0298話:2017年12月20日

おはようございます。何かご質問はありますか?

 

●Sさん
最近の仕事を考えますと、人が成長するというのは、なかなか難しいものなんだなと実感するところがあるのですが、その辺りのことを、こうすると進化しやすい、成長しやすいというアドバイスがありましたら、いただけると嬉しいです。

 

【七沢代表】

◇20世紀以降に生まれた甲斐がない

中国のことわざで、木が早く成長するようにということで、木を引っ張ったら枯れてしまったというのがあります。階層を昇るということは、自分を引っ張り上げる技だと思うんですね。階層を理解し、階層を利用できなければ、20世紀以降生まれた甲斐はないというかですね。成長する為の鍵になるということなんですね。階層を昇り降りできる能力を身に着けないとですね。位相はいくらでも広がるんですね。広がり続ける宇宙、今まででも138億光年広がっていっているんです。いつまで経っても、行き着かないというかね。これは無限地獄という地獄に落ちるんですね。

次元を階層として捉えると、3次元、4次元、次元で言うと5次元が真ん中か、端か。また戻ってきて10次元があって、最後に11次元ですね。数学的に言うと、11次元まで入っていくことが出来るかどうかであるわけですね。

◇言霊を成長の道具とする

それに乗っていく機械があれば一番よいわけです。それでタイムマシーンを頭の中で概念として持つというか、それをここでは強制しているようなところがありますね(笑)

ロケットの概念はどうしても持っていただく為に、Mさんにはいらっしゃっていただいています。日本のロケット研究の最高峰のところにいらっしゃるわけですから。その思いはあってですね、シリコンの宇宙は出るわけですね、素材も考えないといけないわけですから。

19世紀にタイムマシーンはできたということが言われていますけれども、もっと前からあったと思います。それは道元さんだって、時間を超えるにはどうしたら良いかということが悟りの中心でしたね。悟りが成長の一番のポイントになるんですね。

そして最初の悟りが、五行を自覚するということですね。このところが白川には、全部あるんですね。その神から言まで。言葉がないと、どうにもならないですね。人間というのは、確認が出来ないから。成長する為に言葉が必要なのですけれども。言葉も神だ、それが言霊。神が一音一音の言葉だというところまで・・・。

さらに、それがシステム化できる言葉であるかどうかということですね。それを持って、成長の道具とするのに、道具と言ったら失礼ですけれども、言霊で、祓いで、成長するということをしています。まさに次元を変えるということは成長するということですね。それをやらせていただいています。

◇他を知り、他者存在の神を掴む

我々は自然という五行というものが、また母音も「あいうえお」ということを言っているわけですけれども、それも確かにそうだということを悟るということが最初の悟りですね。

まず我々は、みんな遠津御祖神ですね。先祖を持っていて、それがずっと宇宙創造の源から先祖と言えば先祖だから、初めの宇宙創造神が元になっているという捉え方をするのですけれども。

神というのも階層になっているのですけれども、まずは地球の五行というものが確かに五行であり、あいうえおであり、それがまた五行の神だということを自覚するということが、最初の遠津御祖神と一体となった自分を自覚することであり、地球と自分が同じなんだということに繋がるわけですね。

確かに、それが自然というのか、自他といったときの、他という、高御産巣日という言い方をしますけれども。自と他ですね、他を知るということが最大の最初の悟りということになるというかね。ですから、人間関係もみんなそういうところから悟りを掴むということが出来るし、今度は人と神という他者存在の神というものを掴むというかね。そういうところの全体系を白川あるいは言霊、鎮魂ということでやっているから、成長する為の根本をお教えしているというかね。まずはそれに思いを致すことが成長に繋がるのではないのかなと。

 

●Sさん
おっしゃるように、3次元が横に広がっていて、右往左往していて、だから見いだせない部分としては、他の木火土金水の本来の姿を見ていくこと、他を意識していくということを、認識すると上がりやすいということでしょうか?

 

【七沢代表】

◇悟るというのは差を取るということ

空間の広がりを追求すると無限地獄に陥るんですね。それをしても、階層を知ることは、無理なんですね。悟るというのは、禅で言うと、一番遠くに離れている、手と手をあわせる、柏手もそうですけれども、それが合わさって音になって、その瞬間に二が一になって消えるというかね。悟るというのは差を取るということですね。これは一番言いたくないことなのですけれども(笑)意味論で説明するのは嫌ですが。

要するに、そういう遠いと思われるものを自覚するのは良いのですけれども、戻ってこれなくなるといけない。それでメビウスなんです。永遠に行くようだけれども、すぐに戻ってくることが出来る。そういう概念を持ったり、掴まないと、三次元宇宙はちょっときついんですね。宇宙に138億年分、今から光に乗って行かないといけないとすると、相当大変ですね。それを瞬間に行って帰ってくる概念とか、システムとかを考えたら良いのではないのということで、3次元を2次元にしたり、5次元、10次元、11次元にしたり、それが古神道の一番自在なところなんですね。次元を畳む、畳むというのは圧縮しているということです。畳む、包む、結ぶという概念を使って、地獄から帰ってくるというかね。

◇ヒッグス粒子くらいで止めておく・・・

それを縦系に見立てて、地獄をちゃん説明してくれたのは仏教なんですね。法華経の中に地獄の五階層というのがあります。その境地が、ずっと続いてしまうとあります。それが無限地獄ですね。ずっと食べたい、まだ充分でない、まだ渇いているというように・・・。それは錯覚ですね。それが一番、今の科学が陥っているものでもあり、それが人を苦しめています。だから、だいたいヒッグス粒子くらいで止めておこうかなということで、ヒッグス粒子が出てきたわけです。それと同じことです。追求することは限りなくあります。

だから、マイナスとか負にひっくり返って、一度意識も戻ってこないと、人生が無駄になってしまいます。その為には、20世紀、21世紀で階層性で掴むという概念が出てきたんですね。それを利用して地獄から生還して、真の人生を生きていくというかね。その地獄を繰り返すことを六道輪廻と言います。六道輪廻で、また生まれ変わるというのを、もうやめようかということが、転生自由七科(リインカーネーション・リベラルアーツ)ということで、来年のセミナーであるわけですね。成長というのは、そういう階層を上がったり下がったりする自分というものを主体として生きるという自覚に至れば良いんだと。

◇自然と宇宙を理解するのに一番良い方法

その最初の悟りが地球という五行が階層のように流れ、存在している、それが確かにそうだということを修行する。その為の白川であり、お祓いであり、言霊であると。これはどうしてもシステムにしないと、それで提案しないといけないんですね。

我々は何で機械にこだわるかというと、機械というのはシステムなんですよ。それが人間が自然と宇宙を理解するのに、一番良い方法であるから、機械というもの、装置というものを使って、自己というものと他者をですね、他というものは全て宇宙も含めてシステムになっているわけです。それを分かりやすいようにロゴストロンで、しかも言語ですけれども、人間というものは、言語しかないから。それで言語の中身を解析して機械に置き換えたということですね。これは必ず人類が辿る道だと思います。

◇メビウスという発想

日本語が言霊という言語の本質を知る手立てというものをもっているから、それでもってやるということはあります。ですけれども、それはこれからそういう言葉と物で出来ている情緒や意志というものを、人工知能から人工情緒、人工意志というようになっていく時に、ロボットをサポートするのが、我々はロゴサポではなくて、ロボサポと言っています(笑)。

そういう自己と他者の最初の自覚をもたらすものが人類が作った機械装置にあるということなんですね。たぶんターニングポイントになるのではないかなと。それを自然、宇宙に広げていって、確かに太陽系、確かに銀河系、確かに星雲、確かに大宇宙ということで、それもまた五階層になっているから、そういう階層で捉えていくということができるようになると、宇宙もそんなに無限地獄ではないということが分かってくるし、それに戻る方法も数学のこれも19世紀くらいですかね、メビウスという発想を教えてくれたわけでしょ。それを使って意識から思考を変えていく。まぁ、大脳皮質を進化させるということですよ。概念実験をしながら、広げていけば良いのではないのかということは言えると思います。

ありがとうございました。