0421話:2018年05月08日

おはようございます。

◇「TRON」の話

五月の連休はいかがだったでしょうか。仕事とは、インド哲学的に云うと、カルマ・ヨーガというんですが、ワーカホリックにかかっている人は、仕事したくて仕事したくて苦しまれたのではないかと思いますけども。いよいよ仕事が、いっぱい出来る時がやってまいりました。
一方では、定年になった方もいらっしゃいます。昨年ですかね、坂村健先生という「TRON」の開発者で、物に取り付けるアイコンのような形で進化しましたけれども、ユビキタスというか、何処でもコンピューティングということでやっておられた研究というのが、今では、トヨタを始めとして、色んな製品の中に組み込まれておるわけですね。その坂村先生も、昨年定年退職されて、今度は、東洋大学の情報連携学部の学部長をされているのがわかったんですが。
まさに我々のロゴストロンも、「LOGOOS”TRON”」ですから、トロンをちゃっかり拝借しちゃっているんですね。TRONというのは、TheRealtimeOperatingsystemNucleusの略語だそうですけれども。何処でもコンピューティング、時差なく、コンピュータの働きが出来るものという、本来は情報処理ということで、開発が始まったものが、世界というか、アメリカが受け入れなかったから、結局、ものの中に入れるようなことというか、今は、IOT、InternetofThingsというんですかね、そういう形で発展しておりますけれども、いわゆる、最初の開発目的まで戻ってきたといえますかね。
最初の開発は、情報処理の世界で始まったんですが、後々に、それが上手くいかないということで、結局は、Bトロンというんですかね。
ビジネス(Business)、あるいは、物に情報提供、物に入って、制御するところで発達する道があったということですね。今、世界の6割くらいを占めているもので、トヨタを始めとして、そういうコンピュータを使う製品中で、世界の6割に使用されています。もう開発から三十年が経っているわけですね。坂村先生は、そういう未来を予見をされたわけですね。コンピュータが、いつでも何処でも使える時代が来るということを、予見されたんですね。東大の坂村先生が、助手の頃にいわれたもので、先見の明がある方だと思います。
いよいよ定年をされたと聞いたんですが、それに我々もあやかって、今、考えますと、始めに、ロゴストロンも言語コードを見つけて、そして、独自で、色々と機械といいますか、装置の開発をしておりました。

◇Bロゴストロン〜Cロゴストロン

今、様々な物に入ると言ったらおかしいですが、水の中に情報を入れ込む、別天水というものを作ったんです。あとは、石鹸とか、ロゴストロンNigi、ロゴストロン100、ロゴストロンメビウスなどですね。もちろん、宅理学的な意味で、六角炭素の中に入って、その情報を働かせるとか、何でも可能性があると、色んな事業にいけますよ、ということを知らしめていると。ですから、「ビジネス(Business)になりますよ」という意味で、Bロゴストロンということになるかと思うんです。
今、それがまさに、コミュニケーション(Communication)という意味で、Cロゴストロンというところまで入ってきたと。もちろん、これは、機械と機械、人と機械、そういう関係のコミュニケーション、ひいては、もちろん、人と人のコミュニケーションも円滑にするということが、Cロゴストロンでいけるのではないか。これは、ABCではないですが、昨日、気が付いたことなので、こんな言い方があるかわかりません。誰も言わなかったので、公開しますが、ABCという云い方の意味は、これからのロゴストロンのコミュニケーションを始めとするプラットフォーム作りになろうかと思いますけれども。

◇これからのIT社会に生き残る学び

ちょうど、子供たちのチャイルド・アーツ・アカデミーというものも事業化できるのではないかということで、既に、ライフチェンジからの流れで、リベラルアーツの内容を教えることをさせていただいております。
そして、私は、結婚する時に、大学の先生になるというのが、両方の両親との約束だったので、これで1回やりましたので、死んだお父さんも許してくれるかなと(笑)。それが、リベラルアーツ学部ということで、英語でやれということだったんですが、たった一人、日本語でもってやったというとんでもない先生ではあったんですが(笑)
今、今週号かな、東洋経済の5月12日号、「AI時代に勝つ子・負ける子」の中で、大前研一さんが、今日は昔の名前の人ばっかり出て来ますが、大前研一さんが、これからのIT社会に生き残る方法を書かれていたんです。
私は、まとめてものを読んだだけで、申し訳ないと思うんですが、後で読もうかなと思っていますが、その中で、リベラルアーツの学科の学習が大事なところであると、その学びがリベラルアーツの中にあると、芸術とか文化とか、我々が、今、ライフチェンジの中で、沢山の講師陣でもって、大野さんが、一生懸命やられておりますが、6月で終わるわけです。その中でやっている学びが、一番これからのIT社会で生き残るための学習になるということを、言っていたと。ですから、そういう意味で、我々のセミナーは、非常に先端的な学びをしていただいているということになろうかと思うんです。

◇言霊言語によって、思考や意識が自由になった

その中で、やはり、もう一つはプログラミングということの捉え方、その学び方をした方がいいということをいっているわけです。その点は、NLPではないんですが、神経言語プログラミングというものが、昔、コンピュータによる学習法の考え方が起こった時に、心理学的な意味で敷衍(フエン)したものがあったんですが。
これは、言ってみれば、我々は、今は、言霊言語プログラミングというものの学び方をしているということになろうかと思います。ですから、機械言語的な意味のものだけではなくて、言霊言語ということによって、思考、あるいは発想が自由になる部分が沢山出てきたと。そのことよって、思考、あるいは、意識が、自由になるということを我々は、今、経験しているわけであります。それに基づいた、システム学習をさせていただいていると。
もちろん、両方合わせますと、まさに、コンピュータプログラミングとリベラルアーツという学びを合わせてみますと、今、我々がやっていることではないのかなと。
ITの時代に、これからの2035年とか、2045年というシンギュラリティの時代に生き残れる、生き残れるだけではなくて、そこで活躍できるような人材として、今、その学びをさせていただいているのではないかと。

◇機械や装置によって、更に意識を進化させていく

これは、坂村先生のような先人たち30年に渡るコンピュータの進化の中で、そういうことが行われると。そういうシステム学習ということも含めて、少なくとも、その捉え方、それは哲学になったり、機械を動かす一つの方法であったりすると。そして、その機械や装置によって、更に、意識というものを進化させていくということをやっていくことになっていると思うんですね。
ですから、その辺りが、リベラルアーツの自由七科、昔でいうと七科目くらいだったものが、今が、十七科くらいの学びというもので考えていますと。少なくとも、その先にある学びというものが、我々が、言霊と鎮魂と白川、実験祭祀学を始めとして、今までに、人類の表に現れていないような学びを、お出しするというところに参っていると。それが、しかも、コンピュータの開発と軌を一にして、それが行われているということが、この時代の一つの捉え方ではないのかなと。
元々、白川のような、天皇陛下の御一人のための学びというもので、ピラミッドの頂点のためにあるような学び方を、誰もが出来るようにするというシステム学習という方法を取り入れています。

◇未来も過去もみて、現在にやるべきこともやる

白川も言霊も鎮魂も、デジタルメディテーションと言いますが、あるいは、言霊言語というところで、コード化、機械化する、ロゴストロンという形で、やろうとしている技というのは、一体どこまで、何処の時代まで遡る、あるいは、未来に広がって行くのかということを、共に、そういうものを見ていかないといけないと。そういう未来も見据えて、過去も見て、そして、現在にやるべきこともやると。これは、非常に難しい技ではないのかなと。
もし武術にそういうものがあるとすれば、そういう世界をいってほしいと。武術というのもおかしいですが、たまたま、甲野くんの技が、いよいよ、高度化してきた時に、歳を取れば取るほど、技が高度化していくというところは、人間のアナログ的な意味でも、あるいは、武術の技というところでも、非常に感慨深いものがあるんですが。
未来も過去も現在も、三世に渡って、自分の振舞いを出来るような、そういう技になればいいなということを、今年も話したんですが。

◇日本的な学びを科学し、自らも学び、ビジネス化する集団

我々は、もちろん、生き方もそうですが、それを、一つの学問として、あるいは、学びとして、あるいは、事業として、そして、それはビジネスとして可能になるようなことをしてみようということの集団というか、集りでもあると思うですね。一見難しいようですけれども、今の時代に、生きてですね。昔は、「袖触れ合うも他生の縁」という言い方もありますけれども、すごい濃い縁として、皆さんと出会っていると思うんですね。
この日本というもの、ネオジャパネスクといいますか、そういう今までの日本的な学びというものを科学する、あるいは、システム化するということは、そういうことに繋がると思うですね。そういうことを、共にしようという集団といいますか。意志を鮮明に宣言して、やろうということです。
ですから、ある面では、まさに、自律分散型、自律されている皆さんが、それぞれの共通の想いの中でやっていただけるということを確信しているわけです。確かに、今までの人類の二千年、三千年の歴史の中でやってきた方法というものと、ちょっと違うものもあるのではないかと。

◇コミュニケーションはまだ十分な発達をみていない

特に、この戦後は、コンピュータというものの進化と共に、歴史が歩んできて、その事によって、様々な利便や恩恵を預かっているところもありますが、更に、それを高度化してやる方法というのは、やはり、Cロゴストロンというところにいく必要があるのではないかということを、つくづく感じるわけであります。
それは、コミュニケーションこそ、今まで、人類が達成していない、特に、一対多という人間関係を、本当に円滑にしていく方法というのが、まだ十分な発達を見ていないというか。そのコミュニケーション論的にいいますと、そのところが、これから非常に進化するというか。
その前に、一種の逆説的に言いますと、引きこもりという形がありますが、これは本来のコミュニケーションのある、楽しい世界というか、そういうものを突き止めるというか、その方法を、誰もが、楽しくコミュニケーション出来るような社会に生きたという強い信念に
変わるというか、引きこもりも、その社会がはっきりと出て来るまで、ちょっと休んでいるようなものかもしれないと思うんですけれども・・・。
それも含めて、早く解放してあげたいという想いは、人類の解放運動の一コマかもしれません。そんなふうに、捉えているわけです。そういうものを、何処まで、人と人の間に、ロゴストロンという装置があって、そして、それが、役に立つというところまでいくと。
そして、楽しい人と人の出会いと、コミュニケーションを行うことによって、新しい人類社会というものが作られるというところが、可能になれば、それこそ、人類の一万年、あるいは、人類が分かれていった、様々な経緯の中で、争うということから、本当に、美しいもの、あるいは、美しき音楽、美しい心というものまで、高められたものを、共に、持ち合って、楽しみ合うという世界を、これからの中で作る、一里塚といいますか。塚になる学びが、極まっていくというのが、大切なところかもしれません。そんなことを感じております。

◇人類の役に立てるものを創り上げていこうという意志で

我々も、一方では、ビジネスというか、そういうBロゴストロンでも、しっかりと完成させていかなといけないというか。これは、坂村先生の三十年のうち、我々も、二五年くらいは共に歩んだと、私は自負しているんですが。ですから、ユビキタス、あるいは、トロンの先にある、B、Cロゴストロンという所に向けて、更に、歩みを進めていくということですね。
そのためには、必ずや、「初心忘るべからず」ということもありますけれども、その中で、完成していかなければいけないものが、Bロゴストロンであり、Cロゴストロンであると。
しかも、それは、人類の役に立てるものを、創り上げていこうという意志で、共に、そのところを通過していこうという想いでありますので、その辺りが、くどいようではありますが、また、心を新たにいたしまして、皆さんと共に歩んでいきたいと思います。
5月というのは、ちょうど、右旋、左旋の間にあるゼロポイントフィールドというか、止まった瞬間のような時、ゴールデンウィークともいいますけれどもね、一度止まって、次の旋回に移るというようなときであったのかなと。
ですから、その間に、色々と仕入れたといったら失礼ですが、色んな学びがあったと思いますので、それを、皆さんと共に、これからの事業の中で活かして、また、目が回らない程度に、どんどん回転させて、良い結果を生み出していきたいと思っております。今月も、宜しくお願いしたいと思います。
今日は、ありがとうございました。