0414話:2018年04月26日

おはようございます。
何かご質問はありますか?

●Nさん
こちらに来てから、1ヶ月半くらい経ちました。大祓もしっかりとやり始めてから、同じように1ヶ月半で、私の体感なので、みなさんが、どうなのか分かりませんが、エネルギーが、上昇するような感覚があって、凄い身体が暑くなるし、頭も暑くなるんです。そうしてくると、ちょっとぼーっとしてきちゃったりとか、体調が悪い時は、クラクラしてきちゃったりして、意識をなるべく下に向けたほうが良いのかなと思っていて、ちょっと丹田とか、身体の何処かに意識を向けるように、気をつけたりはしているんですが・・・。
大祓中に、どこに意識を向けているのが、何というか、安定するというか、唱えている時に、落ち着いてやれるのかなということを、お伺いしたいです。宜しくお願いいたします。

【七沢代表】

◇気(き)と血(ち)を清める

白川のお祓いというのは、気血を清めるというんですね、気(き)と血(ち)ね。
最初の身禊祓の時は、底筒男、中筒男、上筒男というか、三段に分けているんですね。上、中、下で、下は腰から足先の下というか、底津海津見神、底筒男命、中津海津見神、中筒男命、上津玉積神、上筒男命と、身体の前そして後ろの両方から、三分割して、意識的にお祓いをあげていくんですね。それで、三段階で清めるということをするんですね。
その後、大祓に入るわけですが。祓いの詞には、右旋と左旋の旋回があり、また、旋転もあります。祓いの詞は結構、自在性があるんですね。それと、3つの祓いの詞の中身と合わさって、天と地という関係ですね、あるいは、天地空と三つ分けて、それをするわけです。
ですから、始めは、天照大神、瓊瓊杵尊、要するに、天の元々の神を祓う祓いでもあるわけですね、身禊祓は。
その後は、天の規則を、地にもたらすということで、瓊瓊杵尊が、降臨する場面から行うんですね。高山(たかやま)短山(ひきやま)ですね。山から降りてくるようなイメージですね、磐座を押し開いてという形で、天と空と地と三段階に分けて、その内容が出来ているんですね。それは、それに則ってお祓いをするのが良いんですが。

◇すべてに旋回と旋転の動きがある

その時に、どうしても言葉とかが、旋回と旋転を起こしちゃう場合があるんですね。それで、頭の中が、グルグルと渦を巻いて、それでフラフラしちゃうような事とか、色々と起こるんですね。巡りが、左旋と右旋の、旋回と旋転があるということを、だいたい確認しておいて、その上で、お祓いをあげていくしかないと。これは体感でやっていくしかないので。
存在ということは、全てが、ある面、右回り、左回りでまたそれが、螺旋状に上がったり、それが、また降りてくるということが、動きとしてはあるんですね。それを、段々と分かるようになるんですが、全てのものに、神も天津神と国津神で、右旋と左旋があって、自然も、DNAまで、実は、右旋と左旋があって、魂にも右旋と左旋があると。
ですから、動きの全ての中に、直線とは、人間が考える、人工的な思惟(しゆい)というか、考えなんですね。
だから、人間だけにある世界です、直線とは。だから、アインシュタインが言ったように、重力でもって歪んでしまうと。だから、真っ直ぐなものというのは、この宇宙にはないというのが、原則だけれども、人間だけは、「直」という考えがあるんですね。それが、一つ行き着いた真面目さみたいなものの窮極の表現だと思うんですが、それは、また別の時に話すことにしてですね。

◇利己的な遺伝子と公の遺伝子

要するに、全ては旋回と旋転になっていると、ですから、遺伝子もそうで。我々は、大祓が分かる遺伝子もあるということですね。それは、全て、公のことで、最近、私が言っているのは、公の遺伝子と、利己的な遺伝子とあると思うんですけど、最初に発見されたというか、予想されたのは、ドーキンスという人が、最初に、利己的遺伝子と言っていたんですが。
だから、ここは、公的な遺伝子というか。もちろん、体遺伝子と精神遺伝子に分かれるということも、ずっと長く言っていたんですが、なかなか、精神というものも、遺伝子だということを考えなかったんですね。今では、お医者さんに言っても、当たり前ということになったんですが。それも、回転方向が違うと。
精神遺伝子の中で、公というものに変わっている時には、ちょうど転換する際、利己的な遺伝子を抑制する遺伝子と、公の遺伝子を活性化する遺伝子が、遺伝子としてあるというか。その場合は、螺旋だから、どっち回りと言っても良いんですが、そういう違いがあって、それをある面では、大祓とか祓いで、我々は、回転をさせて学んでいるんですね。それが、だんだんと分かるようになると、公の遺伝子が発現すると。
色々と分かってきたのは、3.11、東日本大震災の時に、放射能耐性遺伝子というものがあると分かっていたんですが。放射能耐性遺伝子を活性化して発現して、放射能に対抗するのと、抑制しないといけない遺伝子というのがあって、二通りあるんですね。それを、30くらいある放射能耐性遺伝子の活性と抑制を分けて、発信してみたところ、すごく効果があったことがあったんですね。
それも、今、まさに、我々が、それと同じように、利己的な遺伝子を抑制して、公的な遺伝子を活性化するという一つのソフトウェアを開発したら良いと思うんですね。まあ、既に、やっていますから、そのところに、精神遺伝子があると。まさに、大祓、祓いは、そういう遺伝子を活性化したり、抑制したりすることを、自在にできるという働きに繋がっていると。
ですから、若干、頭が混乱したり、右回ったり、左回ったり、グルグルと巡ったり、一方的に、右回りだけにしたりすると、クラクラしちゃうということもありますが、それにも、だんだんと慣れてきますから、しばらくやってみていただきたいと。
そんなことで、今日も宜しくお願いいたします。