0364話:2018年03月05日

◇「ビジネスマンダラ」という概念は完成していた

先ほど、Kくんと、このマンダラが出てきた時に、「20年前を思い出すね」ということを話していました。偉そうなことを言っても、なんですけれどもね。彼が、大学に居た頃に、うちの中野の会社で、アルバイトをして、その後、ニューオータニのガーデンコートに移転したんですが。ウインドウズ98の頃に、その統合ソフトを作って販売したこともあったんで、まだ、早すぎたんですね。ちょうど、コンピュータも、オフコンからパソコンに変わる時だったんで、インフラが進まなかったんですね。ただ、「ビジネスマンダラ」という概念は、完成したわけです。
最初に、日本に、マンダラを持ってきたのは、空海さんで、長安から1000年前に持ってきくれたわけです。胎蔵界曼荼羅、金剛界曼荼羅の両界曼荼羅をもたらしました。1000年前に、今でいうシステム学習法というんですかね、いわゆる、密教の学び方の方法が、マンダラの中にあるわけです。これは密教、秘密の教えですが、それが絵によって、全て明らかにされているわけです。2枚の両界曼荼羅になっていて、宇宙観、人間観、仏の姿が、全てあるわけです。人が仏になるための修行方法として、密教のマンダラがあったわけです。それを、ビジネスに取り入れていくという方法が、ビジネスマンダラです。それが、20年前に完成したわけです。
今、この発達したITによって、もう1度、このビジネスマンダラを明確に出来ることがたくさん出てきたということですね。この図のような経営というものが、研究、開発、製造、販売、あとは、広告とか宣伝とか、そういうものの全体系が、1枚の図のようになっている。あるいは、それをクリックすれば、どこにでも飛んでいける。そして、それが、全体の企業経営になっていく。

◇バージョンアップしたビジネスマンダラを開発していく

穿った見方をすれば、今、皆さんが、一つのシステムの完成を、もう一度、一緒にやっていただく時がきたのかなと。バージョンアップしたものを、やっていただく時が来たのかなと思っております。そして、ビジネスマンダラを完成して、どの業種・業態にも使えるもう一段上のものを、社会に提供できるような事業になると僕は思います。
今やっているビジネスマンダラの開発自体が、2兆円規模のビジネスになる。これを使って、様々な業種業態の事業が動き出すということにあるわけです。今までは、企業は会計のところを、なかなか表に現したくなかった。ただ、企業も会計から問題が起こって、存続が危うくなるまでになったわけです。
なので、いよいよ、会計、税務を含めたものを、明確にしないといけない時に来ているわけです。そういう中において、企業がシステム化に必要な情報を出して、それをシステム化して、お仕事をしていくことができれば、しっかり社会貢献できるという時代になっていくのはではないかと思うわけです。今まで、表に出せなかった、チャートを出していく時に、ビジネスの中でも、心地よく仕事ができるような環境を作るための全体系を表すというか。それには、情緒マンダラを含めて、コミュニケーションプロセッサを前提にしたものが必要なっていきます。階層知を持って、このマンダラを完成していく。

◇我々の企業経営がそのまま事業開発になる

そして、このマンダラ自体が、各業種業態、あらゆる事業のために、これが役に立つ。そして、これらを統合していくということに、我々の仕事も、あるいは開発も、今日、また始めたという認識で、さらに進めていく。
これによって、日本の企業経営者たちは、この漢字で出来ているチャートを通じて、効率的に事業運営が出来るのかなと言えると思います。そんなことも含めまして、我々が開発するものが、そのまま事業企画であり、事業開発であり、そして、それを販売していくということにつながっていく。非常に、階層性のある事業が、これから可能ではないのかなということでございます。
先程言いました、初国は、小さき国でつくられたということが、出雲風土記にありました。これを、大国主というところまで、神話知としては高めて、それが世界に役立つようなストーリーとして、これからの持続可能社会に役立つ。そんなソフト開発を進めるということを、共にしていく。そういうことを、今日は皆様方と始まりの日を共にできたということは、非常に、嬉しいことでございます。どうか、皆様とともにやっていきたいと思いますので。これからも、宜しくお願いしたいと思います。