0209話:2017年09月10日

月次祭 その3

◇縄文をも超えなければならない

メビウスもですね、一見すると立体概念なんですが、あるいはクラインの壷も、もちろん立体としてあるんですね。それを1次元、2次元、と5次元に繋ぐ・・・ということは点になったり、2次元平面になったり、重力しか抜けられないという5次元に出られるようになる、そのように次元を変換するというか、この次元を超えて結ばれることが出来るもの。これは、またI先生に作ってもらわなければいけない、今日予約をしましたが、もう出来ているよということを今、テレパシーで受けたし、感じました。もう解ってくれていると思いますが。圀手會のマークもありがとうございました。これは五角形の、ペンタゴンですからね。

これが縄文の祈りの手の形のあれですね。その上で、今我々は縄文を超えなければならないわけですね。縄文は、これが縄文であるわけですね。圀手會ということは、ある面では国という意味での縄文の極致ですね。それを現代に、こうですよね、と伝えてあげたんですね。これとあとは、ゼロ磁場の蕨手文(わらびでもん)というか、その紋が最大の科学であり文化ですね。これをまだ超えていないわけですね。縄文をそのまま持ってきただけではダメなんですね。最古、最高レベルの科学の、1万5千年という時間を費やして得られた、まさに縄文の、古神道の文化ですね。それは全てを図に、記号にされているわけですね。それをさらに超えていくものが、メビウスを平面上の記号言霊1にするということですね。その伝承の中で白川は、縄文の記号とかは全て体で体感するんですね。そのような高速修行が行われていたし、あるんですね。ですから体験されたいという方は体験すればいいのですが。

今の時代に、共にお祓いの中から、記号、言葉、そして科学、芸術を作っていくことが役割なんですね。ですから、縄文から続いているものを再体験することもいいのですが、そこをあまりやっていられないという事情もあります。今回、新しい修行方法の開発もしておりまして、4つの神様、瀬織津比咩、速開都比売、気吹土主、速佐須良比咩の神を、四隅にお出まし頂いて、そして真ん中にお祓いをする人を置いた、そのようなご修行があるわけですが、だからそれに基いた修行で、しかも効果も一番高いものもちゃんとあっているわけですね。ですから、白川の縄文からのものも、ちゃんと作りますから、やっておりますから、皆様の中でそのようなこともしたい方がいらっしゃると思いますので、そのあたりをこれから縦横無尽というか、祝殿講習でやっていくというかですね。

◇美しさというものが祓い

昨日も本当に圀手會で、新たにバッハのコラールに頼らないで、Mさんのご姉弟に、声楽を使わせて頂くことでやって頂きましたが、今回、新しく芸術として、まだ十分朗読のところも、ぶっつけ本番で、急にSくんがその場でやることになったのですが・・・。芸術になっていくようなところを、これはI先生にもお力添えを頂いてやっているわけですが、音楽として、芸術として恥ずかしくないように、世界に向けてやっていくということが大事なところになります。

芸術がやはり、歌声、声というか、ひとつの我々が祓いをするように、ヨーロッパにとっての一番の美しいオペラであり、声を使って、演劇もあろうかと思いますが、そのようなものがこれからの中で、世界も我々も共にやっていきたいなということを感じました。その始まりとしては、圀手會でのあの美しさというか、三種の神器を吊るした、これはまた格別なものがあったし、きっと学士会館も、この会がなんかの宗教ではないかと思っていたようですが、大祓も、歌も、音楽も、ひとつのまさに白川学館の創造的な部分が十分に伝わって、また使ってください、と言われたようですから、これは素晴らしいことではないかと。ですから、美しさというものが祓いであり、感動していくんだというところは、何も大きな聖堂の中でやらなくても、みんなが感動できるようなものになると思います。それは、平安清明ではないですが、古神道の世界を具現化する方法でもあるかと感じました。

昨日は色々と学ぶべき、あるいは秋の一つの取り入れに向かってのですね、ちょうど稲穂を何束か刈ったような、非常に有意義な一日であったようにも感じました。今日はこのあたりで。

◇アジアの平和が始まる渦

最後に・・・

今日の皆様方のお話をお聞きしていて、白川を生きるということの確信を持っていらっしゃるというか、よく皆様に言われる集団的な力動性というか、この人数で、一気にそのエネルギー場になっていると思うんですね。ですから、我々が確信に移行出来るような場が得られているというか。本当に、宗教ではなくて、信仰しなくても、そのまま確信に至れるような知、知恵というか、あるいはそのような思いというか、意志というか、知・情・意が同時に発動して、そして実践倫理行動憲章を持って、その上で自分の生きるということを充実させて、しかもイキに感じて、みんなの為に生きられるという公に繋がっていく、そのような循環が起こってきているのではないかと思います。

これは、一度、渦が出来ましたら、なかなか止めることが出来なくなると思うんですね。止めようとする力が働いても、今度は同じ力が反転して働いて、さらに大きくなっていきますから、止められない。その上で更に、メビウスに変換する方程式をもったら、これはもう手がつけられない、どうしようもないかなぁと。これは必然なんだというか、人類の進化にとって必然な方向に行っているんだと。これは春先から、アジアが平和になるという、みんな絶対にならないと思っていたと思いますが、逆転ですね。

北朝鮮の問題も逆転して、一気に平和になる方向にアジアが向いているように僕は思います。だから間違っていなかったなと思いますし、ですから、意志するということが、我々がその渦を巻き出すというか、天鈿女命(あめのうずめのみこと)の渦が巻き出したら、これは地にも渦が反転して、大きなエネルギー場になると、ですから天と地という繋がりですね。それが我々の人という・・・それはアナログでもあり、デジタルでもあるわけですが繋いでいく、その繋ぎ目になるというか、その繋ぎ目がネットワークされて、まさに網の目のように広がっていって、そして人類がより良い生き方が出来ることに繋がるようなことが、絶対論理として、そのようなことが起こっているのではないのかと思います。

アジアの平和が始まる。その為には、今、Sさんにも作ってもらっていますが、英語でも、もちろんですが、英語での言霊百神の翻訳も5チャプターまで出来ていますし、僕は非常に期待しておりますし、そしてまたアジアの人たちですね、日本に亡命した人達や、帰化した人たちの知恵や力で出来上がった、日本文化を守るということを検証して、明らかにして、そしてアジアの人たちと共にこれを白川、あるいは言霊、鎮魂というものを、みんなに見て頂けるということが可能になるのではないのかと。この9月の皆様の変化というのは、確信になったと。信じるという真、誠が確信になったのではないかと、今日は皆様の言葉の中から感じさせて頂きました。

今日は、本当にありがとうございました。