0266話:2017年11月20日

●Iさん

少し前にメンタルプロセッサーという感情の表をお見せ頂いたのですけれども、私自身を含めて色々な人が感情のところを抜けられていないと言うか、イラっとするのは仕方がないとして、それを引きずったりして、どうやったらそこを抜けられるのかなと。感情を動かすから情動だと思いますが、良い方向に動かす為にどういう情報を置いていけば良いのか、自分の中で整理できていないので、その辺のところを教えて頂きたいと思います。

【七沢代表】

◇感情も細かい階層になっている

要するに、感情も知識と言うか、感情知識と言うとおかしいのですけれども、階層は違うのですけれども、医学でも言葉を1つ1つ確定している時で、それは体というよりか、意識の知識のところなのですけれども・・・もちろん精神というものも感情の世界を同一視してみる見方もあるわけですね。とにかく、感情の知識で一回、整理しないといけないですね。あのメンタルプロセッサーの表は、神魔人獣(しんまじんじゅう)という、神の感情、魔の感情、人の感情、人間の動物に託す時の感情の4つに分けています。感情もまずは知識に網羅するということですかね。

感情を網羅する時に、感情用語というものがあるんですね。ただ、悲しいとか嬉しいとかだけではなくて、そういうものが複合していて、日本語は感情用語というのが、多くて8000語くらいあるんですね。みんなどれかの感情に瞬間的に左右されるということになるわけですけれども。

感情も体から起こる感情と、自己、物事、人との関わりから出てくる感情から起こるもの、あるいは精神の中から齟齬によって起こる感情と言うかですね。それぞれ細かく分けると階層になっているのですけれどもね。例えば、それが今日は冬のように風が冷たいとか、寒暑苦楽という体の関係から起こる感情というものも表現では出てくるんですね。それも感情です。

◇感情も網羅をした上で分類が可能になる

今度は分類ということですね。それが網羅してあるかどいうかということですけれども。体の感情もあれば、人との出来事で起こる愛憎好悪もあり、違うわけですね。愛おしいとか、憎らしい、好きだとか、嫌いだというものですね。社会の色々な人が大切に思えないとか色々な感情があるわけですね。自己の中に起こる感情を分類する前に全部出してみるということですね。その中で自分の感情を網羅した上で、分類が可能になると言うかね。

普段、役に立つ感情、立たない感情があるのですけれども、それをどう分けるのかは色々と研究されているんですね。そういう感情の分類が終わってからやる修行が白川だったんですね。その前段で起こってくる感情というものは、当然、そういうものに囚われないということが1つの大事なところになるのですけれども。

◇情動と輪廻転生。そこから自由になる

感情というものはフッと瞬間に出てきますが、それがひとつの、自分の思いでトリガーが引かれて感情が出てくるわけです。そして、それが波のように、しばらく続くわけですね。そしてまた消えていくと。そういう情動の振り幅というのか、振動があるわけですね。そういうものの姿を言葉で確定したら、行く末を見るということもあるわけですね。そういうものを嫌な感情から自由になりたいということで、色々なカウンセリングや心理学であったり、更には宗教だったり、教えで解決しようとしたりすることなど、把握方法が色々とあるわけですね。白川には教えなんて何もないですね。ただ、平安清明とか、誠とか言っているだけですね。神様と向かい合うということですからね。

今、土日にどういう研究をしているかと言うと、世界的に輪廻転生、リインカーネーションとか言っていますけれども、そこから自由になるということをどう伝えるかということの研究をやっています。そうすると、中国の人達、今度はインドの人達と言うかね。インドはこれから人口が一番多くなるし、そういう人がどういう感情に一番囚われて、その問題を解決すると、世界にどう役立つかということで、おこがましいですけれども、日本が出来ているか、出来ていないのかということもありますけれども、その為には、どういう感情、あるいは心、意志になればよいかということをやっているのですけれども。

当然、情動ということがコンピューターになかなか入らないから、その機序というのか、動きをシミュレーションしたものを神と魔と人と獣の4つが相関関係にあるという箱にしたんですね。

それはあくまでもプロセッサーですから、使い方の中で、感情が出てきて、それがどういう風に動くかということを表現しています。普通は色々な思いがめぐると言うかね。ある時には神、ある時には人、ある時は動物を人間が利用する時の感情とか、だから自然と対する時に起こる感情を日本では五行と言っています。それも神との関係になるのですけれども、神を立てる立て方というので自然との関係を表現しています。なかなか難しい階層になるのですけれども。

◇嫌いに見える感情も悪く感じる感情も、すべてを書き出す

まずは自分に起こってくる感情を全部書き切る、すなわち網羅するんですね。感情のナレッジモデリング、感情用語のモデリングと言うかね。自分の中に起こってくる感情、あるいは気になる感情を全て書いておくと言うかね。そこから始めるということですね。その中で二分できるものは二分して、感情というものは大概はコントロール出来なかったり、振り回されるということがありますね。動詞としては形容詞に対して動詞のようなものは必ず出てくるからですね。そういうものが出る前にだいたい分かれるわけですね。そういうものを書いていくわけですね。出てきた感情に対して、反対のものを書いておくと。二分する分類を先にしないで一応書いておくということですね。

全体像を見たら、だんだん分類できるような自分自身の中の感情の分類が起こって、分類した後は、この感情はこういう感情ということで、分類から全体の自分の中で起こる感情はどういう感情が多いとか、情緒的なものが特徴になっているんだなとか、自己の中の感情の体系が出てくるわけですね。まず、そういう自分の感情があるんだということを認めていくと言うかね。そういうことが起こりにくくなったり、起こっても早く抜けられると言うかね。

良いものは更に音楽でも、好きな音色とかフレーズもありますけれども、そういうものを何度も自分で聞いたりするということが起こって、言葉やメロディーの中毒みたいになって、何度も何度も聞くということだけをやるということは悪くはないですけれども、あんまりそれだけでいくと時間がもったいないという気もします。そういう感情の傾向が見えてくるということですね。

神魔人獣というのは極端な事例ですけれども、それはあのような形で人間の分類をしていった時に、そういう支配とか非支配とか、不安で安心できないとか、清いとか清くないとか、自分がどうしても納得できないということが表を見ただけで見たくないと言うかね。鏡もそうですね、朝、鏡を見られない自分と言うか、朝、本当は清々しい形で自分と対面するのが良いのですけれども、自分が悪く写る鏡は見たくないですね。神魔人獣というのは鏡みたいなものですね。神のところは良いけれども、あるいは魔のところの汚い自分は見られないとか、そういう言葉になっていたりするのですけれども。

そういう感情が起こる前の段階で一旦自分の感情というものを網羅していくと。足りないところは色々な辞典も作ってありますから、それを見て確認してみると。特に好きなもの、嫌いなもの、自分に起こると嫌なものとか、全部チェックしてみれば良いんですね。30年以上前にそういう研究で、社員の方々には感情の用語を全部読んでもらって解決するという方法をやったこともあるのですけれども。その辺は今から提供しようということで、もう一度、保管庫と言うか、古いものを全部出して調べているのですけれどもね。そういうものも作ります。

◇今の感情をしっかりと言葉で書いてみる=客観視=半分くらいは解決

それと同時に皆さんにやって頂きたいことは自分の感情がどういう感情があるかということをチェックすると言うのか、あるいは書いておいてもらうというかね。その上で、簡単に言うと、その感情があるということを客観的に確認しただけでも、半分くらい解決してしまうということがあるんですね。

なかなかその問題がいつも起こってくるということもそうですけれども、だいたい自分と感情というのは1つになっているから、なかなか分けられないですね。そういうものが表情とか仕草に現れるわけですけれども。そういうものが一回分ける為に言葉でしっかりと今の感情を書いてみると言うかね。そうすると、客観になっていくんですね。扱う時に自己そのものではなくて、自己の中の他者、あるいは他者として自己を見るという分け方が出来るわけですね。

そうすると、今までのチャートがありますけれども、理想の自己はこうではないかと決めて、今度は自分の中の感情は理想ではないということで、どうしてそんな感情を持つんだということで、理想の自己が今度は非難するということをやってしまうわけですね。それは結局は理想だと思っているのですけれども、理想の自己は自分自身でもあるわけだから、そういう捉え方で自己を見るということは、また永久に二項対立で解決しなくなるんですね。なので、そういうこともしない。まずは自己を客観的に認めるということをすると言うかね。

◇二項それぞれにいる自分+それを分けた側の自分=自分の存在

自分の中で結局、勝手に分けてはまってしまうんですね。両建てにするから、自分の中で責めたり、責められたりするわけです。それは「目くそ鼻くそを笑う」と言うのですけれども。同じ汚れということで、お前の汚れはこういう汚れ、そっちこそ汚れは、これこれ、お前のこういう汚れという喧嘩になってしまうんですね。それは自分の中で良いとか悪いとか、判断をしない自己がいるんだということを確認して、仲裁するわけではないのですけれども、良いとか悪いとか言わないと、存在に自己を置くんですね。

2つに1回分けるのですけれども、それを分けている自分も自己だと言うかね。それは責める方と非難される方という形にならないようにする。それは謗るとか、咎めるということをしないということですね。人を咎めることもそうだけれども、自分自身を咎めるということも起こるわけです。それが争いになって解決がつかなくなるという場合が多いですね。

まずは網羅して、分類をする。分類する時には反対になる言葉を便宜的に、網羅する言葉を作っていくというくらいですね。全部出てきたら、自分の不安や恐怖に対する感情なんだなということとかが出てくるわけですね。自分がどこまで自己を非難しやすいところがあるんだなとかね。

◇網羅→分類→体系化→網羅→分類→単語化(一単語、一意味)

そうことを今、プロセッサーと言うか、そういうものを作ってもらう為に今、神魔人獣というところを1つ1つ用語を漢字の熟語になっているから難しいので、それをIさんにばらして頂いて、それからそれを四字熟語に分けて、その単語を辞書にして、更に動きを分かるようにするということですね。それは感情だから非常に難しいんですね。それを分類していくと言うかね。

これは絵にも小説にも書けるようなものとして出来上がっているから、なかなか確定するのはもちろん、絵になったり、小説にもなるのですけれども、難しいところがあるのですけれども。1つの意味と1つの単語と言うかね。

もちろん、一字の漢字で出来ている感情もありますけれどもね。その分類をしたものを逆に網羅するという逆をやっているんですね。神魔人獣という体系化したものを逆に分類したものに戻して、さらに単語に戻して、一単語に対して一意味の辞書を作っていくということをやっているんですね。これはもうしばらくかかると言うかね。特に興味がある人はそういうことをやっても良いと思います。

繰り返し起こるような感情の軋轢やこだわりは、たぶん自覚することによって、まだ分かっていない感情に自分が左右されていることを知ることが可能になるということをいよいよ研究では体系化されているのですけれども、網羅する段階で、一意味語にして、そしてそれがコンピューターの中に入るようにやっていこうという風に思っています。そうすると、自分のどの感情かということが分かったり、あるいはその感情がどういう機序で出てくる、それがどういう風に働いて、どういう風に出てくるのか、対応関係はどうなのかというところまで出来るプロセッサーを作りたいという風に思っています。その辺は今からのテーマです。

◇白川祝水(はふりみず)

●Kさん

今日、丁度、前に出ている白川祝水(はふりみず)が納品されました。ラベルとダンボールが凄くかっこいいです。まさにそこの井戸水を採水して、工場に持っていって、また持ってきてもらいました。今日、倉庫に運びました。ISOも取っていて、安全な水となりました。元々、別天水の原水です。周波数は当てていないのですが、工場にてロゴストロンCFBで発信して頂きました。白川祝水はお求めいただけるようにしていく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

【七沢代表】

新嘗祭に向けてということで出来ました。

ミネラルさんもそうですが、生まれてくるものが沢山ありますけれども・・・。祝水は、はふりの水であると同時に、祝いの水であり、別天水の原水ということで、皆さんに飲んで頂いて、感想をお聞かせて頂きたいと思います。また宜しくお願いいたします。

ありがとうございました。