0190話:2017年08月21日

◇色々な広がり方

昨日はワープの1期、2期、3期の合同のイベントがありました。お手伝して下さった皆様方ありがとうございました。3年間の成果があったと思っています。もう来年、出来ればのことですが、今年の間に体系化して、4回目が出来るといいですね。また道が広がっていくのではないのかと思っています。

広がるということで言いますと、今日感じたのは、言霊ということで一音一音、50音、あるいは濁音なども入れた75声、言霊百神ということで、色々な広がり方、使い方の構造があるわけですね。進化してみると、わりあい単純と言ったらなんですけれども、祓詞は、とほかみえみためから始まって、身禊祓、それから大祓と言う形で、一二三になり、とほかみえみため、で結ぶわけですけれども、最初は単純な一音一音の言葉であるわけですね。もちろん、人間の声の出る器官以外、口から先の音の出る器具は色々とありますけれども、ただ大量に音が広がれば、一種のノイズというか、宇宙の音も自然の中にある音も、ノイズのように大量にあるわけですね。

もしそれぞれが、1つ1つの粒が音を発しているとすると膨大な数になります。人間の体もそういうことだと思うんですね。60兆という細胞がありますから、それがそれぞれの周波数、音色を持っていますので、今は細胞というレベルで数えたりしますが、明治の初め頃、毛穴がいくつあるかということを白川では問題にして、掛け算していくつくらいあるかということの計算式が残っていました。毛孔にも神があり、八万四千の神と書かれています。そのように沢山の神が加わって広がっていく。元々は、人体という小宇宙が大宇宙というかですね、ミクロコスモスが、マクロコスモスというように広がるということでいくと、その働きは沢山あるわけです。

◇数と言葉として広がる

広がっていくという時に、数と言葉としてそれが広がるわけですね。ですから、50音と濁音の組み合わせで広がっていくわけです。上代語(和語)では、50音で4文字を使って単語を作ると、約2500〜2600の単語が出来るわけですね。今は、我々が使っている言葉というのは、主に我々の仕事の中にあるわけですけれども、コンピュータ言語というのは今どのくらいですかね、十万くらいですかね、もっとあるかもしれません。それはほとんど機械語ということですね。機械言語ということになっていますから、その組み合わせからいけば、いくらでも出てくるわけですね。そのような膨大な数の言語が出来るわけですけれども、言ってみれば、そういう大量の言語が出来るのと同じように、それが使われているわけですね。

◇コンピュータ言語の一語一語も神の名

今、我々が機械の恩恵を受けたり、物の恩恵を受けています。その機械の恩恵を受けて広がっています。そのコンピュータ言語の1語1語も、ある面では、神の名というか、言霊から見れば、作られたとすれば、それも1つの神の言葉というかですね、言霊ということになるわけですね。言霊というものの広がりというものが、我々が初めに「とほかみ」というかですね、50音の上の段の意味もありますから、丁度、あいうえおを入れれば、とほかみとなるわけですけれども、そのように50音から大祓になると、神様も色々と増えるわけですね。ある面では、神様に頼っていくわけですね。

創造の最初は、結局は造化三神ということで、天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神という神様が、言ってみれば皇御祖神としての働きによって、多くの天津神がまた出てくるわけですね。百神で言うと、天照大御神(98)、月読命(99)、須佐之男(100)ということで広がっていくわけですね。

天照大御神もそれぞれの働きということになれば、伊勢神宮に祀られているように、神と言っても、働きの中で荒魂と和魂の働きがあるとしていたわけですね。そうなるとまた増えるわけですね。ある面では、その働きは五行にもなっていく。天照大御神が、また自然の働きを作り出す元、太陽というものが太陽系を生み出したとすると、それが地球の進化の最後のところで五行になりますから、五行もまた、天照大御神が5つの御魂、荒魂、和魂、幸魂、奇魂、精魂の賜物になるわけですね。

◇広がっていくのと同時に循環して還ってくる

ですから、天之御中主神から皇御祖神命で、天津神が百神できますけれども、そのまた百神も自然も広がっていくという時の姿があるということですね。そういうことの結果として、大祓でもって、祓いの神様で祓われて、そして更に元に戻っていくというかですね。ハヤサスラヒメという神様によって、全て消して頂くというところに戻っていくわけですね。そのように循環するということなんですね。最後はまた、ひふみよいみなや・・・、で50音になって、とほかみえみため、ということになるわけですけれどもね。それと同じように、神も元に戻ってくるということですね。今、我々がやっている言霊というものの、広い意味で言えば、機械言語もつ1の言霊の賜物というかですね。それによって、我々はロゴストロンという形で、機械の言霊にして、それを外から発信するということになるわけです。広がっていくということと同時に、循環して帰ってくるということが、この宇宙の大原則になるわけですね。ですから、その辺りを絶えず、ある場所をやっているのだけれども、そのところからまた戻ってくるということをしないと精神の異常をきたしてしまうわけですね。

地球の自然の中でもって、自然に生きるということは、今の時代は難しいですが、宇宙という大自然から見たところからまた戻ってくるという生き方を基本にしていこうというかですね。その為に、毎朝のお祓いをそういう広がりと言葉の始まりとで、それからまた戻ってくる、循環するという全体系で出来上がっているんだ、ということを知って、最後に真ん中の神様にも2拍手しますが、ある面では、2つということは、高御産巣日神、神産巣日神ということで打った時に、最後に天之御中主神になると。そのように元に戻ってくるという大きな循環で、最後は天之御中主神に戻っていく。それで一礼をして出かけるという繰り返しだと思うんですね。

その辺が、非常に神道というものをいよいよ世界に問う時が来たということは、宇宙大に広がった科学というものを前提として、それがまた戻ってくる、瞬時に戻ってくるということを中今としてやる方法論が、もちろん、ある時期には自然に還るということをやりながら、そういう古神道のおみちを今、世界に問うということですね。そういうことをやろうとしているわけです。非常に大きな仕事ということですね。そういうものを自然の箱庭療法ではないですけれども、ユングの世界で言えば、フトマニの里というのはそういうものであるし、Hさん(炭職人)がやっておられる炭素、人間の最終型、第14属の炭素というものに還る道でもあるから、そういうところも自然と一体となる、1つの神から与えられたものとして、それをやっていくということですね。だから、至るところにあるということですね。

機械としてのITの中にも全て戻ってくる、あるいは、客観視する内容があって、それが言霊として、また人間に戻ってくるということもあるわけですから、どの1つをとっても、決して不足はないというかね。神に戻るというかですね、天之御中主神に戻る道でもあるし、宇宙に138億年のように広がっていく宇宙というものでもあるし、帰ってくる創造の瞬間でもあるというように、自在に意識を広げていくということが、我々の言っている意識進化に繋がっていくというかね。その上で、138億年以外の宇宙の輪廻をしてもいいわけですね。概念的には色々と考えられるわけですから。

来年のワープには、前世、現世、未来世の3世に渡って、自在に動けるような概念の機械とかですね。それはタイムマシンのような機能を持つのかもしれませんけれども、そういうもので意識を拡げるような講座をやろうと思っているわけですね。そんなこともあり、とにかく最前線であろうかと思っています。今、世界に色々な科学が広がっていますが、みんなバラバラな科学なんですね。極端に言うと、数学と物理学もまだ統合出来ない。アインシュタインは数学が弱かったから、物理学が遅れたんだということを言う人もいるくらいで、未だに難しい。進んだ科学から、遅れている科学も、全ての科学というものを前提として、我々もいかなければいけないから、単純に数式が読めないから駄目ということで、いかなくてもいいんですよ。Iさんは、素数の研究をやっていますが、これは素晴らしいですね。普通は、だいたい精神が混乱してしまうのが常でありますから(笑)。そうならないですから素晴らしいです(笑)。

一人ひとりやると、また長くなるのでこの辺にしておきます。今週またよろしくお願いいたします。ありがとうございました。