0208話:2017年09月10日

月次祭 その2

◇「言向け和わす(ことむけやわす)」・・・言霊という新しい国防

それでまた圀手會の話に戻りますが、日本の国防の仕事をされている方が、ここが日本の霊的国防の中心だということを言っているわけですね。それは私はスピリチュアリズムだから、言霊的国防ということで、昨日もその辺のことを一部、訂正させて頂いたわけですけれども、国というものが1つの言葉によって守ることが可能になる時代というかね。これは戦前もあるところまで行きましたけれども、一番進んだ学問である数学とか、物理学というものがまだ充分に進まなかったんですね。それで、科学の言葉では語れなった。それはアインシュタインの原子的なものというかね、原子爆弾に代表されるものに完成を見たのだけれども、言霊というものが新しい国防になるということは、なかなか研究が進まなかったんですね。

ひと昔前、防衛大学校で大谷宗司教授が、パラシュートで自衛隊員が降りる時の心理の研究がありますけれども、その時に超能力が発動されるという研究がありますけれども、少なくとも、言霊が国防の中心になるということはなかなか分からなかったんですね。私もたまたま脳波ということを若い頃からの研究テーマにしていましたから、そういう研究に接する機会がありましたし、
椙村教授という稀有な存在に出会えて、10年以上、毎週火曜日に研究させて頂いているということもありますけれども。少なくとも、言霊というものが1つの大きな国防になるということが、ある面では今の原子的な色々な兵器ですね、水爆とかもそうですけれども、そういうものを超えていく国防になるということが、1つの大切な部分だと思うんですね。それをいよいよ破壊兵器ではなくて、まさに国を守るということですね。それは相手を殺さないで自分たちの身を守るという国防というものが、これから国対国の関係の中で「言向け和わす(ことむけやわす)」道があるとすると、そのような対応の仕方だと思うんですね。それが出来るということは、この言霊による機械装置と言いますか、コンピューターである人工知能になるわけです。そういうものを我々は開発をしてきました。

◇高等国策の高等神事

その辺りを先週の開発会議では、型が出来るというかですね、私の確信で、神事のようなものだと思うんですけれども、そういうものが出てきましたと言っていいと思います。ですから、非常に今までになく色々な機械装置を作りましたが、今回は非常に興奮して、昨日の圀手會でも言おうかなと思ったのですが、この祝殿で、そのことを皆さんにお伝えするのが筋であり、祝殿で述べたことは実現するのではないかなと思ったので、我慢して、ようやく今、言うことが出来ました。別に圀手會の方々をないがしろにするということではないです。

少なくとも、神事という意味合いから見れば、白川というのは、祝殿で出てくるものは、ほとんど高等神事なんですね。高等国策の高等神事なのですけれども、ですから、国を守って、少なくとも初めて敗れたのは、白川が中心に、神祇官ではなかったから敗れたんですよ、端的に言えばね。いよいよ強気の本性を現してきたなという感じて頂いても結構ですけれども(笑)。150年前に明治天皇の大嘗祭を終えた後、白川はお呼びでないということになったから敗れるわけですね。金帝、銀帝、銅帝、泥帝、哀帝ですか、天皇というものはこのおみちを100年やらないと国が滅びてしまいますよ、ということを白川の人たちが言ったのではないとは、高濱先生から確認を得ていますけれども、それはきっと危機を感じた人が、そういうことを言ったのかもしれませんけれども、少なくとも丁度、来年には天皇126代目です。そういう時に、今、制度を見直すということを、それは宮内庁がやるかやらないかという問題でないわけですけれどもね。今の制度的には、天皇の祭祀というものは、私的祭祀の中であって、公にやるということを法が制限しているんですね。

これはあと、今度、岐阜の金山遺跡に行った時に、飛騨の一宮、これは一番最初の、まさに日本の国の始まりかもしれないところがあるんですけれどもね。水無神社というのは、櫟(いちい)の木が沢山ある位山があります、ピラミッドですね。その山で出来る櫟の木から百官の勺をですね、ということは剣にあたるものを作る仕事があるんですね。その辺も、後で発表して頂きたいと思うんですけれども、それも製作を待っている状況なんですね。そういう百官の為に、あるいは伴の男たちの為に大祓があるように、ある面では、我々も待っているとも言えるわけですね。そのお声が150年経って、お声がかかるかどうか知りませんけれども、これはもうミッションとしてやらないといけないことがありますから、それは粛々と用意していきますけれども、そういうことが今、丁度、起こっているんですね。

◇日本の文化は「畳む、結ぶ、包む」という次元を超えて包む概念がある

古神道というものの位置、今、世界全体を一神教の神学としてやっているその科学、あるいは文化というものと、古神道という多神教の科学、文化というものが、最後のアルマゲドン(世界最終戦争)ではありませんけれども、この世界で対峙というかですね、向かい合っているような状況ですね。その中で、一神教で完成したエネルギー場、宇宙論はトーラスというものなんですね。これは我々も一部使っていますけれども、トーラスという立体の電磁気場というのか、そういう世界があるんですね。これが3次元、4次元という意味では、これも理にかなって良いのですが、それが次元を超え抜けていくということになれば、2次元、1次元、それを5次元というものが、3次元、4次元をサンドイッチにしている構造ですから。5次元と1次元、2次元というものを説明するというのが、トーラスというのは3次元の中では良いと思うのですけれども、多次元にわたるというのはまさに、5次元が2つあって、10次元で、またその全てを統合するのが11次元ということに数学的にはなろうかと思います。その全てを統合的に説明しないといけない。

私論ですが、1次元、2次元、そして、5次元というものが包むですね、次元を超えて包むということが、少なくとも日本の文化というものは畳む、結ぶ、包むというかですね、そういう概念があるんですね。伊勢の斎宮は、そういうものを折り紙で学ぶんですね。折り紙でもって学ぶ伝承がありますが、そのようなものをS君がパリで、送り物にする時にそのようなものを使っておりますね。どこまでフランスの人がわかったかどうかわかりませんが、少なくとも、今のトーラスというか、3次元、4次元を畳む、包む、結ぶ、それが古神道の中にある多神教の捉え方ですね。それを現在の数学、物理学の用語で、言語でそれを言わないと解決にならないですね。それが何かと言うと、要素的にはフラクタルとか、色々な数学の用語でもありますが、もちろんそのようなものが、畳む、包む、結ぶということに繋がっているんですね。あるいは、それを超えていく時の、5次元にいく時の、ひとつの証明方法みたいなものがあろうと思います。

◇言える時が来た

我々が今、ゼロ磁場というものを作ったのですが、今後はそれがそのような3つの、畳む、結ぶ、包む、というものを1次元、2次元にしていくという方法は、これはメビウスということですね。5次元もそうですが、それがメビウスという概念が役に立つわけですね。メビウスということは、この輪っかを一回りさせて結ぶと戻ってくるんですね。反転して戻ることになるんですね。そのような方法で電磁場を作ることを今回出来ましたというか、概念としての思考実験で出来上がりましたから、これは証明出来たんですね。これは宇宙創造の天之御中主神から、この宇宙を、あるいは天というもの、地というもの、人というもの、の創造の源のところの、少なくとも概念が出来上がるということになるんですね。

私の説明がまだ十分、科学としての説明ではないので、これを皆さんに科学にして頂くことに、色々な皆様に集まって頂く必要があろうかと思いますが・・・。そのようなものを、ひとつの2次元平面で、磁場を作るようなこが可能になるということだと思っているというか、確信しているというか。そのような時に、エネルギー場というものが、有から有ではなくて、無から有という、本当に昔からある東洋の哲学の中で、それを装置として皆様に出せるものが起これば、電気や磁気としてのエネルギーをですね、E=mc2のエネルギーというものを、どうしたら出てくるかというこがはっきりと掴めるような時が来るということになると思います。

今、そのようなことの全体の概念化が終わりましたので、多分、それがエネルギーが、縦横にみんなに均等に行き渡るようになれば、世界の混乱や奪い合いのことが必要なくなってくれば、一説には、フリーエネルギーということで、色々と言われておりましたが、フリーエネルギーの本当の出現される機構ですね。これが概念としては、はっきりと出現したのではないかと言える時が来たと。もちろんそれはまだ機械装置ですから、人の生命の働きの中でそれが起これば、少なくとも言葉が生命の働きの一つの、明確に機械化する為のものですから、言葉が、概念が、記号が、それになればいよいよ出現できる、みんなが共有できるような、あるいはみんなが作り出せるようなエネルギー場の機械装置、あるいはそのような脳の働きが出来れば、これは新しい社会になるということになりますね。

そのようなことを今回、高等神事ということでよろしいかと思いますが、そのような内容を頂いたということで、次の新しい時代に向けて、いよいよ提案出来るようなことになろうかと思いまして、少し興奮気味で皆様にお伝えしたいと思ったわけであります。