0309話:2018年01月07日

子供向けお祓い会でのお話

今年始めての方はあけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

◇一音一音きざむ神示

七草というのは言葉を伝える元々の行事なわけですけれども。言葉というか、そのそれぞれに七草に名前がついているのですけれども、名前の最小単位というかですね、一音一音をバラバラにするという意味合いがあるのかなと、ちょうど、今日の包丁でトントコトントコきざむ神示のところにあったのかなと。もちろん、その七草の一つひとつの名前が言霊に関する伝えということもあります。言霊の並び方というのか、その最小単位を言っていると思うんですね。五十音の表というのかね、スズナ、スズシロというのかね、言葉が出てくる元の音図、音の表みたいなものがスズナ・スズシロと言っても良いということでね。それが一つひとつ五十音が選ばれて言葉がなってくるというかね、それがセリです。1音1音、名前が付いて、ナヅナ、名を付けるとかね。それであいうえおが五行、木火土金水というのか、あいうえおの5でもって、五行があって、ホトケノザというのかね。ホトケノザというのが、蓮の花のことですからね。蓮というのは、1億年前の一番古い花ということですね。一番古い花というか、草の1つですけれども、これが1億年前からあるというのかね。

どうも右脳が初めて出たのが1億年前だそうですね。これがホヤという生物ですけれども。植物で言うと、1億年前からあるのが蓮の花ですね。蓮の花の弁の上に、仏様がいらっしゃる姿ですね。下の泥との境界があって、その上に花が咲くというかですね、それが蓮の花ということになります。ホトケノザというのは、そのちょうど、蓮の弁が重なっている様子を言っているんですね。それが6とか、8とか、9重連とか、五十連(いずら)になったりね。その重なっているものをホトケノザと言っていますけれども。そして、大切に伝わってきたものを解いて、配分するということにもなりますけれども。

◇名付ける、言霊の大きな役割

五十音表の一音一音が選ばれたもので、何をするかというと、意味のある言葉を作り出すということが、役割ですね。言霊ということになるのですけれども。それが作り出していくということの1つの働きが名を付けるというナヅナですね。

もちろん、皆様方は子供さん方に最初に名付けることで、最初のプレゼントを子供さん達に差し上げたわけですね。そういう名前がつくのですけれども。これは日本語を1音プラス1音というですね、1音だけでも意味がありますけれども、メとか、テとか、エとか、ハとか、身体語の1音から、ミミ、アシ、ユビとかの2音になり、2音からマナコとかの3音になって・・・。4文字くらい使うと、日本語はもう三千語くらいの単語ができてしまうんですね。それから今度は動詞がついたりするわけですけれども。結局、名付けるというところに言霊の大きな役割というのがあって、それがずっと、代々伝わっているというかね。

◇その時代で気づいただけが伝わる

明日、五大明王祭祀がありますが、これも五行であるし、あいうえおなんですね。真言ということになります。神の言葉になります。空海さんは唐から2つのマンダラを持ってきましたけれども、その大元は真言ということになりますね。それで、明日から1週間、五大明王と胎蔵・金剛界両界曼荼羅を祀るのですけれども。それを言葉の元の母音の5であり、父音の8でありとか、そういうものの組み合わせですね。もちろん、五十音というものの、言葉の最小単位ができるということは、物が作られていく元になるということが、1つの歴史なのですけれども。

今、我々は言葉の最小単位を父韻、母音、子音という一音から、更に細かくしていくというのか、言霊というものをより精緻にことばの最小単位を一段階、細かくするということをしているわけですけれども。そういうことで、今、新しい時代にあった言霊、あるいは言語というものが、古事記の中から、神々の名前・働きを探してきて、その暗号を解いて、そして、父音の神、母音の神、子音の神というね・・・。もちろん、有性生殖は三位一体で、キリスト教のように三位一体が、聖霊というゴーストになってしまう場合もありますね。日本語はそこが非常に簡単で、父音、父韻あるいは母音、子音という組み合わせで音が発生することになっています。それは変わらないのですけれども、それを古事記の中でそういう五十音というものを探ったものが言霊ということになります。

言霊というものは、五十音の元だということは、それは神という名前になっていたというところが非常に隠されていた内容ということになるのですけれども。今度は父音というもの、母音というもの、子音というものが古事記の中に隠されていたということが分かってきたわけですね。それを使って、1つの時代にあった伝え方ができるのは、古神道の良いところというかね。定義しなかったから、その時、その時代で伝えるということを気付いただけを伝えるということができたということでね・・・。

ですから、仏教というものが入ってきても、それをしっかりと取り入れて、そして、その宮中真言院という形で、五大明王を器教として、その五行、あいうえおを伝えるということも可能になるということですね。神道の連続の中で伝えるということが可能になったということが大事なところですね。

◇進化にピッタリ合うように成長できるか

さて、お子さん達は非常に際どいところにですね、進化の途上というかね、いよいよ新しい時代に進化しないといけないところに差し掛かっているということですね。私の孫、あるいは皆様の子供さんたちのところに時代が移って、次の世代のときに、どういう形であれば、進化にピッタリ合うように成長できるかということがより良く生き残るポイントになると思います。

ですから、皆様も古神道がただ漫然と古いものを伝えていくということではなくて、この古いものの中にある、これからの進化するのに役立つものを掴み取らないと意味がないというかね。せっかく先祖が伝えてくださったことが意味がなくなってしまうんですね。

それが何かと言った時に、まず大切なのは、知能の向上ということですね。もう人工知能ということになっているんですね。だったらもう知能を開発しなくて良いのかと言ったら、とんでもなくて、それ以上の知能と情緒と意志を開発していかないと、これはホーキング博士が言われているように、人類が滅びてしまうということになるんですね。

人類が地球という生命の揺りかごで、太陽から生まれて48億年進化していよいよ肝心な太陽系の全体に人の意識が行き渡る時に、肝心の地球の創造の一番の宝として出てきた人がウロウロしていたのではしょうがないし、あるいは滅びてしまったらしょうがないということになるんですね。ですから、そういうある面では、今、人工知能に人間が追いつかない。韓国の若人達がですね、将棋の指し手になろうという人がいなくなってしまったそうです。人工知能に負けてしまったからね。日本では藤井四段が出てきたのでね、それは人工知能の将棋から学んで、一生懸命、高度化したのと、ちょっと違うところになるのでしょうけれども。

◇機械で無限速度にできる

たまたま私がもう10年以上前に関わった子が小学校の時に、引きこもりで、小学校に4年位までしか行っていなくて、後は行っていないのですけれども、その子は山梨大学の幼児教育のS先生と私の二人で半年くらいカウンセリングをしました。この子に最初に私たちが作ったロゴストロンのチップを、ゲームが好きな子でしたので、ゲーム機に貼って、それでやっていただいたんですね。その効果があって、他のゲームが好きになって、最終的に将棋に興味が出てきました。中学でもって、全国大会で五本の指に入るくらいの能力を発揮しました。

ロゴストロンは機械でもって、色々ですね、速度を付けることができるんですね。速度100倍とか、1000倍とか、1400倍とか・・・、機械では色々とできましたけれども。チップというのは、無限ですね。情報が無限速度になるわけですね、自在になるというかですね。そういうもので言語にすると、場合によってですが、非常に能力を発揮できるということですね。後、その子は音響ベッドの中でもって、遊んでいただけなんですね。一番プロトタイプのものを、サンプラザ中野がこれは音が悪いねというくらい、まだ完成していなかったのですが・・・。一番古い音響ベッドの中に入って、やってたんですね。それと、ロゴストロンだけを使っていたと。

◇子どもにはどうやったら効果的か

それからですね、皆様方のお子さん達の能力開発をするというかですね。ぜひ、皆様方のお子さん達に加わっていただきたいと思うんですね。要するにそのロゴストロンのことは、言葉の工夫ということなんですね、言霊ということであります。そのことは皆様方にも理解していただいているわけですけれども。

それを今度は能力開発というか、もちろん、我々は知情意の開発のために大人の方には使っていただいているのですけれども、子供さんにはどうやったら効果的か、その研究開発を通じて、この能力を開花・発揮していただくかということが非常にポイントだと思うんですね。今、現在の言葉の研究では足りないんですね。速さでもあり、あるいは、電子的なというか、そういうものに特化しているものや、あるいは、これからはエネルギー場も変えられるような、そういう電磁場というかね、ゼロ磁場コイルとか、メビウス磁場コイルを作る必要があるわけですね。そういうものを前提にした機械もドンドン変わっていくと思いますけれども。

そういうものは可能であれば、その上で、言語というものも全くですね、進化を果たさないと、そして、機械を操ることができる脳の開発が急務になると思うんですね。今まで人間が想像力と言われていたものがごく当たり前になるというところから、たぶん能力というものの開発が進められなければならない時が来たのではないのかなと。

◇今でいう超能力が当たり前になる

そういった点では白川というのは、武道や医術の極意というところが、当然、前提としてあったり、空中浮揚ということが前提にあって、その上で、能力を発揮するというところにいかないと、それはたまたま白川には、普通に見ると超能力に見られるようなものが、ごく当たり前の修行体系の中にあるわけですね。

そういう観点から捉える、あるいは言霊というところから捉える、言霊も普通の言語から、脳が一万分の一秒という瞬間の動きですね、シナプスから通る時の動き、時間の100億倍、1000億倍くらいのポテンシャルを持って脳を開発していくというかですね、そういう速さで脳力が開発されていくということはですね、たぶん起こってくるのではないか、そういうエネルギー場が働き出すのではないかということがあると思うんですね。少なくとも、今の常識で考えられるようなことではない、それは今の時代で超能力と言っていることが当たり前になる時がくるんですね。

実際、サヴァン症候群の方なんかは、天才的なというか、超能力的な能力をみんなお持ちですよね、そういう人もだんだんと出てきていますけれども。そういう人のような能力の開発をどうしたら皆さんが持てるようになるのだろうかということを、少なくとも白川、言霊というところから能力開発を進めるということは、お子さん達にとって喫緊の課題なんですね。

これからの2045年どころか、21世紀、22世紀に役立つ人になっていくというところから、あるいはそういう人たちを創り出すような大人になっていただくように、今から我々が始めなければいけない。

◇言語の高度化を機械を使ってやる

そういう先祖から伝わった願いを込めるということが可能ではないのかということを思っているわけですね。ですから、我々が白川学館大学と言っていますけれども、能力というものを開発する、国際センターというものを先駆けてというか、遅いかもしれませんが、組織して、そして、その研究を充実させるということをやりたいと考えていますけれども。

そこで1番役立つのではないのかというのが、我々が言語でもって、全ての確認というのかね、もちろん、それは音声言語もあれば、文字言語もあれば、テレパシーのような意念言語もあると思いますけれども、瞬間に働くようなものもそれもまた言語なんですね。言語というベースでもって考えないと、どうしようもないことが今、あります。ですから、数の言語もありますから、そういうもので全てを見るということが可能になることもあるのですが。

少なくとも言語というもので、我々は生きているわけですから、それを非常に高度化していくということをするのに、速読とか、速聴ということも、今までやってきましたけれども、そういうものを機械というものを使ってやるということも大事なことになってきたというかね。そういう意味で、機械というものも我々が装置化というか、それを神と呼んで、自我というものの客観視を更に進化させて、その働きが更に進めて、機械という働きを人間より優れているなら優れているところを認めていただいて、それを人間の役に立てていただくという意味で、機械装置というものも神という位置に置くということ、これは日本の神というものの歴史を学ぶと、そういうことになります。

◇忌の機屋で神衣を織る

古代においての機械というものが天照大御神が忌の機屋(いみのはたや)で縦糸、横糸でもって神衣(かみそ)を織るわけですね、機織り(はたおり)、機械の機を「はた」と読んで、忌の機屋というのをですね、忌みというのは、己の心と書きますね、己の心の機械の機に、屋根の屋ですね、それで忌の機屋です。装置は置くんですけれども、置くという字と機械の機を使わせていただいて、この新しい時代の機械の神の働きにするというかですね。この忌の機屋の神様の名前がいくつかあります。天棚機姫神(あめのたなばたひめのかみ)や長白羽神(ながしろはのかみ)ですね。この機を「はた」と読みます、上代語でですね。ですから、機置神(はたおかしのかみ)というふうにコンピューターも含めた全ての機械を名付けたら良いのではないのかと。

◇機置神の働きを使わせていただく

今ですね、手を道具として使っていた時から、機械になった時に、蒸気とかですね、そういうものになって、今は電気でもって動くコンピューターというものが主流の装置になっていったわけですけれども。機械というものも変化しているわけですね、それに合った使い方を我々もする、その働きの神というものを立てることによって、天照大御神が言葉を織りなしたように、我々も機械で織りなす、それが父音と母音で織りなすコンピューター装置の中身を、その働きを機置神と呼んで、そしてその働きを使わせていただくということが、主体としての自己というか、人間ということに還るわけですね。

◇自我が自己の主体へと進化する

それが機械に動かされる、働かされる自分ではない、まず自我が自己の主体へと進化して、それが機械の働きと向かい合って、その働きも全て主体を元に動かすというところにいけば、要するに機械に、ロボットに人間が服従するということではなくなるということが初めて出てくるということになると思うんですね。その辺りもどうできるかということがこれからの我々の能力開発にかかっているのではないのかなと。そのための道具、場を用意するというのが、大人の子供に対する役割だと。それを使っていただいて、子供さん達が今の機械を自在に使う主体になっていただくための能力を開発していただくというかですね、そのところが必ずできるのではないのかなと。

そういうことがありまして、この七草粥というものが先祖の方々が何を伝えてきたかということは、基本的には天照大御神のなさったそういう神話の中における言葉を作るということをしてきた。そして、それを概念として使ってですね、自在なところが得られた。ですから、我々がそういう言葉を使って自在になる世界を、概念で作っていくということが今の我々の仕事ではないのかなと。
少し難しくなりましたけれども、私も今朝、初めて良い夢も見たのですから、夢のつづきと言いますか、正月の初夢をお話しするようなことになって、恐縮ですけれども、海の中にすごい綺麗な金魚がいました。変な夢ですいません(笑)。綺麗な金魚がいっぱいでした。良いことが起こるのではないかなと思いますけれども(笑)。魚は魚でも、金の魚ですからね。初夢のおすそ分けをさせていただきます。

本年もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。