0388話:2018年03月29日

おはようございます。
昨日のロゴソロジーの報告や感想をお願いいたします。

●Tさん

◇「なるほど、分かった!」

昨日は、ロゴソロジー研究会の66回目を、「結合プロセッサー」というテーマで行いました。前回は、霊的問題にそれを応用したりしたんですが。要は、結合って、霊の問題もそうですが、分子と分子の結合とか、原子と原子とか、人と人の結合で社会も出来ていますから。
つまり、ありとあらゆる所に、結合という働きがあるわけなので、その現象を、結合という点で、どういう構造になっているのかということを、徹底的に追求するという行為をしているわけです。
認知科学とか、心理学とかでは、あんまり聞いたことはないんですけれども、あったら教えて欲しいです。そこの部分で追求していくと、結合というもので、人間関係の問題、心理の問題、社会の問題、霊の問題などが解決できるのではないのかと。
あと、ロゴストロンとの関係にも結合は関わってきますから。ありとあらゆる問題が、結合ということで、整理されるんです。
そこの現象を、どういう構造になっているのかということを概念化するということです。そして、それを概念装置として、構造化するんです。そうすると、全ての構造を含む働きというものが、概念装置として、再創造できるようになるんです。それを持っていると、結合という働き自体が分かるということになるので、上手くいっていない結合の問題を解消できるようになると。
つまり、心理的な問題、霊的な問題も、その概念装置を使うことで解消できるようになるというわけなんですよ。そもそも、概念装置というのは、横展開の自在に応用可能なものなんです。これって何だろうと思うかもしれないけれども、人間とは、そういうものを生得的に持っているんですね。
昨日も、「ということは、なるほど!」という説明をしたんですけれども。「ということは、ということは、なるほど、分かった」と最後はなるんです。その最後の「分かった」ということが、階層が上がるということなんです。
だから、「なるほど!、ということは、分かった」という流れで、概念装置が展開していくということを、結合ということをテーマでお話をしました。

◇「概念装置を研究開発している会社です」

その前に、ホームページの打合せにも行っていましたんですが。「概念装置は自在に応用可能なので、それを人工知能とか最先端の研究者に使ってもらいたいし、使ってもらうための概念装置を研究開発している会社なんですよ」ってことを、HP担当のデザイナーさんにお話しました。そういう切り口で見ると、非常に、面白いんです。
また、ロゴストロンも、概念装置をインストールするための装置なんですよ。そういうふうに捉えると、ロゴストロンを通して、学習した概念装置を、どこでも横展開の応用が可能なわけです。
そういう、すると、意志を実現するための概念装置だったりするので、非常に、強くなるんですが、元々、人は生得的に持っているんです。内側に持っていたものが、発動してくる。そういう眼で捉えていくと、それが神の働きということと、極めて、シンクロしていくと。
こんな感じで、4月からのロゴソロジーは、ますます盛り上がっていきますので、よろしくお願いいたします。
あと、東先生の話をしようと思いましたが、追いつかずに、サラッと触れるだけになりましたので、来月以降に、またお話しようと思います。

【七沢代表】

◇統合することで新しい世界が見えてくる

最近、よく言っていることに、結合という意味で、科学も統合しないといけないのではないかと。物質の科学とか、心理の科学とか、精神(魂)の科学とか、神の科学は宗教みたいなところもありますが。縦の階層性にあるものと、横に広がる位相にあるものとありますが、その全体を科学にすることが大切だと。
統合科学、それは、一貫して、全ての位相、階層に同じ法則が存在しているということですね。位相だけではなくて、階層の世界でも、法則があるということが分かると、見えてくる世界が新しい科学というものに繋がると。
結合という概念からいえば、まず物質のレベルもそうですよね。例えば、合金という概念があるとすると、それは物理学の先にある広用化学というものになります。Aという金属とBという金属を結合する時に、ただ、AとBに熱を加えたら、結ばれるわけではないですよね。触媒などを使って、結合させますが、結合した後、その触媒が跡形もなく消えて無くなるんですね。しかし、金属Aと金属Bは、しっかりと結合していると。

◇存在はコミュニケーションしている

脳の中も、我々が、父韻と母音と子音という概念を言いますが、たぶん、脳の中で、瞬間に、それらが、結ばれるわけです。7500分の1秒~1万2500分の1秒くらいで、1語が結ばれて出て来るわけです。その時に、どういうふうに、父韻と母音が結ばれるのかということは、たぶん、物質的には、脳内ホルモンや酵素が、触媒にあたるような役割をして、瞬間に、結合させ、それをシナプスに送るということをやっていると。そして、それら一音+一音+一音が溜まって、単語になり、単語がさらに結びあって、文章になっていくと。
それは、日本語の場合は、膠着語と言われますが助詞を、膠(にかわ)のように使って名詞を、貼り付けるわけです。「が」「を」「の」とか、いわゆる、言葉を結びつける助詞があるんですね。そういうもので理解しやすくすると。日本語は「と」「て」「でも」「から」「まで」という助詞を付けることで、名詞の働きを変える言語「膠着語」と言います。「膠」は接着剤として昔から使われてきた「にわか」のことです。助詞をくっつける言語であるからそう呼ばれています。
それを、音波、あるいは、光波で、表現するわけです。音波や光波で、言葉を伝えると。それも含めて、存在というものは、個々に存在をするんだけれども、それがコミュニケーションしている。我々は、コミュニケーションプラットフォームとか、コミュニケーションツールというものを、開発する会社ということを言っているんですね。
それが、物質のレベル、あるいは、命のレベルとあって、命のレベルでいうと、メッセージ物質ということになります。

◇創造のメッセージに物質が呼応する

最近の医学では、殆どの疾患は、メッセージ物質で解決するということに、だんだんと向かっているようです。要するに、メッセージと物質がどこかで結びつくということになるんだけれども。メッセージというのは、1つの意志がある情報ですよね。情報場は、情報を運ぶ物質に乗るというか、結合するということを促すということの中身になるわけです。
ですから、情報を伝達するためにメッセージ情報物質を使うことになるんです。どういうふうにしたいのかという意志が、それが元のところからいうと創造意志だから、人と神という、神も多神教でいうと、それぞれの働きのことも神というから、働きも、創造の働きを使わせていただくんだけれども。創造の意志というものを考える時に、創造意志と人間という、創造意志情報というものが、1つの創造のメッセージだということですね。
その創造のメッセージが現実化して、受け止められて、働くものが、被造物、すなわち物質ですね。作られたものが呼応するというか、コミュニケーションが起こるきっかけになるんですね。それを白川では、天御柱、国御柱と言って、天の情報と地のものが交流することによって、それが分かると。
我々は、神という創造意志情報をしっかりと受け止めるという意味で、進化の階段を踏む時に、神という存在の階層性に、そこから入っていくというか。そうすると、その奥にある、人間の情緒などを超えた、1つの概念という世界に入っていって、それが、創造意志の概念みたいなものがあるんですね。
情緒は、そこには無いんですね。あるとすれば、創造意志というものが、何か大きな目的を持って、意志されたということしか分からないです。少なくとも、そこに至る道が、白川では、言霊ということ、そこに至る技法としての祓い、鎮魂という方法論をもって、そこに行こうということなんですね。

◇宇宙エレベーターに乗る

ですから、それが、今は、ごっちゃになっているんですね。宗教という形で統合してしまったり、まだ、統合できていないんですが、科学という形で、思考統合しようとしています。大きくわけると、知情意ということでもって、そこを目指そうと、理解しようということで、人がそういう世界に入っていくわけです。
ところが、知でも情でも行けない世界というものがあるんですね。宇宙創造意志という世界は、人情や人知の及ぶところではないんです。それを、神智とか神の世界ということをいうわけですね。そこに至る階段をあがって行く方法が、あるかどうかが問われるわけです。なので、そのためのエレベーターを、宇宙エレベーターという表現をするわけなんですが。
自動的に、そこに行く。だんだんとスピードが出てきて、40階50階に行くエレベーターはスピードが凄い出ますよね。その感覚で分かるし、空気がそこまで薄くならないけど、宇宙に行けば、無重力になったり、空気が無いからわかるだろうけども。
少なくとも、神への道を、その上り下りを体感覚で理解するような時が来ると。それが白川のご修行は、そういうものを持っているので、はっきりと分かるようになるんですね。
別に、息は苦しくないです。高速化したり、高い所に上っていく感覚があるんですね。体感覚であるから、そういうこともわかるんですが。少なくとも、階層性にあるものを、一つひとつ学んでいく時に、様々な感覚変化があることは、事実です。それを掴むための一つの道があるよというのが、「おみち」ということになるわけです。

◇保持してきた叡智を表現する時がきた

幸いかどうか知りませんが、これまで、日本では、そういう世界を、殆ど語らなかったわけです。だから、今になって、それを言わなければいけない時が、来たのかもしれませんが。
これまで、世界に色んな学問とかが出たから、それに合わせて、仏教が出てきから、それに合わせて、神道を表現しているだけですね。まだまだ、本当のところは、全然現れていないんです。これから、すべきところが沢山あるということなんです。
少なくとも、そういうことを、我々が一つひとつ科学的に実証していくことによって、保持してきた叡智と、その実践体系に基いて、様々な表現をすることが出来ると。いよいよ、そういう時節になったということです。ロゴソロジーにしろ、理解されるのが、難しいところもありましょうけれども、そういうものも視野に入れて、我々がやっていくんだということです。そのことが、1番人類にとって、1番役に立つんだということがあって、そういう学会も作らせていただいたり、あるいは、実証実験をしたり、させていただいています。

◇秋の実りを予祝する桜のように

また、チャイルド・アーツ・アカデミーでは、体感の中から意識進化をしていただくということの用意もしているので、4月も、早々に、そういう学びの機会も出てきます。そういうことも含めて、いよいよ、我々も学びながら進化するけれども、これからの時代を背負っていく子供たちにも、それを我々が提供していくということです。
これは期待度も大きいと思いますが、皆さんにも、手助けしていただいて、やっていこうと思っております。
そういう意味では、4月から色々とやるべきことが、目白押しで具体化する段階になります。稲の花と桜の花は、同じような白い花なのですね。そして、ちょうど、稲の花が1日だけ咲いて、それが実を結んで、たわわに実ることを連想して、桜の花が咲くことが、秋の実りを約束するという予祝として、お花見をしてきたわけです。
そういう意味で、まさに、秋の実りに向けて、その内容を充実させていくと。豊かな実りにするように、力を尽くしていただくということが、大切で、意気に感じることに繋がっていくと思いますので、その辺も一つよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。