0250話:2017年11月06日

◇色々な動物、植物、微生物のお陰で、今の人間がある

一昨日と昨日のあにまるロゴシストの講座、ご苦労様でした。Tさん(あにまるロゴシスト)感想はありますか?

 

Tさん

おはようございます。先週の土日に第二祝殿で、あにまるロゴシストの初級講座を開催させて頂きました。

講師は、Tさんはじめ、Iさん、Sさん、そして、石原克己先生もお出で頂きました。研究所のオールキャストのような感じでした。最終日には、賢治先生にもお話しを頂きました。遠いところからもお越し頂きまして、大阪とか、岩手からとか、トータルヘルスデザインの近藤社長もお越し頂きました。

2日間やってみて改めてやって良かったなと思いました。あにまるロゴシストは何かと言うと、ペット事業のように捉えられがちですが、ペットというのは入り口です。七沢研究所の経営理念に書かれていますけれども、「生きとし生けるものの全てのより良い存在と、その生命意志を実現する」と書かれていますので、それをまさにやっていくのが、あにまるロゴシストの事業であるということを改めて自覚させて頂きました。

その中でお伝えしたいことが、賢治先生もよく言ってらっしゃるのですが、動物や植物というのは、ある意味、私たちの祖先の姿であり、私たち自身の38億年の生命の歴史が畳み込まれていると言いますか、あるいは母親の胎内で生まれてくる時に、38億年の歴史を一気に駆け抜けて再現して人になるということから、自分の中の38億年の歴史を省みると言いますか、昔の時代には、動物であった時代もあるわけなので、そこを大事にしていく。ある意味、祖先を大事にするということに通じるのではないかなと思いました。

そして、今、昔の祖先の姿として、動物や植物を大切にするということは、まさに公に繋がりますし、実際に私たち人間だけの力で進化してきたわけではなくて、共進化と言いますが、犬や猫や、色々な動物、植物、微生物のお陰で、今の人間があるということを忘れないようにして、生きとし生けるもの全てを大切に出来る人が、あにまるロゴシストであるということを2日間に渡りお伝えできたと思っています。今からその輪を草の根的に広げていけたらなと思っています。


賢治先生のアイデアで、生き物に関することをシェアリングする場を実験的にやってみました。とても好評を頂きましたので、これも各地で開催していけたらなと思っています。ありがとうございました。

◇人間のやるべきこと、それを自在にやる

【七沢代表】

我々は全ての歴史というか、進化の最前線ではあるのですが、持っていてその上で生きています。ですから、当然、そういう今、一緒に生きている存在も、我々の中にもあるというのかね。そういう思いで一緒の存在なんだということですね。

もちろん、人間以外の生命存在が、人間と同じことが出来るわけではないですから、その人間は特化した人間で、人間のやるべきことがあるというかですね。生きるということを今度は、転生ということで考えるということが、次の段階で人間にとっては必要なことになるわけですね。今の生きている中で、そういうことをある面では繰り返すというのかね。ですから、動物のところも同時に繰り返しているわけですね。そういうものも1つの繰り返すということをカルマと呼べばカルマですし、業とも言います。

それが悪い意味だけではなくて、それは生きている証しということに繋がると思いますが。一方的に自分が納得できないこととか、腑に落ちないことや、イライラすることというのは意味があって起こっていて、気がつく為にそういうことが起こる。情緒的にも、体の上でも、直感の中でも、そういうことを感じるということですね。それを1つ1つ納得できるまで、そこでもって向かい合わないといけないということが、生きているということだと思います。不断にしているということが、人間の生きるということだと思います。

ですから、ある面では、この世に生を受けたということは、そういうことが当然起こるし、それに関わらないで生きるということは出来ないわけです。それを自在にやるということが、人間の生き方になろうかと思います。

僕は若い頃に、甲野君が標語を作った時は、「一生自由自在」ということがありました。これは仏教で言えば、大自在天という仏様が目指した世界ということですね。大自在天の佛像を、ネパールのシャカ族の仏師に沢山作ってもらって、皆さんに差し上げていたこともありました。

自由自在になる。一生が自由自在になるということは、少なくとも転生ということも含めて、一生の間でやるということだと思うんですね。そういうことが来年というか、ライフ・チェンジ・転生自由7科の新しい講座の主旨のところではないのかなと。

幸魂(さきみたま)という言い方もありますが、来年のことを言うと鬼が笑う、ですけれども、来年のことを鬼が笑っても、それを今、年中に成し遂げるというかですね。そういう気持ちで生きるということが、非常に大事なことになるのではないのかなと思いました。

◇人間の転生・煩悩を分析し、開放していく

昨日の話の中では、人間の脳が5階層で進化していくということだと思います。脳の中も三重脳とか、魚類のところとか、両生類のところが、爬虫類とか、霊長類とか、人類ということで進化しています。脳が機能としてあるのではないのかなということが、最近の脳科学でも言われだしていますが、まだその証拠のようなものがなかなか出てこないんですけれども。きっとですね、そういう進化の過程をとるものが、情動とか、科学とか、そういう、今、人類が進めている学びがそうなっていると思います。

人間がやって意識進化ということでの、脳の進化を、私はそういうものを脳の「大脳新新皮質」という様な言い方をしています。それはあるけれども、まだ展開していない。人間がそのように進化していくのだろうという考えを持っています。

意識進化をする為にも、今、我々が使っている言語というものを1つの基本にして、そういうものを解析する基本にして、それを使ってということは、日本語を越えた言霊というものを使って、意識進化というものを確認するということは必要で、ロゴストロンという機械も客観視する意味で作らせて頂いているわけですけれども。その成果というのは、人類が転生というもの、あるいは煩悩というものから解決していくということですね。

お釈迦様は、六大神通力ということで、全てお分かりになるということで、3000年前にそういうことを確認した方であります。それ以降は、そういう存在を明らかにして、それに近付こうということで、3000年という大変な年月を重ねてきました。いよいよ仏教の法華経で言うと、「言辞の相」というものがあると。それが言霊のことだと思います。それはまだ予言されて、確認されているわけではないところがあると思います。それを最終的には、真言という形で、あるいは真言の先の、後期密教という形でも、研究が途中なものがあるんですね。

このようなことを言うと、仏教の人に怒られてしまうのですけれども、その先があって、そういうものでしっかりと人間の転生とか、煩悩というものの最小単位を確定して、そしてそれの1つ1つをまた解決していくということが、多分この時代の人類の役割だろうと思っています。ですから、我々は宗教はやりませんが、仏教の教えですね。それが本来、学問ということでも1500年くらい、色々と、神道も役に立たせて頂いたということがあると思います。教育とか、学問という面から見れば、まだまだ我々が充分に学び切っていないところがあるというかですね・・・。

◇アジアの悩みの種をも解決していくものでありたい

そういうことをこれからも学ぶということをしながら、仏教というものを中心とした、アジアの悩みの種というのか、輪廻転生しなければならないという悩みの種というのか、それを解決できていないところを、その辺りを神道から見て、仏教を教育の1つの、あるいは学びの1つの対象というのかですね。

これは神仏混淆(しんぶつこんこう)のような、修験道もそういう努力の成果でもあるかもしれませんけれども、そういうものも沢山ありますけれども、今こそ、そういうものも含めて、明確に考える時が来ました。これは我々が、人工知能ということで、2045年に迫っているシンギュラリティーから、人間の知能を機械が超える時に、人間が恥ずかしくないように、そういう問題を解決しておかないといけません。そうしないと、機械から人間はいらないのではないかということで、そういうことで魔というか、そういうものがあるのだったら、そういうものはいらないという機械の判断によって、人類が滅ぼされてしまうという恐怖心は、ホーキング博士だけではなくて、皆さん考えているところかもしれません。そういうところを超える為には、やはりその問題を考えていかないと、解決していかないと、望まないといけないということが、現実に迫っているということがあります。

やはりこの問題は、どうしても頑張って、この辺りを考えて解決していくということを、しかも今まで古神道というものが、一度もそういうことについて、最終的な判断を出していないところをしっかりと問うて、それを乗り越えるかどうかということをはっきりと現すというかですね・・・。

そういうことを通じて、言霊というもの、鎮魂というもの、祓いというものが、これらを解決していくものになれば、みんなとその辺りを共にやっていくということで、いよいよそういう意味で、宣言して始めるということになろうかと思いますけれども。

そういう意味の元気にして頂く音楽も、金さんにお願いするということになりました。昨日、金さんもいよいよみんなと一緒に全体会議にも毎月参加してくださるということになりました。今回、丁度、中国に行くのと重なりましたから、今年は難しいかもしれませんが、宣言を送ってくださるということになりました。皆さん、また一緒にやって頂きたいと思います。

ありがとうございました。