0287話:2017年12月10日

【師走月次祭の直会でのお話】

考えてみますと、最後までここに残って下さっている皆さんは、失礼な言い方だと思うのですけれども、くそ真面目な方が残っているのだと思います。やっぱり粘着性があるというのかね(笑)。僕はそういう方が一番好きですから。

◇人格が変わっていくさまを審神者した

カウンセリングを長くやっていて、あっ、伊勢に行く時、途中にヤマギシズムの農業をやっているところがありますね。僕は若い頃、行法を色々と調べたことがあって、有名な学者さんもそれに入ったりしていたことがあったのですけれども。

ずっと、3日間、何も言わないで一緒にいるという修行法があったんですね。昔は寒くなるとコタツにずっといるから、僕もそういうことで、クライアントの方々と一緒に寝て、そんな生活を3日どころか、何年もしていたんですね。

その時の教訓というのは、本当に人というのは、病気であろうがなかろうが、関係ないですね。今の神魔人獣なんて、その方々と7年間くらいの間に、特に進みましたけれども、その話をする時には、人格が200くらい変わっていく時を、ずっとこれは何、これは何と、高速で審神者して、ああいうものが出来たのですけれども。人間の技ではないのかもしれないんですね。

◇除霊の聖水

確かに、神魔人獣というのは、まさに尋常な話ではなくて、魔という世界、日本人なんかは、一番縁遠い世界だなというのか・・・。特にたくさん殺された方がいっぱい出てきて、そういう人たちの苦しみを聞きながら、魔の世界が見えてきたということもあるのですけれども。ですから、大概の悪のことは他愛のないものだなと思えるくらい、魔の分析は出来ていると思っています。ですから、白川の吹き送りというのは、結社の人たちの苦しい思いを吹き送りするようなこともやらせてもらいました。それを最後に、根の国底の国に持っていく人たちは大変なんですけれどもね。冷や汗ものの時もあるのですけれども。そういうこともあって、今、いよいよバチカンにでもお納め出来るような聖水を作ることが出来ました。商品の宣伝をしているわけではないですけれども。僕はエクソシスト1、2、3という映画がありましたけれども、あれなんかよく好きで見ていました。やっと浄霊の聖水が出来ました。いよいよバチカンにも販売していきたいなと(笑)。

◇リベラルアーツ転生自由七科

だんだん増えていって、今、門人は500人を下らなくなりました。今回のザ・ワープの4期になるのか、全然違うものとして、転生自由七科という題がついています。これはリード先生に2年間一緒に学ばせて頂いて、シカゴ大学を中心とする学問の人たちが、ハーバード大学もそうですけれども、結局リベラルアーツということをされている。今回、ライフチェンジということを言ったから、ヨーロッパでは、どうしても輪廻ということは言わないですけれども、今、一番、輪廻ということに関心があるのは、ヨーロッパであり、アメリカであり、もちろん、大元はインドですけれども。輪廻をしなくても、現世で満足出来る人生を送ることが、一番、人間の幸せになることではないのかなと思います。

輪廻ということをしたいという人が増えてきているのは、社会が安全でなく、満足できないで亡くなるということになりますので、その辺りを見つめる科目というのかね。それはお清めというか、清まるということが非常に大切なことで、お清め三科という言い方をしています。参加してください、讃歌、という意味もあり、祓い、言霊、鎮魂で、お清め三科ということで今進めています。七科のあと、三科があり、十科となると。そのような捉え方でやらせて頂くということでね。

◇皇学、清めることを主とした学問

色々な学問があり、今日も話しましたけれども、ロイヤル・アカデミーというような、格調高い音楽や芸術だけではなくて、皇学というようなもの、そして、その清めるということを主にしている、そういうものを学問にしようというのが、白川の道でもありますから、白川学、情報学、音楽や芸術ということを含めて、白川学館大学ということで、作っていくというのが、今日のお話の概要ですけれども。それをどこまで出来るかというのかね。

だから、ちょうど、難しいところは、やはりアカデミズム、あるいは学問的思考ということが大事なことで、言葉しかないんですね。科学ということも、数や色や、そういう色んな学問がありますけれども、言葉ですね、言葉を使う人達というのかね。

◇直会の時の充実した時間

今日は皆さんにもお話いただいているんですね。今の自分や、次の一ヶ月をどうしてきたか、ということを説明できる方々が、お残りになっています。全体会議では、一人の発言時間が、1分間になってしまいました(笑)。たぶん分からないと思います。今日は、心ゆくまでお話しいただいて、非常に嬉しいというのかね。人と人が言葉でもって、境地や自分自身を語っていただける。その事が、すごく聞く方も嬉しく、充実しているということだと思うんですね。僕はそういうことが好きなので、そういうことを出来る限り、やりたいという思いですけれども。なかなか組織として、体制として、広がっていった時に時間をとるのが難しい。私は、とにかく一年間、300日くらいは皆さんの前に立ち、言わせて頂いたから、今年は充分に満足しています(笑)。

皆さんからもお聞きして、共に解決していこう、という気持ちは充分にあるのですけれども、なかなかそういう意味では、機会が充分でないのですけれども。月次祭の直会の時は、ある面では、私の一番充実した時間であります。皆さんと共にお話できたことでですね。またこれを自分の朝の「はふりめく」の原動力にして、更にやっていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

今日はありがとうございました。