0349話:2018年02月21日

◇三年越しの太刀神示の美しさ

あの三年越しですかね。神示がおりましたから、これは、横綱になるということが、正式に決まる前に、神示があってですね。太刀を作るように、ということですね。もう用意はしておったんですけれども、それで横綱になって、火入れをしていただきまして、横綱が来られてですね、伊藤さん、それから泉さんに、本当に長いことかかってですね、丁寧に、お作りいただいて、今日の日を迎えることが出来ました。

本当に、おめでとうございます、というのも、当事者としては、変な言い方ですけれども、はっきり言って、これは神示でありますし、神示の美しさというんですかね。太刀に現れた美しさというものは、芸術として、神の姿というんですかね。天の姿といいますか、そういうものを写した、そういう美しいものに、仕上がったというふうに、これはまた、エネルギーとしては、とてつもない強さでもあると。そういうものを伊藤さん、泉さんにお作りいただいたということでございましてですね。

これは、本当に、今までの72代の横綱、あるいは、当麻蹴速、あるいは野見宿禰、そういう初代からの横綱と、その守る神々に対して、失礼のない、あるいは、今まで最高の出来といったら失礼な言い方になりますけれども、この時代に一番あった作品と言いますかね。それが、力を持ったものとして、それが今回、贈呈できますことは、本当に感慨深いものがございます。

◇神々の証明

これも植松さんが、最初に大関の頃から、一つの新しい日本の横綱ということを言われまして、そのことに神々の意向は如何であろうかということを、お伺いをして欲しいということでございまして。これは、まさに、稀勢の里関が、横綱になりましたことの証明といいますかね。神々の証明ですから、稀勢の里関には、その墨江の三前といいますかね、底筒男命、中筒男命、上筒男命という神様、それから野見宿禰をはじめですね、当麻蹴速の御霊といいますかね。荒魂、和魂といいますか、その神々が宿っている姿であるというふうに、私は確信しているわけであります。

これはですね。本当に、19年間、日本人の横綱がいなかったということの中で、やはり、神示として横綱におなりになって、そして、その素晴らしい太刀が、まさに、この太刀は初づくしということでもあるし、そして、また、エネルギー場としては、今までの最高のエネルギー場を持った、太刀ということになろうかと思います。

◇「源真光」というお名前

この太刀を持たれるということは、まず武家になるというような形をとることでありまして、これまた、白川家が源の姓をお出しするという、ちょっと、我々、昔の白川家が、現代の白川学館としてありますからですね。そのところのミッションといいますかね、役割として、稀勢の里関に武家の称号である、「源真光」というお名前を受けていただいて、その上で、太刀を受け取っていただくという、正式な儀礼といいますか、神の前で儀礼が出来たということも、稀勢の里関と我々との結びつき、あるいは一つの因縁といいましょうか。

そういうことで、こういう自体になっていると思います。これはですね、国技としての神示として、この技が、そして、この太刀が、贈呈された、授けられたということが、一つの歴史であろうかと思います。そんなこともございまして、今回は、本当に待ちに待った贈呈式が出来まして、嬉しく思っております。

本当に、おめでとうございました。