0132話:2017年06月05日

◇脳を休める

土日に仕事をされた方が何名かいらっしゃると思います。やっぱり、今の時代は、脳を酷使しますから、脳の栄養というか、脳がフル稼動しますから、非常に大変なんですけれども。旧約聖書に書かれているのですが、神様は創造し終えた7日目には休んだと書いてあるんですね(笑)。神様が休むくらいなので、人間も一日を休むということになったんですね。日曜日はキリスト教で、土曜日はユダヤ教で、金曜日はイスラム教、水曜日は仏教と言うと、全ての信者になると、週の半分は休まないといけなくなってしまいますね(笑)。私も昨日、講義をして偉そうなことを言ってしまいました(笑)。夜は反省会をしていたんですね。

戦前は、月月火水木金金と言って、土曜日も日曜日もないわけです。そのくらい働きましょうと言っていたわけですね。そうしますと長続きしないんですね。もちろん戦火に焼かれたので、もっと働かないといけないということにもなりましたが、パキスタンのブッドー首相にエコノミックアニマルと言われました。働き過ぎですね。

今は働き過ぎの企業は、ブラック企業と言われていますが、一週間の内、2日間くらいは脳を休めないと、非常にストレスがかかって、体を悪くするのではないのかと。世の中に役に立とうということでやっていますが、働き過ぎにはご注意ください。私は第4コーナーを曲がって、ムチを叩きながらやっていますが(笑)。

白川、ロゴストロン、鎮魂というようなことを本当に役立てようという思いでやっています。そこには別の力が働くと思いますが、しかしフッと我に返ると病になります。こんなことをやってられるかという話に、普通は個人だったらなります。個人を家庭から、社会に貢献し、国家、そして人類に貢献するというのが公なのですが、なかなかフッと我に返った瞬間に、己に刃を向ける場合もあれば、家族同士でいさかいがある場合もあります。今朝やってきましたが(笑)。

そういうことは十分出したら良いのですが、間違って怪我してはいけないからその辺は難しいですね。疲労というのは、非常に大きなものになりますから、フッと我に返った時は一休みということですね。

自分の中で感じたことがあったら出したほうが良いですね。別に構わないのですが、私は土日で休むという観念があまりありません。ですが、一日の内で休む時間を作っているから何とかやっておりますけれども、そういう小刻みに休みを取るということが出来ますので、何とかなっています。それでも流石に土日にみんなの前に立つと、緊張というかストレスがあります。

昨日も初めての人が多かったので、気を使って、言ったことは全然つまらないことを言っていました(笑)。鎮魂も本当は休みなんですね。鎮魂というのは脳を休めるワザでもあるですね。

◇平和になる為の情報を伝え合う

金曜日から日曜日にかけて仕事をしてきまして、なかなか良い仕事をしたのではないのかと思っています。自画自賛です。東アジアの平和をどういう風にしたら良いかということを、何人かで話してきました。東アジアの肝心な民族の間の調和を取る為の一番の祭祀は何か、ということが見えてきて非常に良かったです。

今の時代は情報戦なんですね。情報の中で平和にする情報が流れれば、平和になるということになりますね。それが祭祀ですね。祭り事は、普通は戦いの前段で、呪詛なりの祭祀を行うということが古代の戦争にはありました。今は呪詛するのではなくて、平和になる為の情報を伝え合うということが大事になると思います。

中近東と東アジアがシーソーゲームのように、戦争の原因になっていますけれども、東アジアの宗教に囚われていない人が祭祀をすれば平和になります。中国の満州族や、朝鮮族や、日本族なんかが中心となって、平和ということの情報を出し合えば、きっと平和になるということをずっとやっているわけですね。

白川というのは、そういうことを神祇官としての仕事として、私も長い間やってきました。それは変わらない中身ということでありますね。東アジアにみんなの意識が向いている時に、平和という情報が拡がっていくということが祓いであり、祭祀であるということですね。そういうことを伝え合うということが大事なのではないかと感じています。

そんなことがありまして、これから8月に向けて、平和というものを念頭に置いた祭祀というものを更に続けて、貢献したいということを決意しました。

また一週間よろしくお願いいたします。