0271話:2017年11月24日

◇新嘗祭、そしてロゴフェス

昨日、新嘗祭が終わりました。合わせているわけではないですけれども、明日、ロゴフェスがあります。「真釣りだ、祀りだ、秋祭りだ」ということで、秋祭りと言っていますが、もう冬ですね(笑)。祭りはやはり秋ですね。旧暦だともちろん、秋になりますけれども、新暦だと秋かどうか分かりません。冬祭りというのもおかしいですしね(笑)。無事にいくと思います。

子供は遠足に行く前は、とても楽しくて、その当日は夢中で楽しく終わってしまうような・・・お祭りもそうでしょうけれども。子供の頃は、過去というか、考えないわけですが、今は過去を記憶というもので総括して、その働きというものが強くなったということですね。生きるということが精一杯であると、その時その時でもって、暮らしていけるというのですかね。

また、未来のことを心配するということですね。未来というのは現在で言うと、予定社会、もう決まっている、また一方で、記憶というのか、ある面では、記憶の正確な人とか、沢山している人は、非常に重んじられるから、色々なことを知っていることが優先される。

ほとんど昔もそうですけれども、官僚とかは、過去のどういう法律があったかを知っていて、何か起こった時に、そのことをパッと言えるのが官僚とかね、支配の体制から見るとですね。それが今の時代は記憶というものの元にあるものは、知識というものになっているわけですね。

◇囚われていると「今」が出来ない

ですから、昔は中今という神道の一番世界でも古い生き方みたいなものが残っているわけですけれども。それは、瞬間瞬間に自分自身を充実していかないと、未来のことを考えたり、過去のことに囚われていると、今が出来ないということになるんですね。ちょうど、今の時代というのは、今を生きるということが疎かになって、未来に行ったり、過去のことばかり頼りにしたりということで、時間が分裂してしまっているというかね。そういう状況にあるのではないのかなと思います。

ですから、もちろん、瞬間に過去へも、未来へも飛んでいく、覗いていかないといけないわけですが、それで今をやるわけですから。その速さが豹変しないといけないというかね。

過去にあったものを今に戻したり、未来にあるものを今に落としたりということで、そういう瞬間に移動する技術を、意識の中で身に付けないと、とてももたないというかね。

今に集中しているということは、今を充実して生きているということに繋がります。そのことを言いたいだけですけれどもね。だから、その時その時でもって、充実していくのだけれども、未来、例えば、明日のことを思い煩わないといけないようなことはあるわけですね。その一番の表題が、秋祭りで良いのか、冬祭りではないのか、何か違う言葉があったのかとか、もう過去になっているわけですね。もう反省しているような状態にありますけれども。かと言って、秋祭りからパッと冬祭りに変えるわけにもいかないですけれども(笑)。

◇わざと疑問を持ってもらう

一方では、時空間を超えていくということは色々なことがあります。明日のSさんのロゴフェスの導入の動画も、きっと過去のことなのか、未来のことなのか、未来から現在に来たのか、過去から現在に来たのかが、わざと曖昧にして問いかけるというような高度な手法をとっていますから、非常におもしろいことになるのかなと思います。

そういう「秋祭り!?」というような疑問を持ってもらった方が良いんだと。それをわざとやっています。我々にとっては過去の話ですけれども、そういうふうにやっているようなですね。これは穿った見方ですけれどもね。そういう時空間を1つのタイムスリップやテレポーテーションを意識の中で繰り返す。

◇明日のその瞬間に全力を注ぐ

だけれども、今は参加してくださる方と向かい合って真剣にやっているということを感じられれば、それが一番良いフェスタになるのではないのかなと感じました。今までの経験から見て、これが一番良い。

未来からのツール展ではないけれども、未来から今を見ても、これが必ず良いんだという意識の中で、1つの祭りというものがその瞬間にあるんだと。今ということの瞬間の中に、一番大事なものがあるんだということが、明日の祭りの意味かなと思っています。

ある面では、すべて用意は整っていて、もちろん、まだ充分でない部分もあるでしょうけれども、一方では、明日のその瞬間に全力を注ぐということがあれば、必ず成功するのではないのかなということでございます。

明日に向けて「えいえいおー」ということで、何か一言あれば良いかなと思ったのですけれども、そんなことしか言えなかったですけれども・・・。

明日はよろしくお願いいたします。ありがとうございました。