0401話:2018年04月15日

◇「ふとまにの里」の地鎮祭をしました

朝から、花火が鳴っていたのをお気づきでしょうか。
御神幸祭(おみゆきさい)というんですけれどもね。甲斐の国一の宮と三の宮の浅間神社と玉諸神社(たまもろじんじゃ)の共同の祭祀です。三の宮はこの近くにあります。そのお祭りでは、大きい神輿が出るのですが、大人の男の人は、全部お化粧して、口紅を挿しまして、真っ白に塗って、それで女性の着物を着て、神輿を担ぐ奇祭というか、変わったお祭りなんですね。
特に、水利、用水に関わるという水の神様のところを回るということをいたしまして、最終的には、荒川という川から分かれて流れてくる水門のところまで行って、水の神様を祀ります。
私も、子供の頃には、子供神輿をしたことがあるのですが、徹夜で紙の花を飾って、お神輿を作りました。今日、たまたま孫の彦太郎くんが小学生になったので、始めて参加したわけです。
ちょうど、ふとまにの里に水を引いて、里山を築いて、田んぼと畑とぶどう園を作らせていただいて、そこをチャイルド・アーツ・アカデミーとして、子供たちの自然と触れ合う場所にし、ようやく、4月7日の土曜日に、地鎮祭もいたしまして、初めて9方位に国の御柱を埋めていただきました。その際、80人位ですかね、沢山の方が、お子さんと親御さんが集まっていただいて、発会式が出来まして、井坂先生、信原さんを中心として、そういう芸術というものの学びも含めて、出来るようにということで、早速、はじまりました。

◇水の中の主

ちょうど、水を引き込むということで、江戸時代のすべての地域の水帳というんですかね、水利権と土地の権利証というんですかね、そういう大きな地図を見ていたのですが、ここの土地の、小高い丘になっていた所は、今の三嶋神社ですね、江戸時代には、三島明神といっていたんですが、その神様の宮の参道の為に、昭和になって、ここの丘の土が掘られて、提供されていたこともあるんですね。また、近所から砂をこちらに戻したようなこともあって、また戻ってきていると(笑)。
水の祭というのは、白川は特にそうですが、水の祭祀というのが中心に流れているというか、もちろん、水が無ければ存在しないし、土曜日の健康学セミナーでも、Tさんから話をしていただいたのですが、水を水蒸気として呼吸を通して、空中からも吸ったり吐いたりしているということですね。そこに健康の鍵があると。
ですから、水が、3態(固体、液体、気体)に変化するというのは、人間の生活圏内で、そういうことが起こるのは水だけだということは分かっているわけですが、その水が、宇宙の始まりの時から、水という概念があるというか、そういう考え方が、日本の古事記の神話の天之御中主大神という、水の中の主という意味があって、江戸時代の文献には、水中主大神と書いてあるんですね。当て字のようなものかもしれませんが、多分、水を中心とした祭祀が神話の始まりにもなっているということが本元であるわけです。

◇水をデザインする

こういうものが、神話学、現代の物理学とか科学の中で、我々は、ウォーターデザインということで、森田さん、杉山さん、佐藤さんなど何人かのライターで、6月に出版しようということで、祭祀も物理学とか、様々な分野を含めて、本にして出版しようということで、今、執筆中です。
久保田先生が、ウォーターデザインという用語を初めて言われたのですが、我々の別天水などの概念は、ある意味、水を分子レベルからデザインする、あるいは、その中に情報を入れるような内容で、1番最先端の部分に関わらせていただいて、しかもそれが神話からも解けるような形、あるいは日本の歴史の中で、より良い社会を作る為の水というんですかね、水の祭祀、そして、天皇陛下に飲んでいただく水造りということも白川の祭祀の中にあって、祝詞も中臣寿詞という祝詞も残っていると。天皇陛下に飲んでいただくお水は、どういうふうに作るかという作り方まで書いた祝詞もあるわけです。

◇エーテルという概念と古事記がどこで融合するのか

今、我々が、そういう命にとって1番大切な水を、どうしたら提供できるかということまでやらせていただいているわけですが、そういうウォーターデザインという本の中で、1つ大事なことは、その水ということの、西洋的な概念に、エーテルという言葉があるのですが、エーテルというのは、抽象概念というのか、宇宙が始まる時に出てきた物質というのか、は分かりませんが、そういうものが既にあって、その働きを引き出す。
それが、1つのヨーロッパ的な思考から見た時に、特に、ギリシャ的なスコラ哲学とか、色んな哲学が生まれますが、そういう一種のヘレニズムというものと、日本の古事記の神話とか、どこで融合するのかというのは、非常に大事なところになるんじゃないのかということを感じております。
今、我々が、1つの表現としての水というもので、宇宙というものが出来上がってくる過程のようなものを、ひとつの場といいますか、命というものが、動かされているものが、そういう我々の水というものになるのではないかと思いますが、その水というものと同時に、宇宙というものが出来上がっていくと。それが、138億年の宇宙でもありますけれども、それがまた階層性になっていく時に、どういうふうに、それが新しい概念として、出てくるかということを考えることが大切なところです。

◇物理学や宇宙論を古事記で捉えると・・・

いわゆる、我々が住んでいる宇宙、あるいは大宇宙というものの中身が、結局、光というものでもって、その1つの存在というものが確認できるというか、視覚表象力だけでは済まない、ダークマターというところで、光が閉じ込めるような物質があるんじゃないかということも言われているわけです。ほとんど光は、3%か、4%くらいで、残りの殆どが、暗黒物質ということも言われれるわけですが、今の宇宙論と古事記という神話のひとつの捉え方というものが、今の時代でも、もう1度考えるところが出てきます。
例えば、天照大御神の神話に岩戸隠れというものがあります。須佐之男命が悪いことをして、天照大御神が岩戸に隠れてしまって、天に光が失せてしまう場面があるわけですね。後で、みんなでもって、もう1度、お出ましいただくというお話ですが。
そういう光があって、光が無くなって、もう1度、光が出て来るということを、神話的に捉えると、1つの光が発せられていたけれど、光が閉じ込められるということになりますが、それを物理学的にいうと、信州大学の先生が、物質の中に光を閉じ込めるということを研究されて、発表されているわけですね。
これは、あくまでも科学であるわけですが、そういうものと神話というものの関係をみると、また次の光になるということもそうですが、いわゆる、次元を超えていく時に、宇宙の3次元、4次元というのは、あくまでも光というものの法則で成り立っている世界ですが、5次元ということになると、それは、リサ・ランドールがいうように、5次元には重力しか出ていけないと言っているわけですね。
ですから、ある面では、光が、次元によって閉じ込められるというか、一方で、次元を超えていく時、3次元、4次元から5次元に行く時には、光が閉じ込められるという物質というものがあって、その先の次元に入るものもある、ということになるわけですね。
そういう神話知を、現代に活かしていくような思考法とか、概念とか、意識というものを、それらを実験によって出来れば、それが1番良いわけですが・・・

◇「光よりも速い」概念や粒子を想定してみる

今後は、宇宙全体というものを通り抜けていく、見ている概念レベル、意識レベル、思考レベルというか、そういうものの速さでもって通り抜けていくというようなところでは、概念としては、やはり、光の速さ以上は無いというのが、アインシュタインの法則ですから、それを認める人も、今度は、光よりも速い速度で動く粒子というものを想定するということをしないと、今度は、次元は通り越しますが、少なくとも繋ぐ概念や意識がないと繋がらないので、いわゆる思考の非線形化というか、そういう概念の断絶が起こってしまうんですね。
それを、人間の意識の中で超える為に、何が必要かというと、光の何百倍とか、何千倍とか、そういうひとつの速さというものが無いと、そういう意識に行けないと。ただ、その概念の中で、重力だけでは不十分で、少なくとも、光よりも速いという概念や粒子を想定した思考方法を一度してみないと、重力だけの、非常に微細なものであり過ぎて分からないと。
確かに、リンゴが降ちる引力から重力が想像されるかもしれませんけれども、なかなか重力というものは、分からないというかね。その時に、光というものの速さを超えていく時の何百倍というような概念をしないといけないと。
人間の血液も、心臓から末梢神経まで19秒で行って20秒で返って来るといいますけれども、その瞬間の圧というのは、光の600倍なんて言われているんですね。そのくらい速い速度になるというんですが、1秒間に30万キロということですから、毛細血管の全てを出した計算で、だんだんと狭くなっていく係数を考えると、そのくらいになるという計算も有るくらいです。

◇高速という意味のギリシャ語「タキオン」

少なくとも、光そのものの速さの何百倍、何千倍の速さのものは、タキオンといって、ギリシャ語で高速という意味の概念があるんですね。それも、我々も30年位、東京工業大学の大学院生たちと研究していたのですが、少なくともそういう世界があるんだということですね。高速という世界が、ギリシャの時代から、その言葉があって、その言葉を使って、名付けたものが、タキオンということになるわけです。
ですから、我々はタキオンという概念を取り入れて、少なくとも宇宙を高速でいくということが、138億年もかかっていたら、とても宇宙を凌駕というか、把握するという意識に至ることが難しいんじゃないかと思うんですね。
意識とか、概念の中では、自由に飛べますけれども、概念を装置化する、意識を装置化する、思考を装置化する。そして、それが全て実験で、証明に繋がるような発想でいかないと、宇宙というものを外側から見る、あるいは、別の次元から見るようなことが出来ないということになるわけです。
今、我々が宇宙全体を畳み込んで理解するということの装置化は、メビウスという概念で装置化をしているわけです。もちろん、これは古神道の畳む、包む、結ぶという、物事を見たり、把握する時の方法論として、縄文期から培ってきたものがありますから、そういうもので、まずはメビウスという概念と、そして、今の宇宙は、全て暗い光という電磁波で出来ておりますからね。そのところで捉えるという捉え方ですから、当然、電磁場を使って、そういうことが可能かということを、概念として、その装置として作らせていただいて、実際に、意識が畳み込むという感覚になるということが証明されたわけですね。
今、その辺りを皆さんにも、お渡し出来るようなものまで作ろうとしてやっていますし、今、それを発信するMシステムというものまで、コンピュータの1つのソフトとして、あるいは、ハードとして作り込んでいるわけです。
この次の段階は、既にタキオンという粒子を発生させる装置化、今まで概念であったものを装置化するというところを今、やらせていただいて、一気に、4月、桜の花が開くように、それが始まってきたということですね。
そのところを概念的に、論理的に、間違いないんだなというところまでを、そういう意識の変革が起こってきていると。みんなで確認出来るようなところまで、来ているというか。それは創生の水というか、いわゆる、別天水というものを創りましたけれども。
今度は、次元を超える為の概念装置を、これからは明確に認められ得るものとして作っていこうということで、やらせていただいております。そういう人間の意識の塊のようなもので、結局は、ある面では、結界になったり、世界というものを理解するということをしていると思うんですね。

◇地球の重力を超えた生存の場所を探すときに

ボイジャーが37年掛かって、地球から太陽系を抜けて、いよいよ銀河系に入っていくというところを飛行しているわけですね。そういう大変な時間をかけて、機械が客観的に、人間が意識として、大宇宙から太陽系を見るという見方が、ようやく、機械と人間の関係の中で、人間が、人間の意識を装置化して、そしてそれで見ることを証明することが出来る、あるいは感覚として味合うことが出来るようなところまで、今の科学や意識が進んできている時であると思うんですね。
もちろん、この宇宙そのものが、秒速2キロくらいでなければ、この地球の引力圏から無重力、宇宙真空のところに抜けられないということがあるわけですが、そういう人類というものが、この地球の中で進化して、例えば、猿から人間が進化したという進化論もありますが、700万年という時間をかけてですね、また、その前は、海の底の生命体だったのかもしれませんけれども、次第に、1/6の重力から、1の重力、2の重力というところに来た、人類の歴史の中で、身体の進化、特に、膝の進化はあと700年くらいで完成するということですね。今、1番人間の弱いところが膝で、どうしても年を取ると、膝を悪くすると。なので、人間の進化の途上にあるものが、膝だと言われているんですね。あと、700年くらいで完成するということも言われています。
少なくとも、今、人類が意識進化という意味の進化のレベルになってきた時に、今、移動しようとしている先が、この地球の重力を超えた、あるいは重力が無くなるような感覚の中での生存の場所というところを探すということがテーマになっているわけです。

◇無重力状態ではカルシウムが足りなくなる

ですから、火星に行く時に、我々の音響ベッドを、NASAのエージェントが、使いたいと言ってこられたこともありました。これは、単なる音波というものが、身体に直接、伝わる時の法則というものが、距離の2乗に反比例するというだけなんですけれど、それは、22mmであるということで、その音が身体の中に入って、骨の再生、骨髄の活性化をするということですね。
そもそも、無重力状態になった時に、一番足りなくなるものは、カルシウムなんですね。
無重力状態では、血液の循環に変化が起ったり、骨髄の中で、血液を作る為に指示をするメッセージ物質があるのですが、そういう情報がしっかりと骨髄の中に伝えられていかなくなると困るので、骨髄の中で正しい血液を作る、あるいはミネラルを守っていくということが出来れば、長い宇宙旅行でも良いということになるんですね。
意識だけが飛んでいくということは、昔からあったのですが、少なくとも音響ベッドは、
意識だけが飛んでいく、あるいはそれを留める、あるいは骨の中をより良い状態にするということも含まれてあるということが、たまたま、「なみのりふね」という音響ベッドということになるわけです。
そういう人類の意識進化に基づいたものとしての概念を装置化していくということが、今の人類の意識進化というものに寄与することに繋がっていると思います。

◇物と事が変わるかどうか

そういう中から見たら、我々は、今、お祓いをあげているということが、お祓いの音波としての粒子や波というもの、あるいは重力波、重力子など色々なことが含まれていると思うですね。
光波、光という存在を使って祓いが行われるということで、作法なんかは、そういうことだと思うんですが、そういうものが、今のエネルギー場というものから見た時に、我々の祓いのエネルギー場というか、エネルギーというものは、一体、どこに一番の根拠や力強さがあるかといったら、物と事に対して変化を与えることが出来るようなエネルギーということになると思うんですね。
言葉によって変えていくということが可能になるかどうかというところが、我々は、言葉を天名、真名、神名といって、それを脳髄でコミュニケーションしますから、そんなに問題はないわけですが、言葉によって意志を伝えたり、感情を伝えたり、知識を伝えたりするということが、十分に可能なわけです。
それが、人間以外の存在、機械であったり、生きとし生けるもの、あるいは物質であったり、それから、神という存在に伝わるかどうかですね。そして、それが具体的に物と事が変わるかどうか、コミュニケーションの結果、より良いコミュニケーションが起こって、そこでもって事態が変わるということが出来るかどうかということが問われてくるわけです。

◇全ての次元宇宙を存在せしめているエネルギー

次元を超え、位相も広がっていくというか、これは、情緒的な、精神的なもの、愛も、博愛という広がりを持つということも、可能なわけです。
少なくとも、今、我々が、5次元どころか、10次元、11次元という、次元を超えていく時の搬送波をもって、つまり乗り物と、最後まで伝えること、あるいは、結果的には、それらが全ての次元宇宙を存在せしめているエネルギーになるし、我々が、その宇宙というものを、極端に言うと、存在を与えているといったら、失礼ですけれどもね。
そういうところまで、意識の広がりを持っていくということによって、少なくとも、存在ということが確認されるところまでいくことが大切なことで、その時に光や音という3次元、4次元で、重力というもので5次元、光の中に、電磁場とか核力(かくりき)とかありますが、そういう今の宇宙における存在の概念と、5次元から10次元までは、重力というもので、存在されているエネルギー場、そして、11次元は創造意志というか、次元創造意志というか、我々はそれを次元宇宙コンピュータという言い方で、そういう開発をするんだということを言っているんですが。

◇言霊子「ロゴストン」

少なくとも、11次元までの次元を循環できるような概念と、その装置、あるいはそこを行き来する一番の元になるエネルギーというもの、それが粒子としたら粒子、波としたら波
というものが存在しているものが、当然、言える訳であって、その言霊子というか、グラビトンという重力子に対して、ロゴストンと呼んでいるわけです。
その言霊子が、11次元まで創造意志を離散させ、さらに循環することが出来ると。そこに我々は、世界に今まで無かった、祓いと鎮魂と言霊という統合のことをいいますが、言霊という概念で、その場まで入っていって、そして、それが初めて、宇宙全体、次元全体まで含めた存在の在り様というか、それを、しっかりと我々が概念として、論理証明するということと同時に、その装置化をして、しっかりとそれを理解しましょうということですね。
その為に、我々が普段やっている、アナログ的な意味の祓いの言葉が、言霊波、言霊子というか、そういう波と粒子でいくと。
ちょうど細かい粒子でも、ナノ革命といって、ナノレベルに細かくしていくと、全く違う働きの世界に入るといわれますが、それが、ピコレベルとか、もっともっと小さく細かくなった時の粒子の有り様というものをグラビトンとか、言霊子(ロゴストン)というふうなことを言っているわけですが、そのところが同時に、言葉の中に出ていっているということだと思うわけですね。それをどういうふうに測定したり、把握したり、納得から確信に至るところまでいけるかどうかというところが、今の時代の、最先端の科学をする中で、必要なことの理由だと思うですね。その辺りも含めて、装置化をするということでやらせていただいていると同時に、このお祓いから、そういうものを掴んでいくということが必要なのだと。

◇「言霊が突き抜けて行くんだ」

ですから、ご修行によって身体を通り抜けていくという感覚をお祓いによって受けるということは、単なる音波としての周波数が、表面に共鳴しているということだけではなくて、これは、高濱浩先生に確認を取っておりますが、先生のお祓いが突き抜けているということを感じた時、「どういうことなんですか」ということをお聞きしたら、「言霊が突き抜けて行くんだ」と。
「非常に、小さな粒子が突き抜けていくんだ」ということを言っておられました。そして、「この宇宙は、その粒子で充満しているんだ」というふうに、先生は、仰っておられたんですね。まさに、ご修行を通じて、身体の中を風のように通り抜けていくような感覚というものを体感するということが、言霊子、ロゴストンの理解の1つの方法ではないのかなということを感じました。そういうことに気が付く人たちが、いよいよ、何人もお出になったということは、非常にアナログ的な意味の祓いとご修行というものが、装置化に確信を持つ為に、役立っていただいているんじゃないのかなと感じました。そんなことでございます。
今日は、ありがとうございました。