0385話:2018年03月26日

Tさん、ロゴフェスと東先生の報告をお願いします。

●Tさん

◇音楽で天に御魂をお送りする

しばらく出ていて、すいませんでした。火曜日から、京都ロゴフェスに向けて出ていました。ロゴフェスでは、中継をやらせていただいて、お祓いをしていて、そのエネルギーというので、なんか変わったんだなというのは、非常に感じました。現地にいたのですけれども、甲府は清まっていても、京都の会場が清まっていないということもあって・・・。
ただ、甲府側のエネルギーに引っ張られるような感じで、だんだんと浄化されていったんですけれども、お祓いの途中で重くなって、お祓いをあげていたAさんも、途中でカクンと落ちてしまうくらいでした。どうも、最前列が、きつかったみたいでした。
それでも、なんとかあげきりまして、信原さんの演奏の時に、物凄い抜けたんですよ。
それを多くの人が感じていました。一旦、重たいものを祓いをあげて、その時は、まだ苦しいんですけれども、それを、最後、音楽で天に御魂をお送りするというふうな、これぞ、奉納演奏という感じでした。改めて、その意味を感じました。その後に、賢治先生が、穏やかに話されて、場ができていくような感じがありました。
みやこメッセ、実は、会場として、霊的には重いというか、大変な会場だったんですけれども、そのおかげで、上手くやれたのかなと。また、次回、やれたらなと思いました。今日のポイントですね。

◇2020年に向けて基盤を作る

あと、金曜日に、福岡に東晃史(ひがしあきふみ)先生に、会いに行きました。先生は、東大医学部助手を経て、岡崎国立共同研究機構の研究員をされ、2006年定年退職されたので、もう76歳の方で、ずっとアカデミックな世界にいらっしゃった方なんです。
ただ、90年代前半に、船井先生も取り上げたり、知花敏彦さんという南米在住のスピリチュアルリーダーのような方と、一緒に講演されたりするなど、親しかったそうです。その東先生と、先日お話していて、今後、七沢研究所と一緒に研究していきましょうということで、七沢研究所の顧問研究員になっていただきました。
元々、賢治先生から、東先生の「階層」に関する本を、ずっと読みなさいと言われてきたんですが、1ページ読むとお腹いっぱいになるような本ばっかりなんで、読めないでいたんですよ。直接、お会いして、先生の理論も統合されてきて、我々の理論と重なるところも、いっぱい見えてきました。
我々は、分野が広いので、理論をひとっ飛びで作っているんですが、東先生は、その理論が細かく作ってあるので、機械・装置を接続するみたいに、システムとシステムを統合するようなことが、知の階層でも、これから起きるということが見えてきました。
そして、東先生からも、「君の名前を頭にして、私の名前を後ろにして、真ん中に、関係者を入れて、論文を出そう」と、いきなり、言い出されて。では、「本気でやるしかないな」ということになりました。その時、ちょうど、母屋では、「これから論文を出そう」という話をしていたようで、シンクロしていたようです。実際、論文って、投稿するところは、沢山あるので、投稿はできます。そういうことを、これからどんどんやっていって、2020年に向けて、基盤を作っていきたいと、決意を新たにしました。

◇文化を磨く

あと、京都に話が戻りますが、「文化がある」って良いなと思ったんです。これから、ロゴストロンを広めていく中で、センスというか、文化というか、何か、雰囲気とかあるんじゃないですか。そういうものを、磨いていきたいなと思ったんです。わりと山梨は、無骨なところですが、それでも印傳とか色々とありますが・・・。センスって非常に大事だなと思いました。
物を1つ作るにしても、メールを打つにしても、そういうセンスみたいなものを磨いていくことが、世界に出ていく上で、大切なことなのかなと思いましたので、お伝えさせていただきました。ありがとうございました。

【七沢代表】

◇研究と製造販売の違いを確認する

今の論文の話もそうですが、研究というのは、本来、研究ですから、論文が1番表現の中心になるんですね。論文が、価値を持つということは、研究したものを、実際に世の中に役立つものとして開発、そして販売するということですね。
ただ、半製品と言ったらおかしいですが、ロゴストロンも、試作機ビジネスと言ったらなんですが、そういう試作機を作って、それを受け入れていただくというのが、1つのビジネスフェーズであったわけです。これから、研究所の変化というか、業種、業態的にも、あるいは、業務プロセスも見直していくということは、研究ということと製造販売ということとの違いを明確に確認するということになるんですね。
これからの時代というのは、やっぱり、世界的に認められないといけないわけです。それは、科学論文として、出すということです。ただ、今、論文もだんだんと問題が起こってきているわけですが・・・。
まだ自然科学、人文科学、社会科学というふうに科学を分けて、使わないといけない時代ですが、そういうものが統合した科学というんですかね、そういう統合科学となった法則を、人類が知識、あるいは知恵として使うということが、出来ないとしょうがないわけです。そこに向かっているわけです。

◇沢山の研究者の成果を土台に

ですから、今回、水、いわゆる、ウォーターデザインという久保田先生が、表現した良いネーミングがあるんです。何でも、デザインといえば良いわけではないんですが、別天水とかはですね、水をデザインしているわけですね。しかも、中に、情報まで入れるという離れ技をやっているわけです。
これは、いわゆる、美術的な意味でのデザインも、自然科学的な意味でのデザイン、分子の配列を変えるというか、水素と酸素の結合角の角度を変えるということで、デザインした水を作ったりしているわけです。そういう自然科学というか物理学や情報工学というんでしょうか。
また、その水が、人類の生活の中で、社会の中で、どういうふうに存在してきたのか、あるいは汚れをどういうふうに祓うのかという社会的な問題、あるいは、農業でお米を作る時に使う際など、水は社会科学、あるいは環境学など多岐に渡るわけです。また、水も研究しようとしますと、自然科学、人文科学や社会科学など、多岐に渡っていますけれども、そういうものの論文を6月に出すんですけれども、それも、歴史や文化も含めて、全体を網羅して、脚注というんですかね、沢山の研究者がやった研究成果を土台にして研究しているということで、社会的には、この論文が、科学として認められるということになるわけです。本のつくりも、そういうふうに変えていこうというわけです。

◇適切な時にご縁が結ばれた

東先生は、20年以上前から、最先端だったんですね。今、流行りのiPS細胞についても、盛んに問題視を続けてこられました。
昨日、そのiPS細胞の山中教授のNHKの番組も7回目を迎えていたので、少し見たんですね。その番組の中で、山中教授は「iPS細胞を使うということは、医学でいうと外科手術みたいなものですよ」と話されていました。あくまでも、細胞、あるいは、DNAの1番基本の研究を言っているわけではないんですね。
出てきたDNAの遺伝子の中で、どれがあれば、幹細胞になって、それを切ったり貼ったりして、人間に役立つように、DNAを使うということでした。そういう意味では、外科手術的なDNAの研究だと思うんですね。だから、その理論的なものは、東先生がやってこられているんですが、20年位、早かったんですね。
ようやく、我々が、入っていこうとしている時に、東先生とのご縁が出てきて、それを論文にしようということに、合意できたということは、非常に良いことだと思うんです。

◇日々のお祓いも一種の研究開発

今、我々が、色んな意味で、研究や開発をさせていただいていますが、一種の製造だって、その製造の開発あるいは販売だって、販売の開発というふうに繋がるわけです。
1つひとつ皆様方にやっていただいているものが、1つの実験というか、実証というか、そういう研究開発に繋がっていることです。今、業務的には分けていますが、基本的には、全体を研究開発するということになっているわけです。
ですから、その辺りを、まさに、祓い、鎮魂、言霊というものを、日々の研究開発といったら、烏滸がましいかもしれませんけれども・・・。ただ、お祓いをあげているだけではないわけです。そのあげる中で、言霊というものでも、もし、それが神と繋がるものとするならば、どういうふうに降ってきて、人間と繋がるのか、あるいは、物と繋がるのか、そういうことも含めて、一種の研究開発だと思うんです。
だから、一見、お祓いもやっていることは、単純なことのように見えますけれども、非常に複雑な、あるいは、人類のこれからの新しい社会が作られていく時の、骨格になるようなものになるわけです。
我々が普段に、祓いというふうにやっていますが、1000年とか2000年とか、有史以来といえば3000年とか、もっと前で分からない部分での縄文期のものでいえば、5000年以上前のものが、日本人として、あるいは、人類として、開発してきたことの中身だと思うんですね。
その上でもって、言葉でより良い社会を作る。そういうことが、今、現実になろうとしているということです。時が来たなという感じはするんです。
やっていることは、まさに、この2000年くらい、京都の1000年というものを見ても、非常に、日本文化と、具体的な社会というものが、どういうふうに作られていったのかということを、「みやこへのかえりごと」という表現で、どうぞ、今までの成果をお聞きくださいね、という意味で、京都に、それをお返しするということをやらせていただているわけです。

◇一人の気づきを共有の知識まで高めていく

非常に烏滸がましいといえば、烏滸がましいんですけれども、そういうものを、より今の時代に合うように、効果的に、しかも、平等に、提供できないかということが、このグループの開発ということであります。
それを、白川学館、七沢研究所、ロゴストロンという組織でもって、それを表現して、そして、それをお渡しするというふうなことをやっていると。そういう意味での公ということに繋がっているんだと思うんですね。
その辺りが、日々の中で、掴んだものを、1つの知識を、固有の知識から共有の知識にしていくということが、少なくとも我々が、みんなでやるということの中身でないのかと。ですから、皆様方、バラバラにやっていると思うかもしれないし、こんなことは言っても詮無いかなということもあろうかと思いますが・・・。
しかし、そうではなくて、皆様方が、固有に一人ひとりが気付いた知識というか気付きを、共有にしていくと、非常に大きな動きというか、役に立って、更に、これからの開発していくものに、良い影響というか役立つことができるということを確認していただきたいと思います。
そういう意味で、公開するということ。自分自身が分かった固有知識について、それが恥ずかしいとか、そんなことではなくて、それが、たぶん、皆さんが知りたいことであったりする場合が多いと思うんですね。そういうものを共有の知識まで高めていくということが、このグループの良いところになるのではないのかなというふうに思っております。
その辺りを、更に、進めていくというか、俊敏と公開という意志表現で、その知識を獲得したものとして、公の表明というものを更に、進めていくと、それが非常に役立つと。単なるルーティンにしてしまうとことではないですね。そうすると、非常に広く知識が得られる機会になるということを思います。
論文ということは、皆さんの知識が、共有されていくことで、1つの論文になるということにもなって、それは単なる経営の問題や、製造販売だけではなくて、1つひとつの我々の営みが、研究開発であり、それが論文になっていくんだということを、確認していただくと、それが進むのではないかなと感じました。
今日は、ありがとうございました。