0339話:2018年02月11日

建国記念祭直会での代表のお話

◇時間から自由になっている

ありがとうございます。

今日、皆さんのお話をお聞きしていて、ちょうど節分になって変わるということを前提に、色々と考えていたんですが。やっぱり、皆さんの心は、脳は若いなというか。私が、一番、歳を取っていて。

脳が柔らかいというか、もちろん、それが融通無碍というか、フレキシビリティというか、そういうものを持っていないと、この意識進化の時に対応できないというか。今日、皆さんのお話を聞いていて、これは負けてはいられないというか、皆さん、凄く柔らかいんですね。その対応するというか、意識進化ということの1番の大事なところというのは、脳のフレキシビリティというか、絶えず自由に対応できるというかですね。時代に対応できたり、その場に対応できるということが、それぞれ皆さんのお口から、ほとばしり出ているというかですね。そういうことを非常に感じられて、それが基本的に、過去、現在、未来という時間から自由になっているということが大事なところかなと。

自分が、自然のなかで、立春の「立つ」ということを話されていましたけれども、始まるというところは、自然のなかにも、自分のなかにもあると思うんですけども。そういうものが自然に合わさってくるということができるということが、一つの時間を超えていく感覚でもあろうかと思うんですけれどもね。

◇三神が合わさった道主尊(みちぬしのむち)

どうも、本来は、器の教えとして、ここの祝殿に祀られている剣というのは、須佐之男命の剣なんですね。須佐之男命の剣が、一度三つにおられて三神になるんですけれども、それの3つに折って、天照大御神に他意はないことを表明するんですけれども、それをまた、1、1、1という三神を合わさった新たな剣、道主尊(みちぬしのむち)なんですね。それが祀られていて、それが時間と空間、三世(過去世、現世、未来世)を、自在に切り分けるということを、ある面では許された剣というのが、須佐之男命の剣であるというか。
しかも、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)というものを、八岐の大蛇の中からも探り当てて、同じものだということを自覚するということが行われるということがあって、それが、祝殿には祀られているわけですね。111センチで作られた須佐之男命の剣が祀られていると。

◇未来と過去を、今、同時に収める

どうも、時間をライフチェンジでやっているようにですね、リインカネーションということをしなくても、過去と未来と現在という三世を、自由にわたるというか。それが、例えば、言霊が、まさに、そういうものであると。言霊というものが、ちょうど、未然法の祓いで、未来を祓う祓いもあれば、過去を鎮魂したり、あるいは問題点をすべて綺麗にすることを、大祓ということでもって、帰納と演繹ですね、未来と過去の両方を、今、行う祓詞によって、それを綺麗に収めるという、三世の祓いの法だと思うんですね。

祓いもそう、鎮魂もまさに、その未来と過去と現在を、目撃する目撃者としての見る眼あるいは、創造の音を聞く、あるいは宇宙の破壊の音を聞くというふうなことが、同時に体験するのが鎮魂という作法でもあるし、その実証法であるし、メディテーションすることの本当の意味ですね。

◇70億人の脳の中で共鳴し始める

もちろん、考えたり、あるいは止めたりということを、自在にするということが、また、言霊ということの布斗麻邇を知るということの中身でもあると。これらのことが揃っている宗教もなければ、そういう哲学もない、そういう実践論もないと、もちろんビジネスもないと。

これから宗教ではないけれども、宗教の中身を表現してしまう。そして、哲学の中身も表現できる。そして、修行法も、はっきりと提示できる。そして、それがまた社会というものが、それによってできるということを、今、我々はこういうことをする一つの集まりの中から、あるいは学びの中から、共に行っていただいているというか。その一つのネットワークというか、この現代のメカニカルアーツというところで、また共にやると。

ですから、治療も遠隔でもって、治療を始めるということを議論して、ネット場を創るということを始めているんですけど。そうしますと、誰かが病になった時に、一斉に、支援の輪が瞬時に集まってくると。

それが社会であるならば、保険ではないですけれども、終の棲家から、あの世の世界まで、すべてを、生まれる前から亡くなった後も保証しきるような場を、精神の安定も含めて、瞬時にネットワークして、それを解決していくようなところまで、今、我々はデジタルでそれを行えるというところまで、概念ができているわけですから。この概念設計が、布斗麻邇をベースにしてできていて、それが瞬時に、一人ひとりの70億人なら70億人の脳の中にそれが共鳴しだすということですね。そして、その時々に、それがまた、必要なものがあれば、軍隊ではなくて、運隊として運んでいけるというか、一種の理想的なものとして。

ビジネスでもそうですよね、顧客に必要なものがあれば、それこそ、ドローンではないですけれども、それをすぐに落としてあげるというか、そういうことが物としても、情報としても、あるいは思い、心にしても、それらを同時共時に、達成するという時代が来ている。

そのところの価値を、大伴さんが言われているように、ここがその価値を表現する、最初のネットワークであるという意味が、いよいよ出ようとしている。ですから、それをみんなでもって、創り上げていくということは、決まってしまっている。未来ということを扱うということの中で、未然法で、人類の今の争いをおさめて。

◇「大嘗祭」を世界に示す、この時代の日本の役割

みんなが自由に平等に生きる、イソノミヤという社会ができる時が、目の前に迫っているんだと、我々が、それに先行しているというのが、大事な役割ではないのかなと。持続可能社会を創り上げるということが、共にしようということに、合意してですね、それを共にやっていただくということであって、誰が考えたわけではないですけれども、自然にそのことを今、日本として、やらされているということでもあるわけでけれども。

それは、一種の受動的なデジタルなように作られている宇宙があると、それが宇宙次元コンピュータではないかと言っていますけれども。まさに、そういうことが起こっているんだということであってですね。

これが、立春ということが、我々もまた、遅まきながら、決意して今年行うと。天皇になる大嘗祭をしっかりとご用意して、そして、世界にお示しして、それをまた、そういうふうなやり方なんだということを追認していただくということが、この時代の日本の役割ではないのかなということで、天皇、皇太子のお役割も、その一点にあるんではないかなと。共同体としては、そういうものになっているのではないかなと、すごく感じているわけですね。ですから、これから、皆さんに、いよいよ力を発揮していただかなければならない時に、我々も新体制でいきますから、ドラスティックに変化を起こして、組織というものの維持ということには、全然与しないというか。

本当に、ネットワーキングの人としての中心になって、それをやっていただく。そして、それをお見せするということを中心として、能力を発揮していただく。そういうことが必要になってきているのではないかと、国を建てる源のところに、すべての教えがありますから。

それを、自覚し、さらに強化して、やっていこうということでございますので、今後とも宜しくお願い致します。