0255話:2017年11月08日

【全体会議締めの言葉 後半】

◇平安清明、古神道のもう一つの実践哲学の核

 

皆様方が安心していただく、テーマは、古神道のもう一つの実践哲学の核は、平安清明なんですね。平けく、安らけく、清らけく、明らけく、の清らけくということは大祓いでやるし、平らけくということはまさにメディテーションでやるし、その安心ということですね。安心ということがやはり人類の長い願望でした。

これは恐怖との戦い、自然との、動物との、あるいは人類同士が争ったりした、そのような歴史というものの中に一番のコアにある、まさに不安というか、それの一番最たるものの情動というのは、恐怖というか、凶暴といった色々な言葉がありますが、その元にしている不安、それは19世紀の一つの実存主義の一番追求しようとしたところでもありますが、そのような言い知れぬ不安を持って生きるということが一番つらいことだと思うんですね。そこが一番、人類が輪廻ということを繰り返す理由でもあるんですね。

安心ということの上に、命というものが立つ、というかですね。四字熟語では、安心立命という言い方も、これは日本の言葉かどうか知りませんが、まさに安心の上に命があるというか。

心というのは、もちろんそれは魂の一つの呼び名でもありましょうから、心がコロコロと、丸いように捉えているのでしょうが、コロコロ転がっていくという意味では「たま」になるわけですね。心が丸くなって完成した時に、それを「たま」と言ったと思うんですよね。ですから、「たま」というものが、やはり・・・今日、新しい皆様が聞きなれないような言葉で、また学問を作ったなぁなんて思われたかもしれませんが・・・。宅理学(たくりがく)なんてものを作ってしまいましたが、元々は中国に「宅理」って言葉はありましたが、それを科学にしようと、疑似科学ではなくて、科学にしようということの宅理学であるわけですね。

陰宅・陽宅ということで、我々が住んでいるのは陽宅ですが、お墓というのは陰宅だと言う考えもあるんですね。ですから両方に宅理は繋がらなければならないんですが、そのような学びということから見た時、まさに明治の頃、要するに泥魂(ぬるみたま)という統合する魂ですね。

今は精魂(くわしみたま)ですね。精魂は実は「ぬるみたま」とも言ったんですが、明治になってあえて精魂(くわしみたま)という言い方をするようになったかと言うと、やはり哲学というものが入ってきて、日本の哲学はどのような哲学なのかを考えた時に、白川の人たちはそれを精神理学と読んだんですね。神経も神の道と書きますが、精神という、精魂を神とするという約束事であったのだと思うんですね。それで、精神という言葉ができ、さらに精神理学という言い方をするようになった。

それは実は、精魂というところで使われている。ですから荒魂、和魂、幸魂、奇魂で宇宙に生まれてから広がって、そしてメビウスのように元に帰ってきて、そしてまた天に、あるいは地に分けて上がっていく、あるいは地と一つになるということになっていると思います。ですから、精神という、精魂というその御魂は、まさに精神の統合する働きであるわけですから、それが神になっていくというか、階層としても順番に繋がるということですね。

ですから、メッシュを細かく言うと、五魂も、そのような荒魂、自然の神と一体となる、木火土金水の神と一体となるし、それから和魂が天に上っていく時に、そして神と一つになるのに、それは精魂と一体となって神になると。神がまたさらに、これはその先のフトマニというところに帰っていくということがあると思うんですね。その辺りが、まさに三科というか、白川と、鎮魂と、言霊をしっかり学んで、その世界に行くということに繋がっていくのではないかと思っております。

ですから、魂というのは、ちょうど階層の中間にありますが、五魂というものが結ばれるというか、結びの霊の働きと一つになって、そしてそれが最終的に、精魂が代表して・・・これは情報としては、全て「たま」の中に残っているわけでありまして、代表して五魂の精魂が、神と統合するというところにいく。そのあたりが白川が伝えてきた、白川学ではないかと思います。

 

◇親父が亡くなった時のこと

 

私の親父が亡くなった時、ネパールのシャカ族の坊さん達と一緒に送る儀式をさせていただいて、わかったことも沢山ありますが、これは平安時代に全て伝わっていたんですね。その方法をもう一度親にしてあげて、天に上っていただきました。今日は亡くなる話ばかりですね・・・親父は1月12日に亡くなったんですね。

暮れに伊勢神宮に一緒に行きたいなんて言って、行けなかったんですが・・・最初は御神殿の電気でチャカチャカ合図ををして、今ここにいることを知らせてきまして、そしてお祓いをあげ、お清めをさせていただいたんですが、そしたら伊勢神宮に飛んでいったわけですね。

それをネパールのシャカ族のお坊さんが見ていて、すぐに電話がかかってきたんですが。亡くなる前には全ての子供達の家を訪ねて握手をして、娘が三人いましたが、Kのお父さんが私の兄ですから、三人の娘に前の日に挨拶に行って、最後の日に、自分の一番好きな社交ダンスですね、寒い日に90歳のおばあさんと踊ってですね、自転車で帰ってきて、そしてお風呂で亡くなってしまったわけですね。お風呂だと、どうしても頭から出ていくしかないと思うんですがね。それが幸いしたかどうかわかりませんが。

その後はネパールに飛んでいったりして、飛ぶ距離もだんだん長く早くして、そして上っていきました。そのようなことも経験として、沢山、坊さんたちとやりましたので、また波動機でも測定しましたから、そのようなことがわかっております。

今回は、前世のものを測り、そして今世で・・・要するに、今、特許であるのが動揺判定機というものだけが特許にあるんですね。これはMさんが詳しいところですが。日本で特許があるのは、波動機ではこれだけですね。我々は重力を使ったもので作ります。これは関さんにお願いしてやっております。

 

◇有性生殖の一番の弱点を超える

 

ですからダウジングというのは、基本的には不随意筋でやっているわけですね。今回のものは抗重力筋でやることを考えたんですね。それによって動揺判定というものの中身がしっかりとわかりまして、そのことでわかるというか、どの前世とか、病気なんかはそれでわかるんですがね。病気には使えるんですが、それを前世やカルマの判定にも当然使えるようなものとして、今用意をしております。

そのようなことがありまして、話があっちへ行ったり、こっちへ行ったりしておりますが、特に死の問題というところは、ある面では、人類というか、あるいは有性生殖の一番の弱点は、生の、命の連続性を断ち切るようなところがあるから・・・でも精神遺伝子や体遺伝子は繋がっているんですがね。ですから、臨死体験をしたことがある人はここにも沢山いますが、大概そのところをクリア出来るんですがね。臨死体験がないと、なかなかその理解が難しいところがあるというか。

その為に、実はアコースティックベッドがあるんですね。ですから自分自身の魂を、頭から抜ける訓練が出来るし、宇宙の果てまで行って戻ってくることも可能です。そこに戻ってくるという情報が発信されるようになっていますから、もし足りなければ、Oさんが責任者でわかっておりますから、作って頂くということになるわけですけれども。

トレーニングして、そして亡くなっていくわけですね。終の棲家というのは、そのようなものも含めたトレーニング場なんだと。筋肉を鍛えるような精神を鍛えて、高速を超えるような速度を身体で出せるようになって、そしてしっかりと逝っていただくと。だから一番の弱点なんですね。

有性生殖をする我々が、それで命を永遠に続いていく、というものなのに、一回途切れるということが一番の不安の原因になって、恐怖なんですね。だから子供たちもみんな、そんなことを怖いと思うわけですね。だからといって、簡単に死なれても困るわけですがね。

そのような、長く生きながら、不安ではないというところで、安心して、立命、命を繋げていくということが出来るということが、非常に大事な悟りなのではと特に思いまして、今日は、安心立命の問題と、それから魂というところを話させて頂きました。

今日は本当にありがとうございました。