0376話:2018年03月18日

和器出版の新刊の発刊のご報告
〜「聖書は我にかく語りき」(対馬栄逸著)を手に持って〜

◇初歩から聖書を学べる本

聖書でアダムとエバの長男のカインが、神にその心を供え物として、捧げるわけです。その心の内を捧げることが、聖書の始まりにあります。対馬さんの本を、専門家にその評価を聞くと、みんな「凄いね!」と言われる方が沢山います。私も、もちろん、素晴らしいと思っております。白川通信でお願いして、30回も投稿していただいたものを、更に、Tさんと対馬栄逸さんで編集して、能澤さんにも助言いただきました。
それらの御蔭で、初歩からでも聖書を学べるような良い本になっていると思うんです。ですから、その当たりを、対馬さんから、一つお言葉いただきたいです。宣伝と言ったら何ですが(笑)より良く読んでいただけるようにですね。

●対馬栄逸さん(白川学館門人)

◇読みやすく何度も読みたくなる本にしたい

どうも、皆さん、こんにちは。
僕は、この本の表紙を見た時に「意外と地味だな」と思ったんです(笑)。この表紙は、写真の一部しか使っていない装丁ですが、本当は光が指してきている写真がメインテーマとなっていて、その一部だけが、表紙になっています。要は、一部を隠したんですね。後になって、これには本当に深い意味があるなと思って。そして、この表紙を選んだのは、七沢先生です。
最初に、この本を作ることが、本決まりになった時に、Tさん(和器出版)が我が家に来ていただいて、「どういう本にしたいのか」ということを半日間くらい、延々と話しました。
実は、本の中に出てくる話で、イスラエル旅行記というものがあって、この話は、元々は、一番最後にあったんですよ。Tさんとお話して、「対馬とは、こういう人間です、と証明するような、もっとも良い物語が、本の最初に来たほう良いです」ということだったので、一番後ろから、一番前に編集されたんですね。
私が、Tさんに、私から一番強くリスエストしたことは、「二回も三回も読みたくなる本にしたい」ということです。とにかく、誰でも読みやすいということを目指して欲しいという要望を伝えました。
そういうことで出来たのが、この本です。

◇神様の技というのは・・・

私は、神様に聴くというベースで、ずっとやっていくと不思議と、色んなことに遭遇できるようになりました。私の人生、そのものがそうだと思うんですね。何しろ、この本を書くきっかけをくださったのは、Sさんですから。Sさんと、たった一回、電車で遭遇した時に、色々と話して盛り上がって、結局、それがきっかけで白川通信に載るようになりました。それから、この度、本になったんですよ。なので、神様の技というのは、本当に、不思議だと思うんですね。
あと、この本は、和器出版の方々が、本当に頑張ってくださったんです。その結果が、こういう本になるんだなと思って、本当に感謝しました。私は、和器出版の方々、特に、Tさんと出会っていなかったら、この本は、こんなに良い物にならなかっただろうと思っています。Tさんは、私がメモ程度に書いたものを、「良い」と思うと、その場で、直感的に、原稿を修正されていたんじゃないのかなと。
ただし、僕の言葉をそのままではなくて、少しひねってありますね。凄い人と出会えたなと、その出会いがあったから、この本が出来たなと感じています。ただ、この本の内容は、少しクドい所があります。例えば、ヤコブとイスラエルの使い分けみたいなこととか、たぶん、分かりにくいんじゃないのかなと思っています。ただ、この理屈っぽいのも私なので、これを無しにも出来なかったんです。私にとっては、これは第一歩なんです。たぶん、私も、新しい一歩を踏み出すんだろうなということを、実感として感じています。だから、「もう一冊書かせてくださいね」って(笑)
やっぱり、どうしても、凄い削ぎ落としているんです。本当は、残したかったこともあるんです。ただ、書けば書くほど、たぶん、読み難くなってしますので・・・。なので、数回に分けて、書かざるをおえないだろうなという気がしています。
ですから、今後共、皆さん、宜しくお願いいたします。