのかということを失礼な言い方ですが研究対象となっています(笑)。天才ですからね。

今日、後ろから拝見していて、私の拙い脳ですが少し分析が進みました。要するに、脳の時間の刻み方が早過ぎるんですね。パッと思いついたことを構成する間もなく、パッと消えてしまうんですね。それでグルグル回っているんですけれども、特に、そのエネルギー場というのは時が回転しているんですね。時輪タントラと言うんですけれどもね。脳もそうですけれども、時間というもので、いわゆる3次元、4次元が構成されているのですが、高速で回転しているわけですね。もちろん太陽系も高速で銀河系を回っているという概念ですけれども、人間も高速で脳が巡り出すということがあるんですね。だから大祓も、今度は2分を切ってしまうかどうかと言うくらいの祓いをされるわけですね。

我々がやろうとしていることは今、宇宙創造が起こったということをありありとイマジネーション、あるいはクリエイティブに描かれるようなことを目指して、こんなゆっくりなお祓いですけれども、お祓いをあげているわけですね。要するに、物理学的に言えば、宇宙の創造されてきた時の最初のゆらぎというような一種の振動ですね。布斗麻邇から布留部にかかった時の、通奏低音のような振動というのが1/fのゆらぎだと思うんですけれどもね。それを掴むということになろうかと思います。そういうものをやろうということですね。

力には、重力、電磁力、弱い力、強い力の4つあります。我々が経験できるものでは、電気と磁気のエネルギーの動きですね。エネルギー場が等価していく動き、あるいは変化していく動きですね。それが結局、絶えず最初に帰ってくる時は、宇宙創造の時になるというかね。宇宙創造が始まった時の瞬間に、瞬間なんですけれども、それをありありと掴むということが大きな目的になろうかと思います。宗教とか、神話とかいうものは、みんなそのことを少なくとも言っているんですね。宇宙創造が始まる時の様子が神話としてあるわけです。これを我々が知るというのは、旧約聖書のコレヘトの言葉12章1節の中にある「若き日の汝の創り主を覚えよと」創造主を感じなさいということですね。

◇神話として掴む、ホログラフィック的に掴む

要するに、神話として掴むということですけれども、それは漫画古事記を読んでも良いですね。今、奈良先生が構成してくれたものがあるわけですけれど、それが今月、冨士房インターナショナルから出るわけですけれども。

宇宙創造の始めの時に時間が始まるのですが、時間が始まる直前は、あるいは宇宙創造までは時間がないということになるわけでしょ。そのところを掴むというかですね。人間はそういうことを感覚的に掴むことが出来る構造機能を持っているんだということです。無限というか、時間がないとかあるとか言う、創造の始まるところを掴むと言うかね、そういうところをやろうとしているわけですね。そうすると全ての問題が無くなるということなんですね。

一種のテレポーテーションやタイムマシンのような世界が、脳や身体の中にそういう機能を持っているんですね。宇宙創造の瞬間のところを映像的に、あるいはホログラフィック的に、そういうものとして掴むということが、一つの我々の目標みたいなものとしてあるのではないのかなということが言いたいことですね。宗教が良いとか悪いとか言われますけれども、宇宙始めの時の様子に関わった人たちは、そういうものを見たり感じることが出来たのではないのかということがありますね。それを我々が後追いではありますけれども、そういうものを掴ませて頂だこうということですね。そういうところに、我々がやっているような大祓もそうですけれども、神話知に近い所ですね、神話の知を現代に活かして、使えるような神話の知恵にすると、それがこれから役に立つと思っています。

ですから、今、仮説や理論がドンドン出てきていますが、そういうものを受け入れながら思考出来るのではないのか、ということがあります。

◇五月病?

もう一つは、今、丁度、5月病ではありませんが、不思議な精神状態になるようなことがあるかもしれませんが、多分これは、脳内酵素が絡んで気候の変化によって、その酵素が作り難くなってしまうというかね。栄養の問題や気候の問題でね。そうして脳が一種の失調状態になるのが5月で、その呼び名の一つが病ではないかと感じています。その名残りが今、色々と出てきています。6月6日くらいまで続くのではないのかな?と。こんなことを考えておかしいのではないかな、ということが浮かぶかもしれませんけれども、それは暫くすると消えるので、美味しいものを一生懸命に食べて解消する方が良いと思います(笑)。

極端な人間の精神というか、困難な心の状態の時に起こしたものが、今また出てくるということがあります。自分の心の状態を感じながら、客観的に見て頂くと非常に安定が戻るのではないのかなと思います。

今日はありがとうございました。