0253話:2017年11月08日

全体会議(後半)

◇今生で輪廻転生を終わらせる学び

リベラルアーツで私も2年間、山梨学院大学で教えました。神学を学ぶために必要なものとして、ハーバード大学を初めとして、欧米の大学でも行われていて、ロイヤル・アカデミーのようなものでもあるし、神学の下に学ぶべき学問としてリベラルアーツと言っているのですけれども、それを我々も転生自由七科として、リインカーネーション・リベラルアーツというところでですね・・・。

これは西洋の学びというものの一方では、東洋の学びとしての輪廻転生のところを学ぼうとする人たちが、あるいは、そういうことを信じる人たちが世界で急激に増えているわけです。それはこういう今世にある面では託すところがなかなかできないということで、輪廻転生をしたいということになるのかもしれませんが。

今生で輪廻転生を終わらせるということを学びの中でできれば良いのではないかということで、転生自由七科ということになると思います。

本来、人間が自由になるということは転生しなくても自由になれるということが目標だったと思うのですけれども。その辺りは人工知能との関わりで、そういうことが支配に入ってきたということになろうかと思います。

そういう人工知能が人間の苦しみというものからも解放されるということなのに、人間が解放されないということは、これは矛盾なわけですね。

ですから、機械が人間を自由にしてやろうということで、全部を消してしまうというようなことが起こりかねないということの心配がホーキング博士の心配だと思うのですけれども。それはですから、我々が転生というもの、リインカーネーションというものから自由になるということが、この時代の人工知能を超える生き方を示さないと機械に申し訳がたたないのではないかという意味で、いよいよ今までの白川学館で学んでいたものを表に出して一緒に学んでいただくということになると思います。

◇人間の情緒から自由になれる道

特に我々がやっている情緒の問題ですね、情緒をいかにロゴストロンの中に入れていくかということが急務なわけですね。もちろん、情緒も時間軸ということでありますから、一変に解決するということではないですけれども、少なくとも情緒を組み込めるようなロゴストロンになるということが目標であります。

元々波動機というものが81くらいしか情緒を作れなかったということが歴史の中にあるわけですね。それを複合語を含めますと、情緒語は8100くらいあるわけですね。

100倍あります。そういうものを今まで2000年から、ここでも研究してきたものが神魔人獣ということで、神の情緒、悪魔の情緒、人間の情緒、人間の意識の入った動物の情緒という4つに分けて、800くらいの情緒語を四字熟語で作ったものがあります。

心が動くということの回心ということで、メンタルプロセッサーというものをマンダラ風に作ってあるわけですね。そういうものを中心として、人間の情緒から自由になれる道というものをコンピューターの中に入れて、それを解決のために発信したりして、脳が感知するということをいよいよやっていくということをシステムの中に組み込んでやろうとしているわけですね。

情緒というものが解決がつけば、輪廻転生する必要がなくなるわけですね。そういう思いが不十分だから生まれ変わりたいということ、ここをやりたいということを思うわけですね。

人間が81回くらい生まれ変わらないといけないということは、そういう意味の情緒という意味の煩悩というもの、カルマというものに転化して生きるということが起こっているということですね。そういう問題をいよいよ解決の方向に向かって進めるということをロゴストロンの中で行えるということがたぶんみんなが平等に解決していくというかね。強引にしていくとまずいこともありましょうから、もっと生きたい人は未来世銀行でですね、来世にそのことを解決するために生まれてくるというような世界を残してということですね。

たぶんみんなが人工知能がもし考えるとすると、もう人類は良いのではないかということで、次のパラレルワールドか、次の星に行くということになるかもしれません。新しい宇宙で輪廻した方が良いのではないかということで、全員が送られるかもしれませんが(笑)少なくとも、満足できるということが大事なところです。資本主義もそういうことですね。

◇悪霊を神の位置まで高める=二項対立を超えていく

顧客満足度が100%でないと、本来の役割を果たせないんですね。今から25年前に日本の経営者たちに話したら、総スカンをくらいました(笑)資本主義を超えるということはそういうことだと思うんですね。宗教もそうですね。仏の前にみんなが平等だ、神の前にみんなが平等ということを言っているのですが、それを実現できないということはこの時代のカルマとか業となっているわけです。

そこを超えるということはきっと我々は神魔人獣と言っていますが、魔を神に変えるという方法は、色々な宗教を見てきましたが悪霊の再臨話というくらいしか表現がないんですね。

悪霊を神の位置まで高めるという発想は白川にしかありません。これは禍津という悪を禍津霊(まがつひ)の神に変えるという方法が白川にしかないということですね。これから4つに神の領域と人の領域と魔の領域と動物の領域に分けますけれども。魔から神に行く、人から神に行く道もあるし、動物から人に行く道もあるわけですけれども。

これは動物という形に人間の思いをプラスしたものが獣ということで、人間の業なんですね。それは当然、人間に返していき、本来、動物は自然に還る、神に還るということになっていただくということになるわけですけれども。

魔を神に還っていただくということが二項対立を超えていく道は禍津日を禍津霊神に変えていくということをやるんだと。

ヴェーダのようにヒンズー教やバラモン教というのは、人間から神に戻るのに、3000万年くらいかかるということになっています。そういう悠久な道を通らないで人が神になる道は白川にしかありません。そういうものを神の信仰として、神が存在するんだということを分かるまでには大変な時間がかかるということですね。信者というのはくっつけると、「儲ける」という漢字になりますね。宗教に儲けられて終わりですね(笑)だから、我々は宗教をやりませんということを言っているのはそういう意味ですけれども。

そういう神になる道というのは本来のリベラルアーツの道で、そのためにはやっぱり瞑想である、鎮魂であり、言霊で言った通りのことが確実に実現することを機械で試すのがロゴストロンであるし、白川という遠津御祖神から天津神、創造神まで更に名のない神の世界まで戻るということが体感として得られるという道があるわけですね。

そんなことを言うと一神教の世界ではクリエイターというものを立てているわけですけれども。

◇みんなに使いいやすいような形で残していく

そういうことを含めたこれらのところをやっていただくための道を1つの科学として神秘化しないで、あるいは自分の都合の良いようにしないで、支配の道具にしないで、科学も神学も公開してみんなで作っていく。それが少なくともネット上で知識政庁となり情緒を立てて行うということが可能な時代で、そこまで機械が進化してきたということでもあります。

これから我々はそれを少しでも皆様方に使いやすいような形で残していくということがミッションとしてあるのではないのかと思います。

一気に時代が変わろうとしていて、今、世界が東と西のシーソーゲームのように、戦争するための道具になっていっています。東アジアが平和になると、西の方で戦争を起こしますからね・・・。既にイスラエルがシリアを攻めたり、戦争ですね、ロシアとイスラエルの戦争が起こりつつあって、また軍事でシーソーゲームのようなことを行っていますが、そういうものに惑わされないで我々も突き進んでいく必要があるのではないかと感じています。

これからますます大きな役割があるのではないのかなと感じています。そういう中で一騎当千の皆様方に集まっていただき、今まで世界に出し惜しみしたのか知りませんけれども、出さなかった1万5千年もの持続可能社会を作った縄文の学びというものを出して、世界に見ていただくということがどうしても必要なことではないのかなということがあります。

本当はそういうことだけをやるということであれば一番良いのですけれども、なかなかそうはいかなくて、どっちが最後か知りませんけれども、両方ともこの時代を生きながらもまた次の時代、良き時代をもたらすということになりましょうけれども、どうか皆様方と共にこれからやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

ありがとうございました。